漫畫《別稱之為謎》(田村由美作)的介紹與評論

アフロ 漫畫和動畫
本文閱讀時間約為3分鐘。

「ミステリ」要素が少しでもあると、つい読みたくなってしまう今日この頃です。
今回紹介するのは、漫画「ミステリと言う勿れ」です。
女性向け月刊誌に連載されている作品で、2019年3月時点で4巻まで発売されています。

作品概要

主人公は、久能整(くのう ととのう)という変わった名前の、一人暮らしの大学生です。
記憶力が良いのと、ボリュームのある大きな天然パーマが特徴です。

最初のエピソードでは、近くの公園で起きた殺人事件の容疑者として、いきなり警察に逮捕されてしまいます。
しかし取調室で刑事たちと世間話をしつつ話を聞き出し、安楽椅子探偵のように推理し、真相へと辿り着きます。

とにかく本作の魅力は、整のしゃべりにあります。
ミステリとして、事件がストーリーを牽引しているのは確かですが、脇道に逸れまくりの彼の話が面白いです。

「なぜ娘は父親を嫌うのか」「猫は死ぬときに飼い主から離れる」「真実は人の数だけある」など、色々なことをぺらぺらと話します。
普段、我々が気にしていないようなことに対しても、これはおかしいのではないか、と独自の言い回しで切り込んでいきます。
そしてその指摘の多くは本質を突くようなものが多く、本筋のストーリーよりも気になってしまうくらいです。

整自身は、謎を解こうと躍起になるタイプではなく、穏やかに過ごしたいのに巻き込まれてしまうタイプの主人公です。
あまり大げさに感情を出さずに、淡々と冷静に話していることが多いです。
しかし淡々とした表情ですが、話の内容は感情がこもった内容なので、何とも説明しづらい捉えどころのないイメージです。
別の作品のキャラクターで言うなら、銀河英雄伝説(藤崎竜の漫画版)のヤン・ウェンリーのような印象を受けました。
色々なウンチクが盛り込まれているミステリー漫画という意味では、加藤元浩氏の「Q.E.D. 証明終了」や「C.M.B. 森羅博物館の事件目録」に近いものがあるなと思います。

想法

とても面白かったです。
整の雑談そのものが面白いですし、本質を突いた質問で相手を黙らせてしまうのも痛快です。
脇道に逸れた話かと思いきや、意外と事件と関係があったりして、飽きさせない展開と内容でした。

ミステリだけに注目して読んだ場合のトリックや展開は、並と言ったところでしょうか。
しかし個人的には、ミステリの展開などというものはもはや出尽くしており、どこかで見たような展開であったとしても仕方ないと思います。
むしろ大事なのは味付けであり、ミステリの謎やら推理は、読者を牽引する一要素に過ぎないとさえ、最近思っています。

ところで、最新刊まで読んでいるのですが、主人公の整に関する情報がほとんど出てきていないのが気になるところです。
主人公に謎があるのは素敵ですが、そのうちに明かされるのでしょうか。
最初のエピソードのラストシーンでは、青砥刑事が「あいつずっと自分の父親への恨みを話してるようだったな・・・」と話していますが、これも伏線なのかなと睨んでいます。

ミステリと言う勿れ(1) (フラワーコミックスα)
ミステリと言う勿れ(1) (フラワーコミックスα)(亞馬遜)

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