ネガイのラビリンス(フリー・カードバトルRPG)紹介・感想・攻略メモ

ゲーム
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カードでデッキを構築し、迷宮に挑むRPG「ネガイのラビリンス」をプレイしました。
様々なダンジョンに潜り、戦闘はカードを使って行います。
ダンジョンの探索はノンフィールド方式で、手に入るカードやアイテムはランダムのローグライク方式です。
シンプルながら奥深く、歯応えがある作品です。
ダンジョンの奥で手に入る装備品やカードを集めて強化することで、少しずつ強くなっていくRPG的要素があるため、初心者から上級者まで楽しむことができると思います。
(ただし、後半は難易度が高めです)

クリア時間は、表エンディングまでが6時間半、その後のエンディングまではさらに3時間半でした。
稼ぐための探索を行なっていたため、通常より長くかかっていると思います。
完全クリアまでは、合計10時間かかったということになります。

ゲーム概要

あらすじ

「ネガイのラビリンス」は、兄を探しに、大陸から隔絶された島「リースドワーク」にやって来た少女スピネルと、その仲間であるアリスが主人公です。
兄を探すため、踏破した者の願いを叶えると言われている島の迷宮を順番に探索していきます。

最初に操作するキャラは、スピネルかアリスを選ぶことができますが、拠点で交代することが可能です。
また、エンディングを迎えるためには、どちらも育てておく必要があるので、最初は好みで選んでしまって問題ありません。

拠点画面

上の画像が拠点の画面であり、様々な準備をして迷宮に挑戦していきます。
順番に説明していきます。

護符の装備



「護符」コマンドは、手に入れた護符の装備を行う画面です。
最初は何も持っていませんが、迷宮の宝箱で入手したり、お店の人から条件を満たすことでもらうことができます。
コストの範囲内で、複数の護符を装備することが可能です。
探索開始時の初期ステータスなどが底上げされるので、地味かもしれませんが、どれも大きな効果を持っています。
護符を手に入れたら、積極的に装備していきましょう。

デッキ

「デッキ」コマンドは、迷宮に挑戦する際の初期デッキを編集するコマンドです。
「島の施設」の道具屋で購入したカードや、迷宮の一番奥で入手した一部のカードを組み入れることができます。
初期デッキは10枚ですが、探索途中で手に入れたカードは、10枚にプラスしてどんどん増えていきます。
デッキのカード枚数が多いほど狙ったカードを引くことが難しくなるので、その辺りは考えながら入手していきましょう。
強力なカードを入手できれば、探索が楽になるでしょう。

「薬」コマンドは、薬屋で購入したポーションを装備することができます。
ポーションは、「島の施設」の薬屋から購入することができる消耗品です。
安くはない消耗品ではありますが、戦闘中にはいつでもノーコストで使うことができます。
一回の探索で3つまでしか持っていくことはできませんが、最後の切り札や保険として装備しておくと役立つでしょう。

迷宮探索

画面下の「迷宮探索」は、今までにクリアした迷宮を選んで探索することができます。
探索が始まると、迷宮ごとに決められた回数の戦闘を行うことになります。

戦闘に勝利すると、提示された3種類の中から、好きなカードを入手することができます。
一定間隔に配置された休憩ポイントでは、HP回復、宝箱の入手、カードの除去のいずれかを行うことができます。
一度クリアした迷宮でも、最深部での報酬は色々なものが貰えるので、行き詰まったら何度も挑戦すると良いでしょう。

戦闘

さて、本作の最も大事なパートとなる戦闘についての説明です。
ゲーム内の「ヘルプ」にしか書いていない「キーワード能力」などの重要な説明もありますので、そちらも必ず参照するようにしましょう。

カードにはAPの消費コストが設定されており、ターン内でAPの許す限りカードを使うことができます。
自分のターンになるとAPは最大値まで回復し、手札は5枚まで補充されます。
敵がどのような行動をしてくるかは確認できるため、それを見越したカードを選択していきましょう。

基本的には、ガード効果のあるカードで敵からのダメージを減らしながら、相手にダメージを与えるカードで倒していくことになります。

感想(ネタバレ無し)

裏ボスまで含め、最後までクリアすることができました。
カードバトル+ノンフィールド+ローグライク(入手カードのランダム性)+RPGという雰囲気で、終始熱中して遊ぶことができました。

カードバトルを題材にした作品は、フリーゲームでは「ミカゲ・キューブ」をプレイした経験があります。
「ミカゲ・キューブ」は初期デッキは固定で、道中が大きく違い、1ゲームのハイスコアを競うというコンセプトでした。
本作「ネガイのラビリンス」はRPGという要素が強めで、装備や初期デッキを少しずつ強化し、探索をできるだけ楽にして攻略していく、というものです。
インディーゲームの「やまとの姫」は、仲間と一緒に探索していくカードバトルなので、また少し違うコンセプトです。

本作はカードバトルがメインのRPGということで、そのほかの要素はなるべくシンプルにまとめられていました。
拠点での施設訪問はクリックだけで入れますし、迷宮探索は基本的にバトルのみです。
ゲームの核となる、カードを使った戦闘に集中しやすい作りになっており、シンプルながら奥深く、歯応えのあるゲームとなっています。

キャラクターとしては、スピネルが火力重視で使いやすかったです。
表エンディングのラストダンジョンではアリスも使う必要がありましたが、立ち回り方が難しかったように感じます。
アリスは戦闘中にAPを増やせない分、カードの能力を上手く引き出して戦術を構築する必要があり、難易度は高いのだと思います。

ストーリーやグラフィックについては、本作のメイン要素ではないと思います。
しかしカードのグラフィックは見栄えが良く、先が気になるストーリーも程よい刺激で楽しかったです。

少し気になった点としては、ヘルプに書いてあるとはいえ、キーワード能力の種類が多く、最初は覚えるのが大変でした。
個別のカード説明に、いちいち全文説明を載せると煩雑になるため、キーワードにしてまとめる方式にしたのでしょう。
確かにこの方がスッキリはしますが、キーワードから条件内容が想像しにくいものがあります。
そのため、条件の内容を覚えるまでは、この手のカードは組み入れにくく感じるかもしれません。

全体としては、カードバトルRPGとして歯応えがあり、とても熱中できる難易度でした。
だんだん難しくなっていきますが、この手のカードバトルRPGが初めての人にもお勧めです。

攻略メモ(ネタバレ注意)

本作の戦闘はそれなりに歯応えがあり、何度か行き詰まることがあると思います。
詰まってしまったときのコツなどについてまとめてみようと思います。

「ヘルプ」をよく読む

ヘルプの項目には、かなり重要なことが書いてあります。
例えば、キーワード能力である「カウント」「絶好調」「幸運」などの用語の説明は、ここにしか書いてありません。
意味を理解して、使いやすい能力で固められるようにデッキを組みましょう。

また、「冒険のコツ」にも、かなり役立つコツが書いてあります。
「毒」「めまい」のカードはずっと残るため、使ってくる敵は先に倒すことや、デストリガーを持つ敵は最後に倒すと発動しないということは重要です。

クリア済みの迷宮に挑戦して、宝箱から護符を集めたり、最深部でカードを集めることも重要です。
護符の装備、ポーションの装備、強いカード集めなどを繰り返して、地道に強化していきましょう。

障害カードの処理方法を準備しておく

「毒」「めまい」、「岩石」「火柱」などのカードはデッキや手札を圧迫します。
アリスなら「光の加護」で捨て札から除去し、スピネルなら「混沌の盾」「混沌の願い」で手札からは安全に排除できるので、対処法を準備しておくと便利です。
休憩ポイントで目ぼしいカードがない場合は、障害カードを取り除くだけで快適になります。
ダメージを受けるだけの障害カードであれば、ガード効果で相殺できることも覚えておきましょう。

表ダンジョンでの戦い方

・スピネル

攻撃力が高めで扱いやすいキャラクターです。
ガードを固めながらAPを増やしていき、中盤以降に高火力のカードで畳みかける戦法が勝利パターンです。

湖上の洞窟を3回クリアして手に入る竜の護符は、APを1上昇させるため非常に重要です。

スピネルで、序盤に役立ったカードは以下の通りです。

・騎士の一撃(AP1、ダメージ7、蓄積5で追加ガード7)
火花の完全上位互換として便利です。

・恐怖の一撃(AP3、ダメージ28)
AP消費は大きいですが、戦闘開始直後に敵1体の数を減らせるダメージ量は有用です。

・熱線開放(AP4、ダメージ50)
消費は大きいものの、終盤まで使える瞬間火力が強いです。

・火竜の誓い(AP2、AP最大値+1)
APの最大値を上げるカードなので、なるべく戦闘の早い段階で使えばかなり楽になります。

・混沌の盾・AP1、ガード8、左端のカードを捨てる(障害カードの処理に便利)
ガード能力は並ですが、障害カード処理にも使えるのが便利です。


・アリス

最大APを増やすことができないので(最終盤で可能となります)、スピネルのようにゴリ押しはしにくい性能のカードが多いです。
反面、HPを回復する手段が非常に多く、いったん軌道に乗ってしまえば、危なげなく安定して戦えるのが魅力です。
祝福系のカードを多めに持ち、長期戦を見据えた構成にするのが良いでしょう。

新緑迷宮を3回クリアすると貰える星の護符は、APを1上げるので必ず出に入れましょう。
また、薬屋で何度か買い物していると、「健康の護符」が入手できます(ある程度の進行が必要かもしれません)。
健康の護符は常に絶好調扱いになるので、カードによっては非常に強力になります。

アリスで、序盤に役立ったカードは以下の通りです。

・積み木の突撃(AP2、ダメージ11、カウント2でダメージ18)
通常攻撃として使えますし、カウント0になればAPの割にそこそこ強力です。

・星の共鳴(AP2、ダメージ10、すべての手札のカウントを1減らす)
通常攻撃+カウント進行カードをして有用です。

・風の障壁(AP1、ガード7、カウント2で14)
ガード性能は並ですが、カウント0になるとAP1としては破格の性能になります。

・僧侶の祈り(AP3、毎ターンHP7回復)
戦闘序盤で使うことで、そのあとずっと恩恵を得られるのは大きいです。
このカードがあるのとないのでは、安定感が全く違います。
祝福系のカードと非常に相性が良いです。

・魅惑の輝き(AP2、HP15回復、絶好調+カウント1で全体に25ダメージ)
健康の護符を装備していると、高性能な全体攻撃カードとして強力です。

・きらきら星(AP2、ダメージ9、絶好調時ダメージ18)
健康の護符を装備していると、積み木の突撃のカウント経過後と同等の威力で強力です。

また、湖上の洞窟・岩盤の洞穴・炎魔の岩窟で合計3回以上全滅すると、不屈の護符が手に入ります。
表ダンジョンでしか効果を発揮しませんが、これもAPを+1する効果があるため、行き詰まっているのなら手に入れて挑戦しましょう。

裏ダンジョンでの戦い方

表ダンジョンを攻略すると、今度は各ダンジョンの管理者と戦っていきます。
自分の場合は主にスピネルで攻略しましたので、攻略のメモを書いていきます。
管理者を何度も倒すことで、希少なカードが手に入るので、行き詰まったら繰り返し挑戦しましょう。

・ヘカテー
最初のターンに、こちらのAPを毎ターン2倍にして、ターン終了時に残りのAP×10ポイントのダメージを自動で与えるという効果を与えてきます。
高コスト・高威力のカードで固め、APを使い切るように攻めていきましょう。

スピネルの場合、具体的には、初期デッキに「熱線開放」「竜の休息」「竜の障壁」といったカードを固め、追加カードでは「混沌の支配者」「デモンハンド」など、高コスト&高ダメージのカードを入手しておきましょう。

アリスの場合は、スピネルよりは高コストカードが少ないので、大雑把状態になった際に注意するようにしましょう(聖女の護符を装備すれば気にしなくて済みます)。
どんどんカードを消費していくことを求められるので、カウント系を入れる際は、カウントを早めるカードも同じくらい組み込んでおきましょう。
APを得るカードは外しておいた方が無難です。
また、APの最大値を上げる護符を敢えて外すことで、守り系のカードを手札に残す余裕が生まれるでしょう。

・ネプチューン
ヘカテー戦とは逆で、ターン開始時にAPが2しか回復しない効果を与えてきます。
しかし、APが2以上残っている場合には満タンまで回復するため、早めにAPの最大値を上げていきましょう。
(最大AP7の場合:残AP0のとき→AP2まで回復、残AP1のとき→AP3まで回復、残AP2以上のとき→AP7まで回復)
序盤でAPの最大値をどんどん上げていき、あとはAPが2未満にならないように戦えば、それほど苦戦しないはずです。

アリスは、APを回復する手段が多いですし、守り系カードでAPを消費せずに耐えることに長けているので楽に戦えるでしょう。

・ウロボロス
捨て札のカードをガンガン破壊してくるので、攻撃手段が無くなってしまわないように注意しましょう。
もっとも、手札の数が少なくなれば回転が速くなるため、最終的には手札で使用したカードが、次のターンにダイレクトに戻って来るくらいになります。
スピネルの場合、早めにAPを上昇させば、「混沌の支配者」などの高ダメージカードを手元に残せば、早い回転で使って倒せるでしょう。

アリスの場合は、僧侶の祈りと結界石を使えば守りは安心なので、攻撃カードをガンガン使っていきましょう。
ダメージを受ける→ターン開始時に僧侶の祈りで自動回復→祝福カードを使う、という流れでガンガン攻撃していきます。
HPが満タンでは回復してもダメなので、守り系のカードは組み入れない方がダメージを受けられるでしょう。

・アレス
かなりの強敵で、全ボスの中で一番手強かったと思います。
HPが回復できない上に、ターンを重ねるごとにアレスの攻撃力が上がっていくため、それなりのスピードが求められます。

スピネルの場合、護符は、体力+竜+筋力、ポーションはブルー1個+パープル+2個で挑戦しました。
デッキは、突撃準備3枚、竜の障壁2枚、騎士の構え4枚の攻勢で、追加カードは無しです。
ガードを固めつつ、僅かに残ったAPで素早く攻撃を叩きこむ戦法です。
まずは竜の障壁でAPを上げることを最優先にしつつ、突撃準備で帯電疾走の生成を進めます。
敵の攻撃は、様子見→パワーアップ→1回攻撃→2回攻撃→3回攻撃というパターンで進みます。
攻撃が激しくなる後半に、防御効果が高い騎士の構えを多く持つようにしましょう。
パープルポーションはなるべく温存したいですが、ガードが足りない時には惜しまず使いましょう。
攻撃4周目の、25ダメージ×3回攻撃を放ってくるターンでギリギリで勝てるかどうかの勝負になると思われます。
勝率は高くない戦法なので、参考になるかどうか微妙で恐縮です。

アリスの場合は、HPが回復しない関係上、祝福効果を得ることができません。
まだアリスでは攻略できていません。

2021年8月追記:匿名様からの情報提供
『スマートな方法ではありませんが、星の戦士×5、結界石×3、魔力の本×2、ブルー×1、パープル×2、星、体力、筋力の護符でアリスでアレスを倒せました。
結界石と星の戦士で防御を上げつつカウントを進めて、星の強撃を生み出しながら削っていく感じです。
何度かやり直しが必要ですが、魔力の本などで運よく星の戦士を使いつつ星の強撃を連発することが出来れば何とか倒せます。』
この戦法を試したところ、安定して勝つことができました。
情報提供どうもありがとうございました。

 

・ルフォン
ホラードールを生成されると厄介なので、それを封じ込めるのを第一に考えて行動しましょう。
「竜の障壁」「竜の休息」などでAP最大値を強化しつつ、お供のモンスターが表れたらデモンハンドで一掃します。
ポーションの空きがないとホラードールをたくさん生成されてしまうので、ストックを開けてポイズンポーションを貰いましょう。
ポイズンポーションのダメージはガードで相殺できるので、敵が召喚する際などの余裕がある時に消費していきましょう。

・ヴォルフ
竜の障壁3枚、騎士の構え3枚、雷轟電撃4枚で戦いました。
追加カードを入れる場合は、ダブルガードを組み込むと役立ちます。
基本方針としては、ガードを固めつつ、雷轟電撃で攻撃していくという方針です。
敵の攻撃が激しい場合は、ガードを2枚使って固めます。

途中仲間を呼ばれるので、左側の敵(捨て場から手札を消滅させてくる)から倒していきましょう。
後は右の敵を倒し、最後はヴォルフを攻撃します。
復活させられることはありませんので安心しましょう。
ヴォルフはパワーアップで攻撃力を強化してきますが、強化のスピードはゆっくりなので、それほど恐れる必要はないと思います。

そのほか、本ブログで紹介しているゲームをまとめた記事はこちらです。
本ブログで紹介しているゲーム系の記事まとめ

コメント

  1. 匿名 より:

    スマートな方法ではありませんが、星の戦士×5、結界石×3、魔力の本×2、ブルー×1、パープル×2、星、体力、筋力の護符でアリスでアレスを倒せました。
    結界石と星の戦士で防御を上げつつカウントを進めて、星の強撃を生み出しながら削っていく感じです。
    何度かやり直しが必要ですが、魔力の本などで運よく星の戦士を使いつつ星の強撃を連発することが出来れば何とか倒せます。

    • losspass より:

      情報ありがとうございます!
      おしえていただいた戦法を試したところ、一回目で勝つことができました。
      多少余裕がありましたので、かなり安定感のある戦法だと感じました。
      どうもありがとうございます。

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