「ホーリーランド」など森恒二のおすすめ漫画紹介

漫画家・森恒二さんの作品について、
簡単にオススメと紹介をしていきます。
非常に熱中度が高い作品ばかりで、
個人的には、もっとみんなに知って欲しいと思っています。


①ホーリーランド – 『ヤングアニマル』(2000年20号 – 2008年11号、全18巻)
②自殺島 – 『ヤングアニマル』(2008年22号 – 2016年17号、全17巻)
③デストロイ アンド レボリューション – 『週刊ヤングジャンプ』(2010年47号 – 2016年48号、全9巻)

(↑ この3行は、Wikipediaよりコピーしました)
森氏の書く漫画は、実体験に基づくものであったり、
綿密で入念な取材を基にしているため、
非常にリアリティを感じさせる作品となっています。
設定や展開は、もちろん漫画らしい創作による部分はありますが、
ホーリーランドでは戦いの描写、
自殺島では自然でのサバイバルの描写など、
迫力があります。


①ホーリーランド

とても簡単に言うと、引きこもりの気弱な高校生が、
どんどん強くなっていき、強敵と戦っていくストーリーです。
運動不足解消のため、ボクシングのワン・ツーを家で練習し始め、
その動作だけは非常にレベルの高い技術を身につけます。
そして、ひょんなことから、不良を倒してしまったばかりに、
街のチームの抗争に、否応無しに巻き込まれていく・・・というような展開です。
ボクシングをはじめとして、様々な格闘技を使う相手が出てきて、
そのたびに主人公は苦戦をしながら、その技を自分のものにし、
強くなっていきます。

ルール無用のストリートファイトがリアルに描かれており、
路上ならではの攻防やセオリーなど、
ドキュメンタリーのナレーションのような語り口も、
リアリティを高めています。

格闘技の技術の話も大事ですが、精神的な部分についても深く描かれており、
単なる喧嘩漫画では、決してありません。
それでいて、漫画のエンターテイメント的な部分もしっかりしており、
非常に完成度が高い作品だと思います。


②自殺島

自殺志願者が無人島に送られて、そこでサバイバルをしながら、
生きる意味を見出していくという話です。
食料や飲み水の確保、病気、怪我、人間同士の争いなど、
極限状態で、生きるとはどういうことなのか、ということが描かれています。

サバイバルの部分に関しては、作者も実際に体験取材をしてきたそうで、
非常に強い説得力とリアリティを感じます。


③デストロイ アンド レボリューション

超能力を使い、世直しをしていく者たちの話です。
主人公たちがやっていること自体は、
鬼頭莫宏の「なにかもちがっていますか」や、
「デスノート」と似ていますが、もっとシリアスで、真剣な内容でした。
「なにかもちがっていますか」は、日常と非日常が隣り合わせな、
どこか滑稽に見える世直しが、妙な面白さに繋がっていました。
「デスノート」は、純粋に手に汗握る頭脳戦という感じでした。
しかしこの作品は、現代社会への痛烈な批判も含まれており、
単なる娯楽漫画というよりも、メッセージ性が強いなと感じます。

さすがにこれは作者の実体験ではないでしょうが、
これまでの作品のように、細かい設定や描写のせいか、
リアリティ・説得力を強く感じました。

これまでの作品同様、作者なりの回答・答えというものが、
最終話で描かれています。

ただし、そこまで深い作品と捉えなくても、
超能力を持った超人同士の戦い、
あるいは警察・軍VS超人、というハリウッド映画のような構図でも、
十分に楽しめる漫画になっています。

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