前書き
最近は新型コロナの影響もあり、当然、草野球に行けていない状況です。
バッティングセンターにも行けていないので、野球の練習はほとんど出来ていない状態でした。
しかし、運動不足になってしまうため、近くの公園で壁あてや素振りをしたり、練習動画を視聴するなどして、モチベーションを保っていました。
そんな中、よく視聴しているYouTubeのチャンネル「qooninTV」にて、興味深い打撃についての動画がアップされており、食い入るように見てしまいました。
今回はこの動画を見て、実践した際の感覚について、覚書のような形で記事を残しておこうと思います。
ただしこの動画は、全くの初心者向けというよりも、ある程度打撃が固まってきて、伸び悩んでいる人向けの内容だと思います。
動画
まずは、こちらの動画をご覧ください。
とりあえずは上の動画だけでも良いです。
「15分で打球が激変!一流プロはヘッドを寝かせ波をうつ…ホーライスイングの全て」
蓬莱さんがホーライスイング実演!高めも低めも手は下になる…これがプロの振り
「ホーライスイング」とは、蓬莱昭彦氏が提唱するスイングという意味です。
蓬莱氏は、自身もプロ野球選手やコーチとして活躍されている方です。
おそらくこのスイングは、物凄く特殊で革新的なスイング、という訳ではないと思います。
しかし、多くの選手が独自に辿り着いた打撃の共通項について、そのエッセンスをわかりやすく説明していると感じます。
自分のバッティングと比較した場合の修正点
この動画を見て、注目する部分は、人それぞれだと思います。
僕の場合、注目したのはバットのヘッドの軌道でした。
これまでの僕のバットの軌道は、トップの位置からボールに対して、一直線に最短距離で叩くイメージでした。
しかしよく考えてみると、この打ち方ではボールの軌道に対して、バットの軌道が斜め上から入ってくるため、捉えられる確実性が低下します(上から叩いてしまう可能性が髙い)。
ホーライスイングを実践しようとすると、バットの軌道は直線ではなく、自分の背中から曲線を描いて出てくるようになりました。
これにより、ボールの軌道に対して、早めにバットの軌道を入れられるようになったため、ミートできる確実性が増えました。
そして、ポイントが体に近づいても、バットが出てくる空間的余裕が後ろにあるため、ボールを見られる時間が長くなりました。
この打ち方は一見、バットが遠回りしているような軌道です。
しかし、ドアスイングのような悪い遠回りではなく、遠心力を生みだすための遠回りと言えるので、助走のようなものなのでしょう。
今まで「ドアスイングは悪」というように頭の中で刷り込まれていたので、とにかく最短距離でバットを出そうとしていた自分にとっては、新たな発見でした。
バッティングセンターでの実践
先日、「背中からバットを出す感覚」を意識して、バッティングセンターで打ちに行きました。
すると、かなりはっきりとした効果が感じられました。
打ち始めてしばらくは、少し早く打ちすぎてしまう点の修正に、時間を費やしました。
今までのスイングだと、斜め上から直線的にバットが進むため、ある程度前にポイントを置かないと、スイングの軌道をボールの軌道に乗せることができませんでした。
しかし改良したスイングだと、バットが背中から遠回りすることにより、軌道が曲線になりました。
そのため、バットの軌道を比較的早くボールの軌道に乗せることができ、ポイントが体の近くでも打てるようになったのです。
今までだと、詰まっていたボールのコースでも、時間的・空間的余裕を持って、打ちに行ける感覚があります。
まだ完全に自分のものになった感じではないので、今後、体に染み込ませていきたいスイングです。
まとめ
今回紹介したスイングは、人によっては、既に習得しているかもしれません。
特に意識していなくても、出来ている人はいるでしょう。
しかし僕のように、修正することで多大な効果が得られる人もいると思います。
このスイングをお手本にして、自分と比較し、どの点を取り入れていくべきか分析することが、上達への近道だと感じました。
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