草野球チームで、勝ちにこだわることの弊害

草野球をやっている人なら一度くらいは、
「行きたくないな、イヤだな」
と思ったことはないでしょうか。
僕は何回もあります。

結論から言えば、行きたくないなら行かなければいいんです。
草野球は仕事ではなく、趣味の範疇のものです。
嫌な思いをしてまでいく必要はありません。

監督して、チームを運営しているのであれば、
それなりに責任は生じるでしょうが、
いちメンバーなのであれば、大した責任なんてありません。

僕のような野球未経験者が嫌になる理由のひとつとして、
「チームが勝ちにこだわるようになる」
というものがあると思います。

今回は、もともと「みんなで楽しむためのチーム」だったのが、
「勝ちにこだわるチーム」になるとどうなっていくのか、
自分の居たチームを参考に、語って見ようと思います。


~勝ちにこだわるようになるとどうなるか~
①練習
②オーダー
③試合
④その他の部分

KeithJJ / Pixabay


①練習

実力ある経験者のための練習が中心となり、
未経験者が上達できるような練習は少なくなっていきます。
ノックにしても、結局試合では、実力のあるメンバーが守るため、
未経験者はお手伝い的な役目に徹することが多くなってきました。
(ボール拾い、ノッカーへのボール渡しなど)

ただ、僕の所属していたチームにおいては、
経験者組は練習にはあまり来ず、試合だけに来るケースが多かったです。
そのため、未経験者が練習の機会を奪われるということは、
そこまで無かったように思います。

ただ、試合で中心となる人間の意見中心の練習になるため、
フリーバッティングなどの実戦的な練習が多い傾向がありました。



②オーダー


当然、実力順になるため、経験者がメインとなります。
いくら未経験者が練習しても、経験者には適わない部分が多いため、
試合だけに来る経験者で固められていきます。

こうなってくると、未経験者としては試合に出るチャンスが無いため、
練習へのモチベーションが下がっていくということがありました。
また、練習のときとはメンバーが全然違うため、
チームの雰囲気もまるで違います。
もう別のチームでいいのではないか、と思うこともあります。


③試合

楽しむための試合ではなく、勝つための試合となるため、
殺伐とした雰囲気になることも、しばしばありました。

ゲッツー崩しなどのラフプレー、ワザと当たりにいくデッドーボール、
キャッチャーミットを狙った、打撃妨害狙いの大振りスイングなど、
「汚い」戦法が増えていきます。

当然、相手チームとの雰囲気も悪くなり、
楽しめるような雰囲気では無くなって来ます。
ミスについても、許されるような空気ではなく、
守備のエラーに対して、投手が怒っているような仕草を見せることもあります。


④その他の部分

以上のように、勝ちにこだわると、未経験者組には厳しい環境になっていきます。
チームの方針として「勝ちに行く」のであれば、それは仕方ないことなのだと思います。

しかし「楽しむことが第一、その中で勝ちにいく」という、
中途半端な方針を採るならば、明確なルールが無ければ、
チームは成り立っていかないでしょう。

例えば、試合の参加表明を真っ先にした人から優先的に、
希望のポジションを埋めていくとか、
練習に最も多く出席している人から優先するなど、
そのようなルールが必要になってきます。

人数がもう揃っているのに、
後からギリギリで表明した経験者が、
早く参加表明している未経験者を押しのけてしまうのであれば、
早く表明する意味がなくなってしまいます。

勝ちにこだわるのか、楽しんでいくのか。
草野球の永遠のテーマだと思いますが、
あなたのチームは、うまくやれていますか?

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