草野球初心者向け 変化球にチェンジアップ習得をおすすめする理由

野球
この記事は約3分で読めます。

草野球をやっている人であれば、一度は遊びで変化球の練習をしたことがあると思います。
しかし変化球を投げるのは、意外と難しいです。
特に軟式のボールは硬式に比べて変化量も少なくなりがちで、変化しているのかどうかもわかりにくいです。
そんな軟式での変化球の中で、今回はチェンジアップをおすすめする記事を書いてみようと思います。

チェンジアップの有効性

チェンジアップは、ストレートと同じフォームで、ストレートよりも遅い球が来るという変化球です。
バッティングセンターで、球速ランダムのマシンをプレイしたことがある人は、その有効性がわかると思います。
100キロのボールが来るつもりで構えていて、70キロくらいのボールが来ると非常に打ちにくいです。

また、投げ方がストレートと変わらないという点も大きいです。
ボールへの回転の与え方や手首の使い方がストレートと違う変化球は、ストレートが劣化してしまうリスクがあります。
その点チェンジアップは、握りが違うなど、指先だけの違いです。
初心者にとって、ストレートと同じ感覚で投げられるのは、フォームの乱れを防ぐのにも良いポイントだと思います。

チェンジアップの投げ方

チェンジアップの投げ方は、ほとんど握りだけです。
ネットでは、5本指で握ったり、親指と人差し指でサークルを作るなど、色々な握りが紹介されています。
しかし個人的にお勧めしたいのは、2本指で持つチェンジアップです。
僕の場合は5本指で握った場合、どこか1本でも変な力が入ってしまうと、バランスが崩れて制球しにくいと感じました。

一見パームのような握りですが、親指と中指でしっかり握ります。
親指と中指をそれぞれ縫い目にかけるかどうかは、しっくりくる握りでいいと思います。
(僕の場合は親指をかけます)

この握りのまま、本当にストレートのようにしっかりと腕を振って投げます。
それでも球速が出てしまうのであれば、指を変えるなどして、もう少し力が伝わりにくい握りに変えましょう。
大事なのは、本当に自分はストレートを投げるんだというつもりで投げることです。
フォームの力を抜いたり、腕の振りが緩んでしまったりするのは、チェンジアップではなくただのスローボールです。

チェンジアップの副次効果

先ほどの画像をよく見るとわかりますが、僕は人差し指の指先を怪我した際に、仕方なくこの握りでキャッチボールをしていました。
普通のストレートを投げる練習がしたかったので、指を立てて、他はストレートと同じように強く投げることを特に意識していました。
するとキャッチャーが、「腕の振りが凄い割に全然球が来ない」と、すごく捕りづらそうに言われました。
僕の場合は、そこそこ制球もしやすかったので、これは使えるかもしれないということで、チェンジアップとして成立しました。
若干スライドして落ちていくので、右打者から逃げて落ちるような感じです。

話が少し逸れましたが、チェンジアップを投げることの副次効果は、ストレートも磨かれるという点です。
本当にしっかり腕を振らないと捕手まで届かないので、ちゃんと振る意識づけができます。
そのためストレートを投げた時も、強いストレートが投げ込めるので、お互いに相乗効果が生まれていると感じられます。
今では腕がしっかり振れているかの確認で、キャッチボールの時にも投げるくらいです。

まとめ

以上、自分の体験によるチェンジアップをおすすめする理由でした。
遅い系のボールで、カーブなどが習得しにくいと感じている方は、一度試してみてはどうでしょうか。
まとめると、おすすめする理由は以下の通りです。

・球速差での緩急は、打者に対して有効である
・ストレートと同じ投げ方なので、フォームが崩れにくい
・しっかり腕を振る意識づけができるので、ストレートも良くなるという相乗効果がある

そのほか、草野球に関して書いた記事のまとめページです。
草野球初心者向け 打撃・守備・走塁のコツなど記事まとめ
野球

コメント