王都騎士事件譚(フリー・SRPG)紹介・感想・攻略メモ

ゲーム
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短編SRPGとして知られている「事件譚シリーズ」の第1作目である「王都騎士事件譚」をプレイしました。
気軽にプレイできるボリュームで、テンポ良いストーリー展開が特徴です。
1時間ドラマのようなまとまりのある面白さなので、ダレることなく一気にプレイできるのが良いところだと思います。
クリア時間は約1時間半でした(ハードモード)。

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ふりーむ!

ゲーム概要


「王都騎士事件譚」は、全6マップからなる短編SRPGです。
若き騎士レイアが、王都の外と中で起きた事件を追い、解決のために奔走する物語です。

1時間ドラマのように、ストーリーはテンポ良くまとまっています。
本筋と関係ない説明などは思い切ってカットするなど、冗長にならないような工夫がされています。


ゲームシステムは、ユニット同士の支援効果がある以外はシンプルな作りで、武器の3すくみもありません。
しかしその分、難易度のバランスが良好で、遊びやすい作りになっています。
難易度は3段階から選ぶことができ、ノーマルとハードはキャラロストがあります。
難易度のハードでプレイしましたが、難易度としては普通くらいという印象なので、SRPGに慣れているプレイヤーであれば、ハードで問題ないのではと思います。

感想(ネタバレ無し)

物語やマップ攻略に引き込まれ、一気にプレイすることができました。
6章が最後ということがわかっていると、クリアまであと少しだし、プレイしてしまおうという気になります。

SRPGは、一般的に長編の作品が多いと感じます。
しかし長編作品は、クリアするまで長い時間がかかります。
また、取りこぼし要素があった場合のやり直しが大変だとか、育てられないユニットが出てくるとか、色々と考えなければならないことが多いです。
もちろん、これらは面白さの裏返しでもあるのですが、プレイを開始するハードルの高さにもなり得ます。

しかし短編であれば、クリアまでの時間が短いため、気楽にプレイできます。
本作はステージが6つと少なめですし、ユニット育成状況のブレも少ないため、難易度のバランスも安定していると思います。
また、操作するユニットが少なく、1ターンにかかる時間は割と短めなのも、低ストレスである理由です。
育てるユニットを取捨選択する必要もありませんので、ステージをクリアするということに集中できるようになっています。

色々なゲームシステムが組み込まれている場合、本編が短いと物足りなく感じてしまいますし、シンプルなシステムで長編だと、飽きてきてしまう場合があります。
本作はシンプルなゲームシステムではありますが、ちょうど良い長さで終わっていると感じました。
身構えずに、軽い気持ちでプレイしたい人におススメしたい作品です。

攻略メモ・ハード(ネタバレ有り)

第1章 王都騎士

最初に向かってくる敵は橋で迎撃します。
あとはとにかく、独りずつ相手にすることが大事です。
森の上で待機したくなる場合もありますが、そこが敵二人の攻撃範囲になっているのなら、大人しく平地で一人ずつ相手にしましょう。

第2章 未知の魔獣

2ターン目に謎の青年が現れます。
あらかじめマップ右寄りに寄っていないと、敵に突っ込んでいってしまうので、すぐに会話できるよう位置取りしましょう。
ドラゴンは風の弓で攻撃すれば、問題なく倒せます。

第3章 情報収集

6つの民家を回るとクリアになります。
レイアにはショートソードを買っておかないと、武器が不足する恐れがあります。
また、しばらくショップが無いため、念のため応急キットも買っておきましょう。

敵の増援が激しいので、ドレアスと早めに会話をして仲間にしましょう。
一か所にじっとしていると、2方向から囲まれて危険なので、敵の少ない方に移動して戦いながら、民家への訪問をしていきましょう。
ある程度ターンが経つと増援が出なくなるので、そうなったらボスを倒して武器を入手しましょう。
便利な金鎚を手に入れておくと、次の章で扉を開けるのに役立ちます(次マップの準備画面のショップでも購入できます)。

第4章 探索

スタート地点からずっと真下の敵がいないルートを選び、途中の扉は金鎚で壊していきましょう。
マップ下部付近では騎馬兵に追いつかれると思いますが、1マス分の狭い道を利用して、トールズなどで食い止めましょう。
レイアとジェームズを会話させつつ、迫るジョンもレイアで会話させましょう。

しばらくすると、ジョンが進んできたルートから、騎馬兵の増援がどんどん現れます。
ジョンで宝箱の回収(お金と閃光の魔符)をさせつつ、レイアは目的地へ向かい、他のメンバーは通路で迎撃しましょう。
T字の通路で迎撃すると、二人分の間接攻撃が加えられるため、戦いやすいです。

第5章 真相

ドレアスを倒すイメージで、下回りのルートで右下のドレアスを目指して進軍していきます。
後ろからの追っ手はあまり気にせず進んでいき、追いつかれたタイミングで交戦すれば良いでしょう。
魔術師の集団と戦うときは、集中攻撃を受けないように注意して、間接攻撃ができるジョンやアルスで、敵ターンの反撃が出来るような位置取りをしましょう。

宝箱の中には退魔の加護(所持者の魔防+10)が入っています。
次のマップでボスを相手にするユニットが持っておくと、ダメージを大幅に減らせます。

第6章 赤き竜

竜に有効なダメージを与えられるのは、アルスやマリーナが筆頭です。
物理攻撃ではあまりダメージを与えられないので、他のユニットは露払いに専念しましょう。
斧を持った敵兵は、意外と攻撃力が高く危険です。

「拘束の杖」で竜の移動を止めることができます。
しかし味方6ターン目には、橋に友軍の増援が大勢現れるので、無理に追いつく必要はありません。
早くクリアしたい場合は、足止めして倒しましょう。
マリーナは魔防が高く、竜のブレスのダメージをほとんど受けないので、張り付いて攻撃し続けましょう。

キャラ使用感(ネタバレ注意)

・レイア
速さや技がやや高めで、全体的にバランスの取れた能力です。
2回攻撃もしやすく、戦闘の中心となります。

・アルス
間接攻撃が出来るので、アルスで削り、レイアでトドメという流れで戦いやすくなります。
スキル「鷹の目」のお陰で命中精度も高いです。
真・風の弓になると、射程が非常に伸びて強くなります。
赤竜を攻撃したいけど、周りの敵も排除したいので、どちらを攻撃するか悩みどころです。

・エリィ
ひたすら応急キットを使い、役に立ってくれました。
最後のマップでは拘束の杖での行動封じが役立ちます。

・トールズ
速さは低いですが、力が強く、一撃のダメージが大きいユニットです。
守備力もそこそこあるので、追われるマップでの殿に向いています。
力が強いので、赤竜相手にも有効打を与えられますが、魔防が紙なので注意しましょう。

・ジェームズ
直間両用武器である魔法が使えるので、ダメージも与えやすく、使い勝手が良いです。
守備力が高くないので、反撃を受けない相手か、魔術師相手に絞って戦いましょう。

・ジョン
アサシンは貧弱なイメージですが、レイアと同等くらいのタフさはあります。
投げ短剣による直間両用武器が便利で、2回攻撃や必殺も発生しやすく、戦闘要員としてもそれなりに活躍します。

・マリーナ
最終話で仲間になります。
魔防が非常に高いので、赤竜の相手にもってこいです。
マリーナは攻撃に徹し、回復は別キャラに任せると良いでしょう。

・フリージア
メディックと言いながら剣士キャラというのが面白い所です。
ただし速さが低く2回攻撃は発生しにくいので、回復役に徹するのが吉です。

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