「ホーリーランド」「自殺島」など森恒二のおすすめ漫画紹介

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漫画家・森恒二さんの作品について、簡単にオススメと紹介をしていきます。
非常に熱中度が高い作品ばかりで、個人的にはもっとみんなに知って欲しいと思っています。

森氏の書く漫画は実体験に基づくものであったり、綿密で入念な取材を基にしているため、非常にリアリティを感じさせる作品となっています。
設定や展開は、もちろん漫画らしい創作による部分はありますが、ホーリーランドでは戦いの描写、自殺島では自然でのサバイバルの描写など迫力があります。

ホーリーランド(ヤングアニマル 2000年~2008年 全18巻)

とても簡単に言うと、引きこもりの気弱な高校生がどんどん強くなっていき、強敵と戦っていくストーリーです。
運動不足解消のため、ボクシングのワン・ツーを家で練習し始め、その動作だけは非常にレベルの高い技術を身につけます。
そしてひょんなことから不良を倒してしまったばかりに、街のチーム抗争に否応無しに巻き込まれていく・・・というような展開です。
ボクシングをはじめとして、様々な格闘技を使う相手が出てきて、そのたびに主人公は苦戦をしながら、その技を自分のものにし、強くなっていきます。

ルール無用のストリートファイトがリアルに描かれており、路上ならではの攻防やセオリーなど、ドキュメンタリーのナレーションのような語り口もリアリティを高めています。

格闘技の技術の話も大事ですが、精神的な部分についても深く描かれており、決して単なる喧嘩漫画ではありません。
それでいて、漫画のエンターテイメント的な部分もしっかりしており、非常に完成度が高い作品だと思います。

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自殺島(ヤングアニマル 2008年~2016年 全17巻)

自殺志願者が無人島に送られて、そこでサバイバルをしながら生きる意味を見出していくという話です。
食料や飲み水の確保、病気、怪我、人間同士の争いなど、極限状態で、生きるとはどういうことなのかということが描かれています。

サバイバルの部分に関しては、作者も実際に体験取材をしてきたそうで、非常に強い説得力とリアリティを感じます。

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デストロイ アンド レボリューション(週刊ヤングジャンプ 2010年~2016年 全9巻)

主人公たちがやっていること自体は、鬼頭莫宏の「なにかもちがっていますか」や、小畑健の「デスノート」と似ていますが、もっとシリアスで真剣な内容でした。
「なにかもちがっていますか」は、日常と非日常が隣り合わせな、どこか滑稽に見える世直しが妙な面白さに繋がっていました。
「デスノート」は、純粋に手に汗握る頭脳戦という感じでした。
しかしこの作品は、現代社会への痛烈な批判も含まれており、単なる娯楽漫画というよりもメッセージ性が強いなと感じます。

さすがにこれは作者の実体験ではないでしょうが、これまでの作品のように、細かい設定や描写のせいかリアリティ・説得力を強く感じました。

これまでの作品同様、作者なりの回答・答えというものが、最終話で描かれています。

ただしそこまで深い作品と捉えなくても、超能力を持った超人同士の戦い、あるいは警察・軍VS超人、というハリウッド映画のような構図でも、十分に楽しめる漫画になっています。

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