デスゲーム系作品 おすすめ集・おすすめしない集

最近では珍しくない形式の作品ですが、今回はデスゲーム系の作品で、おすすめのものを紹介していきます。

デスゲーム系作品とは?

厳密に分類分けがあるわけではありませんが、映画「バトル・ロワイアル」あたりから好評を博して、徐々に増えてきているジャンルです。

大まかな特徴としては、
・何者かによって集められた人々が、何らかのゲームを強要される
・拒否権はなく、逃げ出そうとしたりすると命を奪われる
・生き残るには、他の参加者に勝ち、勝利するしかない

といった要素があります。

主な見所は、参加者同士のコン・ゲーム(騙し合い)とサバイバルです。
ルールや、相手の思考の盲点を突いて、ライバルを出し抜くのは、非常に気持ちいいです。
最近、非常に増えてきているジャンルなので、これらの要素にアレンジが加えられ、それぞれの作品で、独自の味付けがされています。

おすすめ作品の紹介(完結済み)

:バトル・ロワイアル(小説・映画・漫画)
R指定ながら、初めて映画館で上映されたのを見たとき、結構な衝撃でした。
不謹慎な内容かもしれませんが、とにかく娯楽性を追求した内容で、非常に面白かったです。
それと同時に、命を脅かされることのない今の日本に、ひたすら感謝した覚えがあります。
小説・映画共にオススメです。
漫画版は絵柄が微妙で、不必要なほどに残虐な表現が多いため、あまりオススメはしません。

クリムゾンの迷宮(小説・漫画)

角川ホラー文庫で、貴志祐介さんの作品です。
貴志さんの作風とは少し違いますが、こちらも非常に面白いです。
食料などを確保していくサバイバル要素も面白いですし、後半の展開はまさにホラー。
非常に手に汗握る展開で、一気に読めてしまうことは間違いありません。

余談ですが、バトルロワイアルの小説と、初出がほぼ一緒のようです。(1999年4月)

神さまの言うとおり(漫画)5巻+21巻

映画は観ていませんが、続きの「神さまの言うとおり弐」まで読破しました。
かなりスケールが大きい感がありますが、面白かったです。
ところどころにシュールなギャグも散りばめてありますが、主要人物以外の命が非常に軽く、結構グロテスクです。
個人的ベストゲームは「弐」の「すなとり」です。

今際の国のアリス(漫画)

個人的には一押しの作品です。
これこそ、デスゲームものという雰囲気で、多彩なゲーム、多彩な攻略法に溢れています。
一応少年誌ということで、努力や友情など、熱い展開で切り開くことも多いです。
主人公のアリス(男です)以外の視点から描かれるゲームも多く、それぞれのキャラクターが成長していく群像劇の側面もあります。
最終巻の伏線回収も、一応納得です。
多彩なゲームが登場しますが、それぞれゲームの特徴が出ていて、かなり面白いです。

ACMA GAME アクマゲーム(漫画)22巻

よくあるタイプの作品と思いきや、ゲームの展開はかなり練られています。
これも少年誌で、綺麗な絵柄かつ人もあまり死なないので、グロテスクな作品が苦手な人でも安心して勧められます。
登場人物がみんな頭の良い人か特殊能力者なので、複雑な展開についていけなくなることも。

ゲーム自体はかなり面白いものが多く、参加する登場人物の攻略法も論理的で、非常に面白かったです。

人がそんなにしなないので、厳密には「デス」ゲームとは言い難いですが・・・

アビス(漫画)8巻

RPGのような設定で始まる、面白い試みの作品です。
主人公が他の作品ではあまりいない、お調子者な感じの珍しいタイプです。
ただ、格好付けているように見せているだけで、仲間思いの良いヤツです。
彼が非常に思慮深く、洞察力も素晴らしいため、ピンチのときでも何とかしてくれる安心感があります。

登場人物にそれぞれ与えられている能力を上手く組み合わせて、難しい局面を切り抜けていきます。
主人公のヒビキの特殊能力が、他人の能力を「コピー」できる能力というのも、RPGの主人公っぽくて個人的に好きです。

シークレットゲーム、シークレットゲーム CODE:Revise(ゲーム・PSPなど)

こちらはノベルゲームですが、なかなか面白かったのでオススメします。
内容としては、ほぼバトルロワイアルのようなものです。

オーソドックスながら丁寧に作られていますし、参加者同士のバトルも熱く、読み応えがあります。
ゲームならではの特徴として、色々な展開のルートが用意されているのは面白いです。
最初に出会うパートナーによって、その後の展開、結末などが変わってきます。
あるルートでは敵だったキャラクターが、あるルートでは味方になったり、立場が変わるのが面白いです。

続編は、舞台が広くなり、少し非現実的な描写もありますが、ストーリーの熱さやボリュームは多くなっています。
前半・後半でガラッと状況が変わり、ゲーム全体の空気も切り替わる描き方が秀逸です。

各参加者には、ゲームの「クリア条件」が設定されているんですが、その条件の設定に物凄く悪意が込められていて、やり切れない思いになります。
例えば、ある人物のクリア条件は「全員の生存」だったりしますが、別の人物の条件が「自分以外のすべての死亡」だったりします。
必ずプレイヤー間で、衝突が起きるようになっているんですね。
殺し合いが起きて欲しい主催者側にとっては、これは当たり前の仕掛けと言えるかもしれません。
続編のクリア条件も、かなり嫌らしかったです。

BTOOOM!

長期連載を続けている、王道のデスゲームものです。
色々な機能を持った爆弾を駆使して、他のプレイヤーを倒していくデスゲームです。

手に汗を握る展開が多く、どんどん先を読みたくなっていきます。
武器が爆弾であるため、やや残酷描写は多いです。
読んでいてそれなりに面白いですが、最高にオススメするとまでは行かないと思います。

やはり序盤~中盤の戦いの、いかにもデスゲームなバトルが熱いです。
最新巻あたりでは、ハリウッド的なノリになってきています。
漫画作品でありながら、エンディングを2パターン描いた手法は、面白いやり方でした。

その他、デスゲーム系作品の一言紹介(連載中)

まだ連載中で、完結していないものの紹介をしていきます。
個人的に、まだ評価を決めかねているものも載せます。

トモダチゲーム

直接的に「死」が待っているわけではないですが、社会的に死ぬようなものなので、デスゲームとしてみます。
大きな特徴としては、ゲームの攻略方法が、非人道的で裏技的なものが多く、その発想が面白いです。
特に2ゲーム目のかくれんぼゲームなどは、力技ながら好きな勝ち方です。
最後の最後にならないと、主人公の攻略法がわからないため、エピソード前半ではストレスがたまります。
種明かしのところでは、非常にすっきりするカタルシスがたまりません。

リアルアカウント

流行りのSNSやツイッター、ポケモンGOなどを題材としたゲームが多く、それらを皮肉った内容は面白いです。
僕が好みの、騙し合いや知恵を絞る要素は少なめで、火事場の馬鹿力敵なパワーで乗り切ることが多いです。
そこまでオススメはしないです。

天空侵犯

デスゲーム的設定ですが、サバイバル+バトルものと捉えるべきかもしれません。
それほどハードな展開ではないので、ある程度安心して読めます。
最近では、バトルものとしての側面が強くなってきて、主要人物もそう簡単には死なない強者ばかりになってきてしまいました。
緊張感が少し薄れてしまってきたという感じです。

賭ケグルイ

ちょっと方向性が逸れてきたかもしれません。
これを入れるなら、カイジシリーズも入れなければならないかも・・・
賭け事ですべてを決める高校で、おっとりした見かけとは裏腹に、破滅的なギャンブル狂である蛇喰夢子(じゃばみゆめこ)の話です。
夢子は底が知れない強さなので、自信満々の相手にどうやって勝つのか、という点に集中して楽しめます。
今後の展開を楽しみにしてます。

たとえ灰になっても

たぶん、作者は可愛らしいキャラクターを描くのが好きなんだなという作品。
そしてその可愛いキャラクターを酷い目にあわせる絵面が好きなんだなという感じです。
かなり残酷でサディスティックな描写が多いです。
鬼ごっこ的なゲームに突入してからは、何となく神さまが言うとおりなどの2番煎じ的な匂いも・・・
今後の展開に期待します。

出会って5秒でバトル

裏サンデー発の作品です。
能力を一つ与えられて、デスゲームに参加させられる系の作品です。
コミカライズ版は、非常に絵がきれいで可愛いです。
内容もかなり練られており、何より主人公の能力が新しい!
ゲームは、H×Hのグリードアイランド編の様相を呈していますが、今後の展開に非常に注目しています。

賭博覇王伝 零

「カイジ」などでおなじみの、福本作品です。
今までの作品では一癖ある主人公ばかりでしたが、今回は少年誌の作品ということもあり、頭脳明晰な青年が主人公です。
ダメ人間が、捨て身の覚悟で逆転を狙うような内容のものではありません。
デスゲームとまではいきませんが、コン・ゲーム的な内容としてはオーソドックスな作品で、他の作品と違い、作品のテンポも早めです。
絵の癖はさておき、作品そのもののクセは強くなく、だれでもすっきり楽しめます。
まだ完結はしていないのですが、それなりにオススメです。

デスゲーム系作品あるある

「まさか、あなたが運営側の人間だったなんてね・・・」
基本的には関係のないメンバーが集められて競わせられるのですが、ゲームの円滑な進行のために、参加者に運営側のメンバーが紛れ込んでいることがよくあります(笑)
主催者側のキャラクターは、一見無害なことが多いのですが、要所要所で不審な行動をしていたり、強そうに見えないのに生き残ったりします。

「俺は、前回のゲームの参加者だ」
妙にゲームのことに詳しかったり、序盤で頼りになるキャラクター。
そんなキャラが実は、前回のゲームの生還者だったりすることがあります。
頼りになり信頼できるキャラクターですが、途中で主人公たちをかばって死ぬパターンが多い気がします。


「殺し合いが許されるっていうんなら、楽しませてもらうぜ!」

大体のメンバーは半強制的に連れてこられて戸惑っているのですが、チンピラ系、もしくはサイコパス系のキャラは生き生きしてきます。
チンピラ系は、序盤のわかりやすい敵として立ちはだかってきますが、サイコパス系はラスボスにもなりかねません。

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