ゲームを楽しめないときのプレイヤー側の原因を考える

ゲーム
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前書き

ゲームをプレイする目的は何かと言えば、誰でも「楽しむため」であることは間違いないと思います。
(ゲーム関係の仕事やライターの方であれば、仕事でゲームをプレイすることもあると思いますが・・・)
趣味でゲームをプレイするのであれば、それは間違いなく、楽しみに繋がるからプレイしているはずです。

一時期、ゲームを楽しむということが、自分の中で難しくなっていた時期がありました。
その時期は、プレイしていてもなかなか楽しむことができず、面白いと評判の作品を遊んでいても、砂を噛むような気持ちでプレイしていました。

小さい頃は、どんなゲームでも楽しんでプレイすることができていたのに、社会人になって、なぜそれができなくなってくるのだろうと不思議に思いました。
しかしこういった経験のお陰で、実はゲームを楽しむということは、当たり前に出来ることではないのかもしれない、という考えに至りました。

作品が面白いかどうかということの前に、自分自身がゲームを楽しめる状態であることが、何よりも重要なのではないかと思います。
今回は、そういった自分自身の気付きについて、アウトプットしていこうと思います。

ゲームを楽しめないのはどんな場合か

ゲームを楽しめる状態が整っていない

自分だけなのかどうかわかりませんが、どんなゲームをプレイしても「面白い!」と感じるときと、「何だか面白くないな・・・」と感じてしまう時期が、ちょくちょくあります。
なぜこの状態になるのか、はっきりとした理由はわかりません。
体調が良くないとか、リラックスしていないとか、何か悩みや心配事があるなど、様々な要因が考えられます。

しかし一つ言えることは、この状態のときはゲームをプレイせずに、しばらくゲームに触れない方が良いということです。
この状態であれこれゲームをプレイしようとしても、十分に楽しむことができません。
通常の状態であれば十分楽しめる作品であっても、この状態だと面白くなく感じてしまい、プレイをしなくなってしまう可能性があります。
これは大変もったいないことなので、こういう時はいったんプレイから離れることが大事だと思います。

「楽しむ」ということは、とても高度な精神活動であると思います。
お金を受け取っている仕事であれば、楽しくなくても、無理やり自分を奮い立たせて、やり切ることもできるでしょう。
仕事は、楽しい・楽しくないにかかわらず、何らかの作業や成果物を出せば達成できる行為です。

しかし「楽しむ」ということは、趣味・娯楽の領域であり、義務ではありません。
「楽しむ」という目的を達成するには、同語反復になりますが、「楽しむこと自体」が必要なのです。

楽しめる状態に気持ちを持っていけるテクニックを持っている人なら良いですが、何かを無理やり楽しむということは、たいてい難しいことだと思います。
ゲームで楽しむということは仕事でも義務でもないので、プレイしたい気持ちが自然に湧いてくるまで、時間を置くことが必要だと感じています。

コンセプトの違う他作品と比べてしまう

物凄く熱中して楽しめたゲームのプレイ後は、しばらくそのゲームが強く印象に残ります。
昔、ついついやってしまったのは、同じジャンルの作品をプレイした際に、その作品と比べてしまうということです。

たとえば、僕は「ファイアーエムブレム 聖戦の系譜」というスーパーファミコンの作品が大好きです。
ですが同時に、「ファイナルファンタジータクティクス」というプレイステーションの作品も大好きです。
総合的な好きな度合いで言うと、前者の方が好きですが、だからと言って後者が劣っているわけではありません。
両者はゲームデザインやコンセプトが異なる作品ですし、どちらも違った良さがあります。
面白い作品をプレイした次にプレイする作品は、見る目が厳しくなってしまいがちなので、少し冷静になる期間があると良いと思います。
全く違うジャンルの作品を挟むなどして、頭の中をリセットするということが必要ではないでしょうか。

 

ここからは少し余談です。

フリーゲームのダウンロードサイトを巡回していると、コンセプトが違う2作品を比べて、酷評しているようなレビューをしばしば見かけます。
しかし、高難度を売りにしている作品に対して、「難しすぎてクリアできない、つまらない」と評するのは、作り手ではなくプレイ側の選択の問題でしょう。
(上記の場合、難しいということ自体は受け入れ、「難しさの程度」について批評するのであれば建設的です)
フリーゲームは無料なので、気になった作品は簡単にダウンロードできてしまいます。
しかしその分、自分の好みに合った作品を探す力が試されているのではないでしょうか。

お金を支払っているゲームであれば、ある程度批評する権利はあるでしょう。
しかし無償で遊べるフリーゲームに対して「自分の好みとは合わなかった」というレビューは、あまり意味がないように思えます。
わざわざ自分の好みと合わないものに近寄って、面白くなかったと言いに行く行為に、どれほどの意味があるのでしょうか。
「自分に合いそうだと思ったが、ゲーム紹介文から想像した内容と、想像していたゲーム内容が違った」という意見なら、紹介の仕方に改善の余地があるので、意味があるとは思います。
要は、批判・批評がダメというわけではなく、中傷(根拠がないことを言って傷つけること)はやめましょうというスタンスです。

ゲームを完璧に攻略したいと思ってしまう

ゲームによっては、途中様々なオマケ要素や、期間限定の隠しイベントなどが多く作り込まれています。
そういった要素を、初回のプレイですべて取りこぼしたくないと思うあまり、攻略サイトや攻略wikiを見ながら完璧に攻略していこうとするタイプのプレイヤーがいます。

僕も、昔はそういうタイプのプレイヤーでした。
しかし、あるゲームのプレイ中、期間限定のアイテムを取りこぼしてしまい、そのまま上書きセーブしてしまいました。
気付いた時にはもう遅く、やり直すにはまた最初から何十時間もプレイしなければなりません。
そのせいで、せっかく楽しくプレイできていた作品なのに、続きをやる気がなくなってしまいました。

それでもしばらくしてから、一つ取りこぼしがあるくらいで、こんなに面白い作品を途中でやめるのは馬鹿らしいと思い直し、また続きをプレイし始めました。
この経験により、なにも最初から完璧にプレイする必要はないんだ、という考えに至り、気楽にゲームを楽しめるようになった気がします。
一度クリアしただけでは物足りず、さらに完璧にプレイしたい場合に、はじめて完璧を求めればいいのではないでしょうか。

思い起こせば僕も、スーファミの「ファイナルファンタジー6」でも、シャドウを助けられるなんて知らなくても、そのまま楽しくプレイしていました。
むしろ助けられると知ったあとはワクワクして、二周目のプレイが凄く楽しかった記憶があります。

取りこぼしている要素があれば、二周目のプレイをする動機になり得るので、むしろそれでいいのではないかと思う今日この頃です。
プレイヤーによって、独自のプレイスタイルはあると思いますが、そのスタイルが楽しむことの妨げになっているのだとしたら、一考の余地があるのではないでしょうか。

後書き

ゲームを楽しめない時の、プレイヤー側の原因について考えてみました。
作品に対しての満足点や不満点が多く語られる中、プレイヤー自身の姿勢については、あまり目にすることはない気がしていました。
今まで言語化していなかった自分の中の考えをアウトプット出来て良かったと思います。

 

そのほか、本ブログで紹介しているゲームをまとめた記事はこちらです。
本ブログで紹介しているゲーム系の記事まとめ

コメント

  1. ダビドフ より:

    自分も聖戦の系譜好きでした。ほんとに良いゲームでしたね。3周ほどした記憶があります。全スーファミソフトのなかで最高傑作かもしれないですね。

    ファイナルファンタジータクティクスは、当時、難しすぎてクリアできませんでした。後々、ネットの攻略で算術ホーリーを知って、何とかゴリ押しでクリアできました。

    ファイナルファンタジー6も懐かしいですね。定価1万円位で買った記憶があります。ゲームが安くなった今では考えられない値段ですね。

    個人的な意見をいわせてもらうと、昔は、ゲームの値段が高かったので、その元を取るために必死にプレイしてたので、楽しめてた部分はありますね。

    個人的には、幻想水滸伝2とラングリッサー3はクリアして、その後しばらくたった後に真エンドがあると知って、いちいちやり直したくないので、当時激怒した覚えはありますね。今となっては良い思い出ですけどねえ。
    特にラングリッサー3は、発売日に買って、プレイしてたので真エンドの存在など解るわけもなくて、後々、知ったときはショックでしたねえ。

    • losspass より:

      コメントありがとうございます。
      おっしゃる通り、昔のゲームソフトは発売当時1万円台はザラでしたし、自分も幼かったのでお金がありませんでした。
      そのため、購入したソフトは繰り返しプレイして、飽きるまで遊びつくしていた気がします。
      だからこそ、昔にプレイした作品は、深く記憶に残っているのかもしれません。

      長編作品で、取り返しのつかない要素があると、さすがにガックリきますよね。
      そういう痛い目を見た経験があり、私も一度のプレイで完全にクリアしたいと躍起になっていたことがありました。。
      今ではいい思い出です。

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