完全食COMPが届いたので、味の感想や食べ方をレビューします

COMPとは?

完全食「COMP」という食品があります。
「完全食」というのは造語だと思いますが、意味合いとしては「これしか食べなくても生きていける食品」くらいの意味でしょう。
厚生労働省が定める、成人が一日に摂取すべき栄養素の基準をすべて満たすようにデザインされている食品です。

もともとアメリカで2013年ごろ「ソイレント」と呼ばれる完全食が話題となり、ニュースとなった際、僕も興味を持っていました。
「ソイレント」という名前の由来は、元ネタとなっているSF映画「ソイレント・グリーン」だと考えると、あまり良いネーミングではない気もしますが・・・
PSゲーム「ゼノギアス」でも、トラウマシーンとして印象に残っている言葉です。
それはさておき、ソイレントは粉を溶かして飲むだけで必要な栄養素が摂れるのなら、時間もかからないですし、コストも安いという魅力がありました。
ただ、日本国内では購入できなかったため、購入には至らず、最近まで忘れていました。

しかし2015年に、日本で「株式会社コンプ」が、同じようなコンセプトを持った商品の販売を始めました。

国内で開発されたものであれば、ソイレントとは違い、日本人に最適化されているはずなので、より強い興味を持ちました。
お試しパックもあるので、試しに購入もしてみやすいと感じ、今回購入に至りました。


(上の画像は、COMPに同梱されていたハンドブックの画像です)

公式サイト(外部リンク)
COMP 完全食

COMPの種類・コスト

COMPには、3種類のラインナップがあります。
液体に溶かして飲むパウダータイプ、歯応えのあるグミタイプ、注ぐだけですぐに飲めるドリンクタイプです。

パウダータイプは12パックで税込5000円(1食あたり約416円:400kcal)、グミタイプは10パック4750円(1食当たり475円:400kcal)、ドリンクタイプは6パック7410円(1パック1リットル当たり1235円:1000kcal)です。
正直なところ、少し割高な感は否めません。
トライアルパックはパウダー3パック+グミ2パックで1000円なので、ある意味一番経済的です。
気になる方は、このトライアルパックから試すのが無難でしょう。
ドリンクタイプのトライアルは無いようです。

COMPを実際に食べた感想

ドリンクタイプ


まずは、手軽に摂取できるドリンクタイプから飲んでみました。
匂いはほとんどありませんが、豆乳のように少しとろみがあります。
問題の味はというと、一口目は豆乳っぽいのですが、後味はコーヒーフレッシュのような味で、若干ナッツ系の風味もあります。

これを単独でゴクゴク飲めるかと言われると、個人的には「我慢」が必要になるかなと感じます。
僕は朝食に、グラノーラにかけて食べるのに使っています。
味が強い飲み物と混ぜると面白そうだなという可能性は感じました。
コーヒーなど面白いかもしれません。

パウダータイプ

パウダータイプは液体に溶かして飲むことが必要ですが、何に溶かしても良いことになっています。
水でもお湯でも溶けますが、お湯は熱に弱い栄養素を破壊する可能性があるので、避けた方が無難だと思います。
シナモンの抽出物を使っているので、シナモンの香りが苦手な人は要注意です。
ほんのり甘さはありますが、もっと甘いもので溶かした方が飲みやすいと感じます。

色々なレビューを参考にしたところ、味が強い果物のジュースやコーヒーなどで溶かすとおいしく飲めると書いてありました。

確かに、過去にプロテインなどを水で溶かしたときは、独特の味が強く、おいしくなかったという経験があります。
何にでも溶けやすいのであれば、ある程度自己主張の強い液体をベースにして、COMPそのものの味を誤魔化せばいいのかなと思いました。
スムージーなどは、もともとドロッとしていますし、味も強いので飲みやすいそうです。

今回は、コンビニで購入したリプトンのレモンティーを利用し、家の中の適当な容器を使ってシェイカーにしました。

容器が小さかったので、全然レモンティーが入れられないじゃないかと思いましたが、注いでいくと、意外とダマになりませんでした。
容器を振るとスムーズに溶けたので、溶け方はかなり良好だと感じました。

さて、レモンティーとの味はというと、意外に問題なく飲めました。
COMPが豆乳っぽい感じなので、そもそもレモンティーとの相性は微妙だったかもしれません。
味は、豆乳レモンティーのような感じで、レモンの爽やかさが味を邪魔している感じでした。
とはいえ、レモンフレーバーのシェイクのようで、味自体は「普通」と言えそうです。
この辺りは、色々と試してみる必要がありそうです。

(下の方に、無糖コーヒーで割った時の感想も書いてあります)

グミタイプ


グミタイプは、チャック付きのパックになっているので、全部食べ切れなくても大丈夫です。
味はマンゴーの味が強く、フルーティーで美味しかったです。
これは普通のお菓子のように食べられます。

ただし、歯応えがそこそこあるので、しっかりと噛まなければいけません。
細かくかみ砕くと歯の隙間に挟まったりするので、ちょっと気にはなります。
歯にしつこく張り付くわけではないので、それほど問題はないと思います。

ただ、仮に朝食としてこのグミを1パック食べるとなると、弾力があるのでかなり大変です。
何か他のことをしながら食べる分には、ガムのように噛みながら食べられるので良いと感じます。
一番、普通の人にも受け入れられやすいのは、このグミタイプだと思います。

パウダータイプの溶かし方のコツ

ドリンクタイプやグミタイプはそのまま食べるだけなので問題ありませんが、パウダータイプはコツが必要です。
シェーカーを購入しても良いのですが、洗うのが面倒な人もいると思います。

僕がおすすめしたいのは、ペットボトルに漏斗を使用する方法です。

ペットボトルをシェーカーとして利用すれば、使用後は軽くすすぐだけで捨てることができます。
ベースにしたい飲み物を購入したあと半分ほど飲み、漏斗を差してパウダーを入れ、キャップしてシェイクします。
これだけで、手軽に色々な飲み物に溶かして飲むことができます。

もちろん、空のペットボトルに別の飲み物を入れるのもアリだと思います。

100円ショップなどで、このようなペットボトル用の漏斗は購入できると思います(僕はAmazonで数百円で購入しました)。
漏斗は洗う必要があるので、なるべく洗いやすい形状のものを選ぶと良いでしょう。
漏斗を使わないと、COMPパウダーをペットボトルの口から入れるのは、とても難しいです。
COMPパウダーはサラサラですが若干滑りにくいため、袋をある程度傾けるまでパウダーが流れていきません。
そしてある程度袋を傾けると、急に山が崩れてドバっと流れるため、勢いあまって粉がこぼれてしまいます。

漏斗に対して、袋を細かく揺すりながら注いでいくと、砂時計の砂のようにさらさらと落ちていきます。
一度に量を入れると詰まってしまうので、片手で漏斗を持って、揺すりながら入れましょう。
当然ですが、液体を先に入れると漏斗にパウダーがくっついてしまうため、漏斗はしっかり感想しているものを使用し、先にパウダーを入れましょう。

写真は、粉を注いだ後に無糖のコーヒーを注いだものです。
この時点では、ぐちゃぐちゃしていて美味しそうには見えません。

しかし、フタをしてシェイクすることで、きれいに溶けます。
ペットボトルの底の方に若干ダマが残りますが、許容範囲です。
ちなみに無糖コーヒーで割った味は、「甘くないチョコクッキーを液体にしたもの」という味で、途中で飲みたくなくなりました。
加糖のコーヒーなら、もう少し飲みやすかったのかもしれません。
どうしても若干の粉っぽさは残りますので、それが苦手な人は苦痛でしょう。
カロリーメイトのドリンクタイプのような口当たりです。

COMPの問題点

色々レビューを書きましたが、COMPにはいくつか問題があるなと感じました。
まず1つ目は、コストが高いということです。
「完全食」を売りにするのは良いと思いますが、通常の食事からすべて置き換えたときのコストが高すぎると思います。
僕は男性なので、1日の必要摂取カロリーは約2200kcalです。(農林水産省のホームページによる)
そうなると、パウダータイプは1パック400kcalなので、5~6食分必要です。
したがって、1日当たり2000円~2400円の食費がかかることになるので、これは少し割高に感じます。
食材調達や調理の手間による時間的コストを込みで考えても、ギリギリ割高なのではと思います。

2つ目は、噛むことが少なくなることの問題点です。

グミタイプと併用すれば、あまり気にしなくても良いかもしれません。
COMPのパウダータイプばかり摂っていると、食事が飲むだけで済んでしまうため、噛むという行為が減ってしまいます。
人間は噛むという動作をすることで、顎の力が鍛えられたり、唾液の分泌を促したりします。
また、様々な味の食事をすることで、脳に刺激を与え、衰えを防止するという話もあります。
そういった身体への刺激が少なくなることで、将来的に健康に悪影響が出る可能性は否定できません。
しかし、COMPだけで生きた人の長期データが存在しないため、こればっかりはデータの蓄積を待つしかありません。


ただ栄養価に関しては、普段摂取しにくいものも必要十分に摂ることができます。
今まで栄養サプリなどを飲んでいた人は、その必要はなくなるのではないかという気がします。

事実、朝食をこれに置き換えた週の体調は良かったように感じます。
ただ、注意事項にも書いてありますが、若干お腹がゆるくなったという認識もありました。
便秘気味の人はいいかもしれません。

まとめ

COMPは、栄養自体は素晴らしい食品です。
ただし、味には癖があるため、食べ方については工夫する必要があると思います。
また、コスト的にも若干高くついてしまいます。

そのため現状では、すべての食事をCOMPに置き換えるのではなく、1食分を置き換えてみたり、食事の補助として食べるのか現実的な活用方法かもしれません。
そうなると結局、健康補助食品とあまり変わらなくなってしまうので、あらゆる人におすすめできるほどではありません。

もう少しコストが下がれば、非常に魅力のある食品となるのではないかと思います。

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