Fanastasis(フリー・RPG)紹介・感想・攻略メモ

ゲーム
この記事は約30分で読めます。

RPGツクールVX Ace製のフリーRPG「Fanastasis」に関する記事です。
「Fanastasis」はTwitter上で存在を知って以来、多くの面白いという声を聞いていました。
しかしかなりの長編ということと、少し苦手意識のあるネフェイスト系ということで、プレイするタイミングを先延ばしにしていました。
今回、プレイする時間や楽しむためのメンタルを確保できたので、プレイしてみることにしました。

僕がネフェイスト系に苦手意識をもっている理由は、どこに行っても自由だというのが少し苦手で、ゲーム進行のための導線が少し欲しいという嗜好があるからです。
「Fanastasis」はかなりオープンワールドなRPGだと思いますが、行けるエリアはアイテムや仕掛けなどによって緩やかに制限されています。
「こう進めるといいよ」という道筋がうっすら感じられるので、その点が僕の嗜好にもマッチしたのだと思います。
それと、僕の最終攻略手段「レベルを上げてゴリ押し」という戦法が、ある程度許容されている戦闘バランスなので、その点でも気持ち的に楽でした。

クリア時間は、前半で約20時間、後半でさらに20時間の合計40時間でした。
プレイスタイルとしては、アイテム収集やイベント収集にはこだわらず、一番最後のエンディングに到達すればいいやという気ままなプレイスタイルです。

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ふりーむ!

ゲーム概要(ネタバレ無し)

「Fanastasis」は、記憶喪失で蘇った主人公(デフォルトネーム「アマタ」)が、真の姿を取り戻すため、各エリアを巡って「記憶のオーブ」を集めるのが目的のRPGです。
アマタがなぜ復活させられたのか、何者なのかということは一切説明されません。
ゲームを進めて行くことで得られる断片的な情報を繋ぎ合わせ、プレイヤー自身で能動的に考察していくことが重要でしょう。


最初に行けるエリアは海岸ですが、探索を進めて行くことで色々なエリアに進むことができます。
シンボルエンカウント式であるため、フィールド上を動き回る敵を避けていけば戦闘のほとんどは避けることができます。

敵は色によって強さが決まっているので、強敵との戦闘は上手く避けて進んでいきましょう。
一番強い赤色の敵を楽に倒せるようになるには、そのエリアに初めて入ったときよりもかなり後になるでしょう。


本作の特徴として、ダンジョン内には非常に多くの隠し通路・隠し扉が用意されています。
見た目で何となく怪しいと分かる場所もあれば、逆方向から進行してきて初めて発見できる場所もあります。
マップ同士の繋がりは非常に入り組んでおり、ショートカットも豊富です。
後になってから「こことここが繋がっていたのか!」と驚くことが多く、探索の根源的な面白さが存分に味わえます。

避けられない戦闘というのはごく少数らしく、一見不可避に思われる戦闘でも回避するルートや方法があるようです。
しかし探すのが難しければ、強敵を撃破することで突き進むことは可能です。

戦闘はオーソドックスなターン制コマンドバトルです。
ボスであっても逃走することが可能なので、意図せずエンカウントしてしまった場合は、逃走することが重要です。
全滅してしまうとその場にいくらかの魔石(お金)を落とし、拠点へと戻されます。
全滅した場所まで再度戻れば、落とした魔石を回収することは可能です。

仲間に出来るキャラクターの亡骸をマップ上で発見できれば、拠点で召喚して仲間に加えることができます。
仲間はそれぞれ個性豊かな性能を持っており、ステータス画面から大まかなタイプを確認することができます。
同じパーティで進めても良いですし、都度新たな仲間を加えていくのも面白いでしょう。

加入キャラと縁が深い場所では、仲間の過去の記憶を回収できることがあります。
そういった個別のイベントを任意に回収していくことで、どのような人物であるかを掘り下げていくことができます。

また、拠点である「牢獄の間」では、ゲームの進行にしたがって様々な施設が利用できます。
探索が有利になるスキルを獲得できるものだったり、アイテムを合成したりする施設などです。
施設を解放するには「理智のオーブ」や「魔石」(お金に該当するもの)が必要になります。
いずれもゲームの進行に必須なものはありませんが、上手く利用していくことで有利に進めて行けるでしょう。

感想(ネタバレ無し)

最後のエンディングまで無事見ることができました。
序盤は敵が強いこともあって、普通のRPGに慣れている僕としては取っつきにくいところがありました。
しかし最初の仲間を加えたあたりから次第に面白くなっていき、そこから最後までほとんど熱中した状態で完走しました。

敵をガンガン倒していくRPGではなく、探索しながら自分の記憶を取り戻していくアドベンチャーゲームだと捉えると分かりやすいかもしれません。
うろついている魔物を避け、残留思念や残された日記を参照しながら何が起こったのか推測していくのは、バイオハザード系アドベンチャーゲームのようで面白かったです。
ただアドベンチャーゲームと違うのは、謎解きや仕掛けが難しかったりする場合は、強敵を倒すことにより、ゴリ押しでショートカットするプレイを許容しているところです。
一見避けられない戦闘に見えても、たいていの場合回避できるようなルートが用意されているため、戦闘回数を最小限に抑えるやり込みなどはやりがいがあると思います。

基本どこへ行って何をしても良いようになっており、探索できる場所が非常に多いです。
あるエリアを探索している最中に強いボスがいたら、「このボスは強いから後回しにしよう」という感じで、他の別のエリアを探索できるのが良かったです。
普通のRPGだとボスに詰まったらレベル上げなどが必要になりますが、本作は別のルートを探索しながら自然とレベル上げができるので、やらされている感が無くストレスが少なかったです。
とはいえ、レベルをたくさん上げても能力上昇幅がほどほどなので、常に緊張感を保つことができました。

仲間になるキャラクターの人となりは、自分から能動的に知ろうとしないと分かりません。
重要人物と深い関係にある仲間は多いですが、はっきりと語ってくれることは少ないので、かえって想像を掻き立てられます。
このようなキャラの見せ方は、僕の好きなフリゲRPG「イリスのゲーム」と通ずるものがあり、個人的に好きな距離感です。

全編通して自力でクリアするのは骨が折れる作品ですが、なるべく自分で探して悩むのが楽しい作品でした。
「探索と発見」というRPGのプリミティブな楽しさを思い出させてくれるゲームだと思います。

逆に、次にどこへ行けばいいのか手取り足取り教えて欲しいというプレイスタイルの人だと、少し楽しむのが難しいかもしれません。
ただ、そういったタイプ寄りである僕でも、序盤以降はずっと熱中して楽しむことができました。
似た系統の作品として引き合いに出される「ネフェシエル」「イストワール」よりは、ライトな作りなのだと思います。

感想込み攻略メモ(ネタバレあり)

「攻略メモ」と銘打っていますが、最短フローチャートのようなものですはなく、単なるプレイメモのように書いています。
無駄な行動も多いので、いちプレイヤーの足跡程度に見てもらえれば幸いです。

攻略情報は、攻略wikiを参考にすることが多く、中盤以降で詰まったときに大きくお世話になりました。
wikiでは特に後半、アイテムの入手場所と用途を確認する目的で「貴重品」のページを閲覧することが多かったです。
公開されているマップ画像には詳細な情報が書かれているわけではないので、「貴重品」ページで入手場所を確認し、その場所近辺をしらみ潰しに探索するという使い方をしていました。

ゲーム後半で、詳しい攻略情報についてあまりwikiに書いていない部分は、やや詳しめに記載するようにしました。

自分の感想やネタバレ要素も併せて記載しているため、閲覧にはご注意ください。

前半

・イシュトールの海岸
出来るだけ敵と戦闘しないように探索を続けました。
打撃属性のハンマーを入手してからは、弱い敵は避けずに戦うようにして、戦闘はほどほどに行っていくスタンスです。
「狂信のメティス」は、今は絶対倒せないなと思いながら逃げつつ、沈没船へと足を進めました。

・カザッフの沈没船
敵が人型なのでハンマーから装備を変えて探索していきます。
地下で「幽霊除けの魔法粉」を入手し、1Fの「金切り声のロバート」を倒します。
「沈没船の鍵」を手に入れ、さらに探索を進めていき「異種族のオーブ」を入手しました。
これでとりあえず行ける場所が増えたと思いつつ、カザッフを仲間にしました。

クラーケンは現状歯が立たないと感じたので、再度海岸に戻って「最後の海岸巫女ヘルベルト」を倒すなどをしていきました。

・異種族の洞窟
足元の罠や隠し通路などに注意しながら探索を進めていきました。
ボス「猛毒のロメリア」のHPで強さを確認して「やっぱりクラーケンの方じゃなくてこちら側を進めて行くのが正しそうだ」と感じながら撃破しました。

・異種族の隠れ里
この作品をプレイし始めて、ようやく町のような場所が登場したのでホッとしました。
南の猛獣退治は後回しにして、とりあえず「異端者の廃居住区」の探索を進めて行きます。

・異端者の廃居住区
隠し扉、石扉、スイッチ、動く石などのちょっとしたパズル要素をこなしつつ、奥へと進んでいきます。
ゴーレムがたくさん並んで動いている部屋は、接触してしまいましたが、こちらからゴーレム方向に移動しなければ戦闘にならなかったのでホッとしました。
奥では待望の2人目の仲間・ファウナを発見し、ワクワクしながらパーティーに入れました。

ファウナを加入して3人パーティになったところで、ボスのジェネと交戦し、何とか勝利することができました。
ジェネは途中で2回行動になり攻撃が激化します。
全体攻撃のライトニングは強力ですが、リカバーでしっかり回復してやればほどほどに戦えました。
ジェネを倒すと、「理智のオーブ」や「異端者の鍵」を入手しました。

理智のオーブはとりあえずショップのラインナップを増やすのに使いました。
悪魔言語学は何に役立つか不明だったのと、魔石でも習得できるとのことなので、とりあえず保留としました。

・王国の洞窟~巡礼の森~バルロック邸
異種の隠れ里南の墓地のボス・ウングエスはまだ手強いと感じたので、異種族の隠れ里で購入した巡礼のオーブを使い、王国の洞窟から巡礼の森へと向かいました。
赤い強敵のオークを避けつつ、森の隠し通路を進んでいき、よくわからないまま辿り着いた下水道からバルロック邸に到着しました。
バルロック邸地下で「バルロックの魔法鍵」を手に入れ、異種族の洞窟の奥にある研究室へ進むための手段を得ることができました。

・ダイダロスの滝~ダイダロスの魔工房
まだ巡礼の森の探索が不十分なので、バルロック邸を出て進んでいくと、ダイダロスの滝へと到着しました。
牢獄の間のエメルダからは「河上の工房に向かえ」と言われていたため、そちらへ向かって進んでいきます。

中では槍>剣>防具>工具の順にレバーを動かし、工房の奥へ進みます。
シュレッダーの奥で鍵を手に入れ、近くの部屋でリーサの魂を回収します。
そのまま地下で各種武器と悪魔のオーブを回収し、魔工房での探索を終えます。
ダイダロスが生きている人間であるなら、敵意のない人間と初めて出会ったかもしれません。

・ゴブリンの洞窟~雷光峰
リーサの常時2回行動に感動しつつ、強敵を避けながら探索を進めて行きます。
途中、河上の森や蜂の崖に出たりしながらマップを埋めていきます。

雷光峰では動きの速い鳥が厄介ですが、上手く避けていき探索しました。
アクションゲームのようなイメージで進めて行くのがスリリングです。
転送のジェムを上手く見つけられず、長らく回復せずに進めていたので、敵を避けるのに緊張感がありました。
「ゴブリン狩りのエド」の直前でようやく転送のジェムと魔法陣が用意されており、ほっと一息つきました。
エドはこちらが4人パーティだったということもあり、ほとんど苦戦せずに倒すことでき、「ゴブリンの鍵」を入手しました。

近くの洞窟でボルドの魂を解放し、ようやく5人目のパーティメンバーが加入しました。
ボルドのスキルを見る限り、リーサにバフを掛けることで強力な効果を発揮させられそうな気配はありました。
加入レベルがやや低いのですが、カザッフと入れ替えて使ってみることにしました。
カザッフは全体バフがあるのでボス戦では有用だと感じますが、雑魚敵相手だとファウナの方が殲滅力が高いと感じます。

・イシュトールの崖
似たような景色が続くマップです。
巡礼者の宿で「ラミアのロープ」を入手したので、左下の崖を降りた洞窟(落石がある道の近く)で使えることだけ覚えておき、とりあえず右下を目指して降りていきます。
紫の花を辿って行った洞窟の隠し部屋で「潮のオーブ」を入手しました。
牢獄の間で使用するタイプのものではなく、マップ上で先に進むアイテムとして使うキーアイテムです。

・イシュトールの大聖堂
かなり広いマップで、探索し甲斐がありました。
ぐるりと一通り回って、隠し部屋で「大聖堂の鍵」を入手しました。

大聖堂の丁寧な探索はひとまず置いておき、ラミアのロープを使った先が気になったため、一度イシュトールの崖に戻り、ロープを使用しました。
その先で土蜘蛛のベルナルトを撃破して進んでいくと、地底都市メルヴァという知らないマップが出てきたため、そちらの探索は保留しておき、異種族の里南のウングエスを倒しに向かいました。

・ダーカスの地下墓地
余裕を持ってウングエスを撃破することができ、パーティの成長を嚙み締めます。
階段すぐ上の異端者の墓でヴァンを加入させ、地下墓地を先へと進みます。
パズル的な仕掛けを抜け、真ん中のヤバそうな「腐食のゾーラス」はスルーし、笑う杖から逃げた先のにある「異端者の十字架」を手に入れました。

その先の土葬場に居るマルカ・デスは強敵だと感じたので、他に行けるところが無くなるまではとりあえず無視し、バルロックの研究室の探索に向かいました。

・バルロックの研究室
像が吐く炎の間を縫って進んだり、一筆書きの部屋があったり面白いマップでした。
最初の方の部屋でゲイルを仲間にできました。
一筆書きの部屋の南側の宝箱は、隠し通路を利用して何とか辿り着きました。
とりあえず湿地帯に行くためのバルロックの端書を入手したので、王国洞窟から行けるアズランの研究施設に行ってみることにしました。
新たな鍵を入手できれば、さらに地下へと進むことができるようになりそうです。

・隠れ谷~メゼスタ湿地帯
隠れ谷では岩を投げてくるサイクロプスを避けて奥へ進んでいきます。
強敵が多いので、戦闘は極力避けて進みました。
その奥のメゼスタ湿地帯も敵が強く、毒の沼地や突然現れる半魚人のせいで探索は困難でした。
ざっと探索するだけに留めて、細かな探索は先送りにすることにします。

・海底トンネル
そういえば最序盤でクラーケンを倒していないことに気付き、今さらながら戻って倒しました。
流石に余裕を持って倒すことができ、その奥の海底トンネルを進みます。

・ブリューサの古書院
海底トンネルを抜けた先にはブリューサの古書院がありました。
FF5の古代図書館みのある風景とBGMが特徴的なマップです。
司書官バリーバリーは全体毒攻撃が厄介でしたが、ゲイルの包帯口封じやリーサの呪縛の黒+2回行動アンチヴェノムで対応すれば、それほど苦労せず倒すことができました。

・古代の遺跡
パーティ平均レベルは25で、敵はそれほど強くないと感じたので探索しやすかったです。
赤い強敵の「虚ろなアラクネ」であっても、オート戦闘で倒せるくらいのバランスでした。
遺跡内はピラミッドのような雰囲気で、隠し通路・扉・階段が非常に多くあり、トレジャーハントを楽しめました。
ただマップが非常に広く、とりあえず先に進むにはどこに行けばいいのだろうと迷いました。
おそらくマージベルク側に抜ければいいのだろうと、なるべく右下を目指しました。

古強者ウィトゲンはゲイルの回避技が存分に発揮でき、快適に戦うことができました。
遺跡の鍵を手に入れた後は隅々まで探索を進めて行きます。
このマップで結構経験値が稼げたと思います。
このダンジョンで良く戦うことになる古代の傀儡士は炎の魔法攻撃が強力ですが、ゲイルの包帯口封じ+リーザの呪縛の黒で沈黙にしていけば楽に戦えました。

・マージベルク~ブリューサの古書院~イシュトールの大聖堂
敵がおらず、人間だけが忽然と消えたような印象の街です。
最初の地下室ですぐに「マージベルクの鍵」を手に入れ、その後、魔法陣の館の地下で「カノンの魔法鍵」を手に入れました。
これで今までに見た色々な場所の扉が開けられそうです。
そして中央からはブリューサの古書院に繋がり、ここに出るのかと驚きました。
古書院3階からオーブを使い、大聖堂の中央へ飛びます。

大聖堂ではイシュトールの崖側からは入れなかった中心部で、聖者と思われる人物が裏切られるシーンが見られました。
手に入れた「悲哀のオーブ」を牢獄の間でセットすることにより、自分より低いレベルの仲間の強化が楽になりました。

・ダーカスの土葬場~罪人の坑道
カノンの魔法鍵で先に進める場所はいくつかあると思いますが、とりあえずまだ探索していないエリアのを中心に進めて行くことにしました。
以前は倒せる気がしなかったマルカ・デスを容易に撃破し、奥へと踏み入れていきます。
ターン終了時にゾンビなどの敵増援が現れるため、戦闘が長期化しやすく消耗が激しいマップでした。

北側方面では、カノンの柩への入り口を発見し、魔法鍵で入ることはできますが後回しにします。
南方面では十字架を悪魔の像に掲げていく墓守の依頼を受けますが、暗くて見づらいマップなので難航しました。

南側を進むとメルヴァへ続く坑道がありました。
墓守のヴァケルに続いて、貴重な生き残りである異種のノインと出会いました。
異種は人間と比べてタフなので、生き残りが多いのかもしれません。

・地底都市メルヴァ
整然とした区画に分けられているマップのため、今どこに居るのかという感覚が良く分からなくなってくるマップでした。
異種が元々人間であったということが残留思念のセリフから読み取れます。
奥まで行くとゴブリンの洞窟と、以前抜けてきたイシュトールの崖へと繋がっていました。

・カノンの柩
どうやら異種を生み出すために、罪人に様々な実験を施していたと思われる施設です。
「棺」ではなく「柩」という字を充てているところが物騒です。
第一階層は、鈍足の床と番犬・炎の組み合わせによる罠が主体でした。
第二階層は独房がメインになっており、柩の鍵を手に入れるには隠し通路をしっかり探し出せるかがポイントとなっていました。
第三階層は溶岩に足を踏み入れると大ダメージを受けるので、進むのには緊張感がありました。
物陰に潜んでいて、通り抜けようとすると溶岩に突き落としてくる骸骨の敵シンボルが厄介でした。
溶岩のダメージを無視して突き抜ければ行ける場所はありそうでしたが、さすがに回復アイテムの消費が激しそうなので、いったん探索を引き上げることにしました。

・錬金術師の空洞~断崖の村ルクルーペ
メゼスタ湿地帯は以前、敵が強かったために探索は断念しましたが、レベルが上がってきたため余裕が出てきました。
錬金術師ムルトルを倒し、その奥へ進んでいきます。

右上の隠し通路を利用していくと、断崖の村ルクルーペへと辿りつきました。
ルクルーペはボルド、ファウナ、ナオミと縁がある村のようです。
宿屋の隠し階段から古い砦の鍵を入手し、古い砦はオータスの忍びのアジトということが判明しました。
錬金術師の空洞を探索し、ダメージ床の仕掛けを解いていくと共同実験所へと入ることができました。

・共同実験所
暗くて探索がし辛いため、まずは魔法のランタンを探し出しました。
人口建造物は隠し通路が発見しやすく、探索はしやすかったです。
最奥で「孤独のオーブ」を発見し、主人公の正体に関わる記憶を知ることができました。
魂の間から吸魂を解放することにより、連れて行っていない仲間のレベル上げがさらに楽になりました。
これ以降、色々な仲間を連れて試せるようになりそうです。

・バルロックの罠工房
カノンの魔法鍵を手に入れたことにより、以前は行けなかった奥へ進むことができるようになりました。
少々のアクション要素が必要になる場所がありますが戦闘は一切なく、最奥で旧首都のオーブを手に入れてミルトンへ行くことが可能になりました。
バルロックも加入し、ようやくメイン魔術師が仲間になりました。
(まだアイーシャやクレストと出会っていなかったため)

・巡礼の森~下水道~アルカム平原
ミルトンへ行くことは可能ですが、巡礼の森の南側をあまり探索していなかったため、アルカム平原へと行ってみることにしました。
入口付近でバクホリが加入し、下水道ではルピが加入しました。

入口では処刑人シュミットがいましたが、こちらの平均レベルは35だったこともあってか、それほど苦戦はしませんでした。
隠し通路などである程度戦闘は避けられるものの、結構戦闘回数は多くなりがちだという印象でした。
最奥では石板にはめ込まれた霧のオーブを確認し、ひとまず探索を切り上げることにしました。

・旧首都ミルトン~ミルトン自警団~廃屋敷
ドラクエ1でいう所のドムドーラのような荒れ果てた雰囲気が特徴的なマップです。
バビロン邸のダイヤル番号手に入れたことにより、魔界門へ行くことがとりあえず可能にはなりましたが敵が強いため後回しにします。

自警団長レルミットは強いですが、物理一辺倒の戦法です。
カザッフで全体防御を強化しつつ、ゲイルで翻弄したりすれば対策は容易です。
物理カット率が高い防具で固めて戦いましょう。
「ミルトンの鍵」を入手し、探索できる範囲が広がります。

街中でミルトンの鍵を使用して「屋敷の鍵」を入手することで、今度は街の左側にある廃屋敷の探索が可能となりました。
中庭の訓練所近くの隠し階段から入ることができる秘密基地で、苦悶のオーブを入手します。
どうやらこの廃屋敷の「息子」が、元々の主人公だったように見受けられます。
「大切な数字」「学徒の鍵」を入手したため、次はセナの魔術学院を探索できそうです。
また「異種狩りの鍵」により、ルクルーペの砦内の鍵も開けられそうです。

・セナの魔術学院
魔術学院では、学徒の鍵と大切な数字を使い、ロッカーから2号館の鍵と日記を入手します。
アズランの研究施設で手に入る「熟練工の金鎚」を持っていれば、屋外の石板からオーブを取り外して学生寮の方面へ行くことも可能になります。
「大切な数字」を大聖堂の隠された海岸で使うことで「漆黒の魔法鍵」も入手することができます。
漆黒の魔法鍵を使うことにより、探索を大きく進めることができそうです。

・古代の遺跡(奇跡の間)
漆黒の扉を開けた先で、古聖レジテニーヌと戦闘します。
人と異種を併せ持つ属性で、物理攻撃で一気に押し切って倒せるくらいの強さでした(平均レベル40)。
奥では「異界のオーブ」などが手に入りました。

・大聖堂(中央祀堂)~聖堂の地下道
中央祠堂の隠し地下室でレバーを動かし、地下へのハシゴを降りて進んだ先で漆黒の鍵を使用します。
「罪悪を喰らう者」は、疾病、混乱、狂乱などのステータ異常が厄介ですが、メインアタッカーに対策させればそれほど苦戦しませんでした。

・カノンの柩(第4階層目指して)
以前倒すのを見送った柩のロペオを倒すために再度挑戦しました。
こちらのレベルがかなり上がっているせいか、特に苦戦せずに拷問室の鍵を手に入れました。
そして最後の記憶のオーブとなる「憎悪のオーブ」を手に入れることができました。
これまで見てきた記憶で、色々な事実が分かってきたような気がします。

その後、牢獄の間で「聖人エンド」と呼ばれるものを見て、初めてのエンディングを迎えました。

・マージベルク(小教会)~アズランの研究施設
漆黒の扉を開けた先で、まさに牢獄の間と同じ場所に出て驚愕しました。
ここでエメルダが儀式を行っていたのかという驚きです。
エメルダを殺害した後「アズランの魔法鍵」「再誕の真実」を手に入れました。

その後、牢獄の間で2つ目のエンディングを確認しました。
復活の儀式が失敗に終わり、戦乱の世がそのまま続いていく「戦乱エンド」とでも言うべきエンドでした。
アズランの研究施設でゴードンを倒し、「王国の真実」「禁術の構築図」を入手しました。
エメルダの代わりに禁術を展開し、牢獄の間へ向かいます。

・牢獄の間
閉ざされた扉の向こうに再度向かい、アレフレッドと会話すると、新たな選択肢が増えていました。
しかしまずはエンド1・2の際と同じ「殺す」を選び、3つ目のエンディングを確認します。
エメルダを殺して儀式を止めたのに、また自分で儀式を行うという謎のムーブです。
その後の展開を見る限り、聖者としての力を全て破壊に利用する「破壊エンド」と言えそうな内容でした。

新たな選択肢を選ぶと、ついに生身の肉体として復活し、アズランから宣戦布告されます。

・放魔の塔
アズランの魔法鍵があれば最上階まで登ることができます。
3階では、左上の赤い宝箱が置いてある隣の部屋に、北側の外壁に出るための隠し扉があるので注意しましょう。
その上の像のダイヤルでは、左上G、左下A、右上E、右下R、中央Sに合わせるとレバーを動かせるようになります。
(左下E、右上Aでも成立しますが、それだとレバーは動きませんでした:ver1.13)
5Fの落とし穴のフロアは4Fの像を、左上C、左下N、中央N、右上A、右下Oに合わせてからレバーを引くと道が見えるようになります。

高層では魔界に行くためのジェムがあります。

・魔界の大穴
最奥まで行くとアズランが待ち構えています。
アズランに敗れると、敗北する4つ目のエンディングが見られました。
アズラン自身も消え去った後、契約したと思われる悪魔に魔素を回収されていたように見えました。

アズランは氷と睡眠の魔法を激しく使用してきます。
この2つを装備品でなるべく対策すれば、大きく苦戦することは無いと思います。
アズランに勝ってスタッフロールを見た後、選択肢が出ます。
自らの破壊を選ぶと、ラーガ王国がカノンに勝利し異種が繫栄する5つ目のエンドが見られました。
踵を返して牢獄の間に戻ると、放魔のゲートを閉じるための冒険が始まります。
上がり過ぎたレベルを調整できる「精魂」のシステムが解放されます。

ここまでで主人公のレベルは45、プレイ時間はちょうど20時間でした。

後半

・魔界門~ラスタリヌの小庭園
アズランを倒した魔界の大穴に向かうと、悪魔の証を拾うことができました。
これにより、バビロンの書庫から行ける魔界門の入り口が通れるようになり、探索が可能となります。

・魔女村ノルカムファ
ラズィアからの話で、放魔のゲートは王国防衛協会と悪魔の契約によって開かれたことが判明します。
そしてカトリーヌからより詳しい話を聞くと、王国防衛協会はミルトンの魔術学院の奥にあるという話、3人の魔女を倒さねければいけないという話を聞き、「魔女の魔法鍵」を受け取ります。

・セナの魔術学院~王国防衛協会
魔女の魔法鍵を使った先でセナを撃破し、その奥でオーブを外して保護魔法を解除します。
防衛協会内ではステルスアクションのように、敵シンボルを背後から攻撃すれば一撃で倒すことができました。
普通に戦っても良いのですが、一撃で倒したときに得られるソウルもそこそこ多いので、積極的に狙っていきました。
ザリア・ガラクーア・ロウの3人組は非常に強敵でした。

・カノンズクロン城
2Fの扉を封印している4つの水晶を破壊していくことが当面の目的となります。
竜の像の前の床に炎を灯し、一筆書きのように移動することで、近くの扉のロックが解除できます。
どうしても一筆書きが難しいところもありますが、ダメージ覚悟で一歩戻れば修正ができます。
ダメージが大きめなので注意しましょう。

カノンズクロンの鍵を入手した後は、2Fの「不思議と我が王国には竜信仰の慣習が無い」と話す残留思念の右側の隠し通路から下の階に降りて進んでいきます(ここがなかなか発見できず手こずりました)。
サミュエルは強敵ですが、増援として呼んでくるトールの竜人も同じくらい強敵です。
電撃などで弱点を突いて、一気に倒してしまいましょう。

王の部屋では、動き回っている肉塊(国王リアム)を倒すことで「王の鍵」が入手できます。
王のベッドの後ろには抜け道への階段があり、異種族の洞窟1Fへと繋がっています。
また、中央の赤い絨毯の辺りにも隠し階段があり、カノンズクロンの丘へと続く道を出現させるレバーがあります。
奥のカノンズクロンの丘では暴風のトールと戦うことができます。
かなりの強敵ですが、十分にレベルを上げれば倒せます。

王の部屋のピアノ側の隠し地下室には、放魔の契約書があります。
これをラズィアに差し出すことで、自分の寿命と引き換えに放魔のゲートを閉じるという6つ目のエンディングを見ることができました。

また、魔法陣からはアズランの研究施設へ転移することができます。
端書にあったタイルから行ける連絡路の脇にさらに隠し通路があり、そこでは「辺境の魔法鍵」を入手することが可能です。
カノンの柩の第4階層から先に進むことができるようになります。

・抜け道~魔女の大雪原
カノンの柩の拷問室の奥の本棚から、長い抜け道があります。
そこを抜けると雪原が広がっており、辺境の魔法鍵を使うことによって進めるようになります。

大雪原では定期的に吹雪のせいで視界が閉ざされます。
氷上や洞窟内に隠れてやり過ごすと戦闘を減らせます。
まず北西エリアの奥まで行き、レドの民の亡霊を倒して焼畑の魔法球を入手します。
その後、北東エリアの崖の一本道で魔法球を使ったあと「貪り尽くす者」と追いかけっこをして逃げ切ります。
吹雪が止んでから始めると障害物が避けやすいと思います。

・捨てられた街レド~凍り付いたレド城
凍り付いて誰もいない街というのは、何となくRPGの終盤を感じさせます。
城の中ではレバーを引くと扉が開きますが、ドアを閉めに行く幽霊よりも先に扉を通過するというギミックがあります。
アクション要素があり新鮮でした。
ただし、隠し通路等を上手く発見することができれば、幽霊の出現を防ぎ、ゆっくり進むことが可能になるようです。

メドラは氷属性主体で攻撃してきます。
入手できる「蒸発の結晶」でレド南の結晶を消してその先へと進みます。
また、メドラを倒した後すぐの隠し部屋の右方向の隠し通路に、「魔女の数字」と「純粋な転送のジェム」が入手できます。

・ゴリアスの溶岩洞~奉竜殿
内部ではコウモリが動き回っていますが、赤い欠片の上には移動して来ないので、戦闘避けたい場合は意識しましょう。
下層では半魔のジークフリートがおり、倒した先で蒸発の結晶を使えば奉竜殿に入れます。

内部は隠し扉や階段が大きい作りとなっています。
西エリアの「空虚の間」では、地下から隠し階段の位置を数珠つなぎに確認していくことにより、最終的に「奉竜殿の鍵」を手に入れることができます。

東エリアにある「八つの部屋」で、右から2番目の下側南の隠し部屋にある「足元保護のオーブ」を入手すると探索可能エリアが広がります。
足元保護オーブを使った後、左下の魔法陣を使って転移し、左方向の爆発エリアを抜けていきましょう。
途中の宝箱はいったん無視して通り抜けることを優先した方が良いと思います。

間違った通路を通ると爆発するエリアでは、上から6番目、1番目、4番目の順で通り抜けられます。
その次の炎の敵シンボルが動き回っているエリアは、床が黒くなっている通り道を避けて進めば安全に通れると思います。

・伏竜殿~リアードの隠し通路
奉竜殿を奥まで抜けていくと、伏竜殿へと到達します。
魔女の間へ向かう道を塞ぐ底の竜人アンローダは物理攻撃がとても強力です。
もし撃破を狙うのなら、全体防御バフやスタン耐性など装備を整えて挑みましょう。

その先ではリアードとの戦いになります。
魔法攻撃対策を行い、弱点の氷属性を突いて攻撃すれば楽に戦えます。
アンローダを倒してきたので、リアードの方がだいぶ楽でした。
倒すと「竜喰らいの鍵」が入手できます。
リアードがいたところから溶岩を抜けて南に行くと、隠し扉があります。
その先では異空間の欠片を合計8つと、半魔の髑髏を捧げられる場所があります。
どちらも揃っていないので、集める探索に出かけます。

・死刑執行所~処刑人の村シレンス~死体置場~異端技師の工房
ミルトン自警団地下の隠し扉から、半魔アルバートに貰った「執行人の鍵」を使って奥へ進んでいきます。
死刑執行所を抜けると処刑人の村シレンスに到着できるので、死体置場に行くための各家から翡翠を集めましょう。
もしくは、セスターを倒した左側の隠し通路から侵入する方法もあるようです。

地下は視界が悪く、敵の数も多いため戦闘回数が多くなりがちです。
猛毒と疾病対策をして進んでいきましょう。
長い長いダンジョンの奥には断頭のエカテリナがいます。
あまりタフではないので、即死対策をして一気に倒してしまうのが良いかもしれません。
エカテリナを倒した先で、異空間の欠片を入手することができました。

しかし最下層で「退魔のオーブ」を使用したものの、浄化まではできませんでした。
シレンス北東の村はずれの家で「火葬者の鍵」を手に入れた後、異端技師ジェネの間へ続く階段のところまで戻り、「浄化の黒球」を手に入れ、それを使って浄化を完了させる必要があるようです。

異種族のエリアまで戻り、火葬者の鍵を使った先のエリアを探索していきます。
パズルのような仕掛けがありますが、それほど苦戦はしませんでした。
奥で「浄化の黒球」や「ファウナの大槍」などを首尾よく入手し、また死体置場へと戻りました。

まずは屋外の公開処刑所の黒い穴から黒球を発動させて浄化します。
続いて地下1Fの中央左端のエリア、中央からやや左上のエリア、中央やや左下の3か所で使用します。
死体置場内の灰色の扉を開ける鍵を入手していませんでしたが、周囲の隠し通路から入ることができました。
地下2Fでは一番左上のエリアに黒球発動箇所があります。
黒球を発動させるのは、おそらくこの5か所で完了のはずです。
(もちろん、緑シンボルを排除する魔法陣もすべて起動させる必要があります)
地下の隠し通路の脇道から遺物探知の像を起動させ、「アルバートの海図」と「半魔の髑髏」を入手しました。

・魔女の大雪原
異空間の欠片を求め、吹雪を止めた大雪原に再び戻ってきました。
北西へワープで飛び、左下にある洞窟内を北に進むと祠に辿り着きます。
レドで手に入れた魔女の数字を使い、隠された地下室へ向かいます。
その先で異空間の欠片を回収し、すべて揃いました。

・リアードの魔法陣
異空間の欠片と半魔の髑髏を捧げ、中心の像で「ラズィア」と入力することで、「曖昧なる髑髏」を入手しました。
開かれた扉の向こうで「リアードの心」を入手し、エンディングを回収するための準備が整います。

・魔女村ノルカムファ
ラズィアの元に行き、まずは普通に寿命を捧げることで7つ目の魔女帝ラズィアエンドを回収しました。
続いて、曖昧な髑髏をいきなり掲げることで8つ目のエンディングも回収しました。
さらに、寿命を捧げると答えた後の隙を突いて髑髏を掲げた後、ラズィアとの戦闘に敗北することで9つ目のエンディングを回収しました。

ラズィアは順番に生み出していくお供を倒さないとダメージは通りません。
4体のお供を倒すとようやくラズィアに攻撃が通るようになりますが、全ダメージを軽減させるシールドを張ります。
さらにある程度ダメージを与えるとそのシールドも剥がれるため、そうなったら一気に倒してしまいましょう。

ラズィアに勝利すると魔界の長アラムに呼ばれ、いったんセーブ画面になります。
その後の選択肢によって、いくつか会話内容が変わります。
目的を問われる最初の選択肢の3つは、どれを選んでも大きく変わりありません。
その後の選択肢「すべてを放棄する」を選ぶと10個目のエンディング、「果てなき道へと歩き出す」を選ぶと、ゲームは続きます。
会話が終わると「魔大公の証」が貰えます。

・繁殖池、ラズィアの館
アラム大公の館を出てすぐ左方向に行くと、魔大公の証を持っていれば通してくれる場所があります。
その奥では繁殖池があり、悪魔たちがなぜ聖人を歓迎するのか、そして悪魔の生まれ方について知ることができます。
そこで「古き混血の数字」を入手します。

ラズィアの館では「ラズィアの心」を入手したり、日誌を読むことによりラズィアの考えを知ることができます。
また、カトリーヌ、エウドキア、バビロンからも新たな話を聞くことができます。

・心の口
牢獄の間の南に出現した心の口から、今まで入手した記憶を捧げるエリアに行けるようになります。
すべて揃っていれば問題ありませんが、僕は一つだけ抜けがありました。
メゼスタ湿地帯の錬金術師の棲家で入手できるらしい「薬品の記憶」だけ、探索を後回しにして取り損ねていたようなので、回収しに向かいました。
その後、全ての記憶を置くと先へ進む道が開き、心の奥へ到着しました。

・心の奥
ここでは4つの記憶が必要になるようですが、この時点では「偏執狂の記憶」しか持っていなかったため、あとの3つを探すことにしました。

「無口な男の記憶」は、エウドキアと会話して再訪の心を手に入れた後、海岸洞窟のヘルベルトを倒した先の祠の地下で見つかります。
ただし前提として「月の紋章」と「太陽の紋章」は入手していなければ入れません。
地下では「聖人契約の証」も手に入ります。
これをエウドキアに渡すことで、スタッフロールがないものの11番目のエンドが見られます。

「帝国の記憶」は、古代遺跡の禁術の間のさらに奥の「古聖の間」に入ります(繁殖池で手に入る数字が必要)。
理智のオーブで「古代言語学」を習得していると、壁の文字から多くの古代の情報を手に入れることができます。
右上の隠し扉から「古聖の鍵」を手に入れ、さらに探索していくと「ダーカス女王の数字」、その奥の古聖の海岸で「イシュトールのオーブ」「帝国の記憶」が手に入ります。

「母の記憶」は、メルヴァ南端の地面の色が違う所で、ダーカス女王の数字を入力した先で手に入ります。

・心の底
4つの記憶を捧げるとハシゴが出現し、心の底へ到達します。
そこで骸骨を踏みつけることで「遡る雫」を手に入れることができます。

・イシュトール
海岸洞窟の「友の間」(無口な男の記憶を手に入れた場所)でイシュトールのオーブを使うと、イシュトールへ行くことができます。
「遡る雫」を使って入口の結界を解除すると先へ進めます。

自分の棲家を貰った後、エウドキアに聖人契約を破棄してもらい、最後のエンディングを見ることができました。

タイトル画面が「Fanastasis」から「anastasis」と見えるように変化しました。

本作は、ゲーム開始時からただひたすらに自身の過去を追う旅路でした。
前半は過去と探し出して向き合う旅路とするなら、後半は過去を清算するための旅路でした。
しかし最後の最後でイシュトールに辿り着き、生きている人々と出会ったことにより、ようやく自分という存在が他者に認められたように感じました。
存在が認められて棲家を貰い、ここで初めて「未来」が始まるのだという希望が感じられました。
聖者契約を破棄せず、ここから新たな人生を始めるというのを自分なりのエンディングにしたいと思います。

狂信者を意味する「fanatic」を想起させるタイトル「Fanastasis」が、最後に「anastasis」と変化するのは、とても良い演出だとしみじみ感じました。
イシュトールに集まった人々が復活していく様子と、主人公自身が過去を清算して本当の復活を迎える、という両方を表しているタイトルだと思います。

2周目をプレイするとしたら、序盤でクラーケンを倒すルートで進んでいきたいなと思っています。

キャラ使用感(ネタバレ有り)

序盤はパーティメンバーに加えていないキャラが育たないため、ある程度固定して冒険していました。
クリアするまで、結局使わないまま終わったキャラも多かったです。
使ったことのあるキャラクターについて、簡単に紹介していこうと思います。

・アマタ
主人公であり、ヒーラーという重要な役割です。
アタッカーもできますが、基本的にはリカバーでの全体回復やレイズデッドなどでパーティの回復役に専念させていました。。
回復魔法はどれも有用ですがSPが多く必要になるため、ガンガン使うというよりは、使いどころを慎重に考えて運用していました。

・カザッフ
初めての仲間ということもあり、比較的長く使いました。
味方全体の攻撃アップや防御アップの使い勝手が良いため、アタッカー剣サポート役としてそこそこの性能というイメージです。

・ファウナ
3人目に仲間に加えたメンバーです。
単体攻撃ばかりですが弱点を突くスキルが豊富なため、どんな敵であってもある程度有効打を与えられるのが良かったです。
最終的にはレギュラーメンバーとして長く活躍しました。

・リーサ
手数重視の魔法戦士というイメージでした。
どちらもやや中途半端ですが、2回行動のスキルが強力であるため、長らくレギュラーを張りました。
単体回復アイテムを2回使わせて素早くサポートしたり、ガードしながら安全に攻撃するなど役に立つ場面は多かったです。
悪魔のガントレットを手に入れてからは、魔器のデュエリズムと一緒に装備させて、敵を斬り刻むキラーマシーンとして運用していました。

・ボルド
バフ系スキルで単体の攻撃性能を高められるのが魅力のキャラです。
当初はリーサの攻撃力を強化して爆発的な攻撃力を生み出していましたが、手数がかかる煩わしさでゲイルと交代しました。

・ゲイル
アタッカー剣回避盾で、高い回避率でタンク役ができるキャラです。
攻撃を受けると脆いですが、スキルで固めれば物理攻撃の敵相手にはかなりの強さを誇ります。
物理攻撃の敵が少なくなってきたこともあり、途中で外しました。

・ヴァン
二刀流による高い攻撃力の優れたアタッカーです。
盾が装備できない分、防御は低めですが敵にダメージを与えることでHPを吸収できるため、しっかり攻撃をし続けられるなら問題はありません。
しかしHPと防御が低く倒されてしまうことが多いため、終盤では使わなくなりました。

・バルロック
耐久が少ないものの、膨大なMPと魔力で強力な魔法攻撃ができる魔法アタッカーです。
理智のオーブを利用して、SP消費がない魔法を覚えさせてからは、戦闘開始時からそこそこ強力な魔法を打てるようになって便利でした。
魔法攻撃が激しい敵に対してレジストフィールドは有用でしたし、一撃必殺のオブリタレイトは相手を選ばず強力な攻撃手段でした。

そのほか、本ブログで紹介しているゲームをまとめた記事はこちらです。
本ブログで紹介しているゲーム系の記事まとめ
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