栄冠にゃいん(高校野球フリーゲーム)紹介・感想・攻略メモ

ゲーム
この記事は約5分で読めます。

パワプロで、「栄冠ナイン」という高校野球チームを運営していくゲームモードがあります。
今回紹介するフリーゲーム「栄冠にゃいん」は、それを模した作品です。

高校野球チームを回していく面白さが味わえますし、試合も緊迫感があり、中毒度は高いです。
今回はゲーム内容の紹介や、実際にプレイしてみた感想を書いていこうと思います。
「高校野球シミュレーション」よりコンパクトなゲームデザインで、すぐに入り込めるのではと感じます。

こちらも高校野球を題材にしたオススメのフリーゲームです
高校野球シミュレーション4 攻略と紹介

ゲームの流れ

基本的にはひと月単位で時間が進行していくので、テンポは早いです。
ただし、予選や大会のある月は、試合が複数あるので長く感じるかもしれません。

ゲームの流れは実際の高校野球部と同じで、以下の通りです。

4月:新入生入部

入部した生徒の能力を確認し、どのポジションにさせるか、どの能力を伸ばすかなどを見極めます。
一番ワクワクするところでもあります。

このような画面から、各キャラクターの能力を確認しながら、練習内容を設定していきます。

 

7月:夏の大会予選

まさにメインイベントとなる部分です。
初戦はそれほど強い相手ではないので、若い投手に経験値を積ませたいところです。

試合は基本的にはオートで進んでいきます。
しかし初回と最終回、ピンチ時とチャンスは自分で指示をして操作することになります。
画面はこのような感じです。

 

8月:夏の大会本戦

予選を勝ち抜けば、甲子園が待っています。
相当な強豪が揃っており、チームの総合力はもちろんのこと、運も試されます。

9~10月:秋の予選

3年戦が抜けて、大きく戦力ダウンしてすぐの大会です。
残ったメンバーでどのように戦っていくのか、ある程度のビジョンを固める期間です。
戦力が足りないポジションは、コンバートを活用しましょう。

3月:春の大会本戦

冬の間にみっちり鍛えこんだ成果を試す大会です。
場合によっては出られないことも多いですが、ここを制覇できるなら夏を優勝するチャンスです。
春の方が優勝はしやすいです。

試合に勝つごとに「評判ポイント」が増減し、強い相手に勝てば大きく上昇し、弱い相手に負けると減少します。
評判ポイントが溜まっていくと、弱小→中堅→強豪→名門とランクアップしていき、練習の効果や新入部員の質が上がります。

 

感想

ゲームとしては、余計なものを省いてまとまっていると思います。
能力値も極力シンプルにしてあります。
特に野球脳を表す「智力」という数値は、面白いなと感じました。
他の能力値が低くても、選球眼やケース別の打撃、ファールでの粘りなど、色々なシーンで有利になります。

ゲームとしての難易度は、そこそこ高いように感じます。
コツを掴めば、甲子園出場常連校にはなれると思いますが、優勝はなかなか難しいです。
連覇しようとするならば、かなりやり込まなければなりません。
いくら強いメンバーが揃っていても、卒業してしまえばいなくなるので、チーム全体として強さを維持しながら管理するやりくりが楽しいです。

対戦相手の高校名は、漫画やアニメを元ネタにした学校が多く、メンバーもその作品の登場人物なので、なかなか面白いです。
特に決勝付近でよく戦う、ジョジョ第3部のチーム、第5部のチーム、ドラゴンボールのチームは非常に強いチームで、もう顔も見たくないです。

新入部員として入ってくるメンバーの名前も、12球団の実在の選手の名前ばかりなので覚えやすいです。
選手名と能力値はあまり一致していないので、それはそれで面白いところです。

少し気になったこととしては、試合中の球速やホームランの飛距離は、普通の感覚よりもかなりハイレベルな数値なので、若干気になりました。
(球速が140キロ中盤超えだったり、飛距離200mのホームランがたまに出るなど)

何にせよ、高校野球のシミュレーションゲームとしては、非常に中毒性が高く、楽しい作品です。
興味を持った人は、ぜひプレイして欲しいと思います。

攻略メモ

作者の公式ホームページに色々ヒントは書いてあります。
ここではその攻略情報を前提に、個人的な攻略メモを書いていきます。

何から鍛えていくか

野手の重要な能力は、走力と智力だと感じます。
まずは走力をみんなAまで鍛えておくと、出塁率や得点力などが劇的に上がります。
「出塁→二盗→三盗→転がせ」で、1点をもぎ取っていく戦法は重要です。
その後、智力、ミート、守備を上げていくと良いでしょう。
外野手で守備がSあると、ガンガンゴロアウトに出来たりするので、守備力の効果がよくわかる珍しいゲームだと思います。

投手なら、制球+直球or変化球+スタミナを鍛えておくと良いでしょう。
まず直球か変化球をAまで上げて、その後制球をCくらいまで上げましょう。
その後は、Aではない方の球を上げるか、制球をさらに上げるかは好みです。
スタミナは投手の数が揃っているのなら、それほど上げなくても気にならないと思います。

初期能力値が低くてどうにもならない部員でも、智力と走力があれば何とかなりますし、代打専門、守備固め専用ポジションも面白いと感じました。
色々と自分なりのセオリーを見つけていくのが楽しいゲームだと思います。

そのほか、本ブログで紹介しているゲームをまとめた記事はこちらです。
本ブログで紹介しているゲーム系の記事まとめ
ゲーム

コメント