スマホ版「逆転検事」をオススメするレビュー

ゲーム
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2001年にゲームボーイアドバンスで、「逆転裁判」が発売されてから、かなりの年月が経ちました。
プレイ当時は、奇抜な設定で興味を惹くための、ネタ系のゲームかなと思っていました。
しかしプレイすると、王道な推理アドベンチャーで、シナリオが非常に面白かったです。
さらにキャラクターも個性的で、対決する相手であっても、どこか憎めない人物も多かったです。

しかしその一番の魅力は「相手の嘘に証拠を突きつけて論破すること」です。

ミステリでの探偵の推理場面のように、矛盾を暴くたびに、少しずつ真実が明らかになっていく構成は、シリーズのどの作品を取ってみても、面白いです。
今回は、その逆転裁判シリーズののスピンオフ作品である「逆転検事」をプレイしたので、そのオススメする記事を書きます。

そのほか、本ブログで紹介しているゲームをまとめた記事はこちらです。
本ブログで紹介しているゲーム系の記事まとめ

 


①「逆転裁判」との違い
②「逆転裁判」と比較して良かったと思った点
③まとめ

 

 


①「逆転裁判」との違い

細かいシステムの違いはもちろんありますが、実は目的は大きく変わりません。

このゲームにおいて、弁護士であっても検事であっても「真犯人を探し出して、真実を明らかにする」という目的は同じだからです。

というわけで、「逆転裁判」しかプレイしていない人であっても、まったく違和感なく入っていけます。

 

 



②「逆転裁判」と比較して良かったと思った点

かなりテンポが良いです。

まず、調べるべき現場が比較的コンパクトです。

調べ終われば場面が切り替わって完了しますし、何をすればいいかわかりやすい親切設計です。
次に何をやっていいかわからず、キーとなるフラグを立てるまで進行しないという心配が少なくなっています。

また、比較的頻繁に証人との対決が挿入されるため、メリハリがあります。

証人との対決は、逆転裁判での法廷での対決と同じです。(「ゆさぶる」「つきつける」で進行していくアレです)
「逆転裁判」では、そういった対決は法廷がメインのため、後半に集中してダレることがありました。

しかし逆転検事では、要所要所でそういった対決があるため、小さなカタルシスが頻繁にあるイメージです。

あとは、検事が主人公なのでストーリーの進行が自然です。
(ゲームの話なので、あまり深く考える必要は無いかもしれませんが・・・)
逆転裁判シリーズのように、弁護士側が捜査側を出し抜いて重要証拠を手に入れることは、現実的には難しいでしょう。
しかし逆転検事では、主人公が捜査側なので、科学捜査の結果もすぐ手に入れることが出来るのは納得できます。
最後に、これは好みですが、主人公のキャラの違いですね。
逆転裁判の主人公は、いつもがけっぷちに立たされてボコボコにやられるキャラクターですが、逆転検事の主人公は、その真逆です。

敵になると冷静沈着で手ごわいキャラですが、主人公として捜査するとなると、対決相手を厳しく追及してくれる頼りがいのあるキャラです。

個人的には、こちらの逆転検事の方が好きです。

 

 

 


③まとめ

逆転裁判シリーズが楽しめた人なら、ほぼ楽しめるでしょう。


謎の多い冒頭から始まり、最終話までに伏線を回収してすっきりするのは、いつも通り素晴らしいシナリオです。

スマホ版なら、推理小説を読むように気軽にプレイでき、オススメです。
ただし、バッテリーの使用量はなかなかのものなので、注意が必要です。
「逆転検事2」のスマホアプリ版も発売されたようなので、こちらも早速インストールしました。
「逆転検事3」も出ることがあれば、引き続き買っていきたいと強く感じるゲームです。

そのほか、本ブログで紹介しているゲームをまとめた記事はこちらです。
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