お笑い好きにオススメの漫画 「べしゃり暮らし」(森田まさのり)感想

森田まさのりの「べしゃり暮らし」全19巻を読み終えましたので、その感想を書きます。
ネタバレはしないように書くのは苦手ですが、頑張ります。

結論としては、かなり面白かったです。
少々ご都合主義で漫画的な展開はありますが、涙あり、笑いあり、努力ありの良い漫画です。

登場人物について

登場人物一人ひとり、丁寧に掘り下げられており、序盤に少しだけ登場した人物でも、後半で掘り下げて書かれるなどして、感情移入を誘います。
100%すべてが嫌なキャラクターというのは存在せず、みんなどこかしら、良いところ・悪いところがあります。
そういう意味で全員に人間味があり、愛着が湧いていきます。

内容について

お笑い業界の内側のことはわかりませんが、作者本人が綿密に取材をしてきただけあり、説得力のある内容になっています。
しかしこの漫画、お笑いを題材にしているものの、展開自体は王道で凄く読みやすいし、ワクワクするんですよね。
「才能のある主人公が、謎の転校生と共に旅立ち、仲間と共に成長していき次のステージを目指す」という、王道のエッセンスが凝縮されています。

さらに、要所要所で、涙を誘う展開があり、僕もかなり涙をこぼしてしまうシーンが多かったです。
「涙」と「笑い」のコントラストが、とても見事な作品構成になっています。

その他

絵は、ろくでなしブルースや、ROOKIESなどと同じ流れの絵柄です。
絵だけでこの作者だとわかるので、間違いなく一流だなと思います。
絵で笑わせるわけではない、劇画調のリアルタッチだからこそ、中身のギャグが光ります。
展開的には、少々ご都合主義な部分を感じてしまいますが、ストーリーとしては王道なので、ストレスはそれほど感じませんでした。
主人公が壁にぶつかっているときに、他の登場人物が問題に直面し、それを客観的に見ることで、主人公自身も成長していくというパターンです。
「ご都合主義」と書くと、言い方は悪いですが、漫画としては必要な部分です。

そのほか、本ブログで紹介している漫画の記事をまとめたページはこちらです。
本ブログで紹介している漫画系の記事まとめ
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