中日ドラゴンズ2020ドラフト指名選手一覧と評価・採点

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さて、シーズン途中ではありますが、今年のドラフト会議がやってきました。
今年は新型コロナウイルスの影響により、プロ・アマ問わず、例年とは異なる状況の中での野球となりました。
特に、様々な大会が中止になったり、規模が縮小されたことにより、選手がアピールする部隊が少なくなってしまいました。
そのため、各選手の最新の実績データが、去年よりは少ない状態でのドラフト指名となります。
こういう状況でのドラフトこそ、各球団のスカウトの眼力が試されるのではないかと思います。

それでは今年も、中日ドラゴンズが指名した選手について、各選手の前評判や、どのような活躍を期待するか、勝手に書いていこうと思います。

中日の補強ポイント

中日は、2年連続で野手を1位指名しています。
根尾選手・石川選手共にスター候補ですが、そろそろ投手のスター候補も必要です。
したがって、今年のドラフトでは投手を1位指名したいところです。
特に、左投手が全体的に足りていないため、左投手の獲得は必要不可欠です。

次の補強ポイントとしては、若手の野手陣です。
特に現状、二遊間を守れる選手が少なく、競争を活性化させる必要があります。
現在のレギュラーは阿部と京田が担っていますが、これに対抗できる選手が溝脇・堂上らになり物足りません。
この辺りの若手を獲得し、育てていく必要があるでしょう。

また、外野も若手が手薄で高年齢化が進んでいきます。
大島の後釜はもちろん、レギュラーが決まっていないレフト・ライト候補も早めに作りたいところです。
近年、高校生外野手を獲得してはいますが、まだ十分とは言えません。
打撃力不足の中日ですから、内外野ともに長打を期待できる野手を獲りたいところです(短期的な長打力不足の解消は、外人の獲得が現実的ではありますが・・・)。

まとめると、現在の中日に必要な選手は、以下のような選手ということになります。

・上位で左投手
・二遊間を守れて、打撃力・長打力のある選手
・外野を守れて、打撃力・長打力のある選手

この辺りを的確に補強することができれば、良いドラフトになるだろうと思われます。

2020年ドラフト指名選手一覧

1巡目指名・高橋 宏斗(たかはし ひろと・投手・右右・高校生・中京大中京高)

最速154キロのストレートを持つ、地元出身の本格右腕です。
常時140キロ中盤~150キロのストレートを軸に、縦スラ、カットボール、ツーシームを投げ、制球もまずまずとのことです。
130球を投げても、クイックで投げても、スピードが落ちないスタミナと肩が魅力的です。
プロに入って、球数を少なくする投球が出来るようになるかに注目したいと思います。
即戦力として考えても通用するような見られる総合力を持つ投手で、タイプ的には梅津投手のような、まっすぐに力のあるタイプなのではないでしょうか。

このレベルの選手が単独で指名できたこと自体は、ある意味でドラフト戦略の勝利と言えるかもしれません。

2巡目指名・森 博人(もり ひろと・投手・右右・大学生・豊川高⇒日本体育大)

最速155キロを計測したストレートと変化球のコンビネーションが売りの、地元出身のサイドハンド右腕です。
140キロ前後のカットボール、120キロのカーブなど、直球と変化球のコンビネーションで、高い奪三振率を誇ります。
先発時はストレートも140キロ中盤のようですが、短いイニングであれば、安定して150キロ出るようです。
ゆっくりスーッと踏み込んでから、右手が鋭く遅れて出てくるので、打者は球の出所が見づらいのではと感じます。
球が荒れているようにも見えますが、四死球が多いわけではないので、ストライクゾーンに程よく散るタイプなのかもしれません。
抑えやセットアッパーとしての適性もありそうに見えます。

3巡目指名・土田 龍空(つちだ りゅうく・内野手・右左・高校生・近江高)

50m6秒の足と、強い肩とグラブ捌きが売りの遊撃手です。
1年秋から3番に座り高校通算30発など、好打者でもある選手です。
タイプとしては、現在のレギュラー・京田選手に近い部分があり、競争を促す目的もあるかと思います。

4巡目指名・福島 章太(ふくしま しょうた・投手・左左・高校生・倉敷工高)

鈴木博を思わせるどっしりとした体格から、最速147キロストレートを投げるパワーピッチャーです。
スリークォーター気味の柔らかい腕の使い方で、テークバックの小さいフォームから、ストレートやスライダーを投げ分けます。
巨人の田口のように、力感が無いフォームから、手元で珠が伸びてくるタイプの選手です。
制球力が大事になるタイプの投手なので、今後の成長に注目したい投手です。

5巡目指名・加藤 翼(かとう つばさ・投手・右右・高校生・帝京大可児高)

最速152キロのストレートと、ブレーキが効いたナックルカーブを使う地元出身の右腕です。
公式戦の実績は少ないですが、去年秋に152キロを計測したことで、スカウトにも注目されるようになりました。
少しカクついた腕の上げ方から、投げ下ろすフォームで、中日の石田健人マルクの変則無しバージョンのようなイメージです。
高校生ということで、伸びしろ十分の素材指名と言えるのではないでしょうか。

6巡目指名・三好 大倫(みよし ひろのり・外野手・左左・高卒社会人・三本松高⇒JFE西日本)

社会人時代に、投手から外野手に登録を変えた23歳の外野手です。
俊足と強肩に加えて、高校通算26本塁打を打つなど、高校時代から打者としての評価も高かったそうです。
まだ外野手にコンバートして日が浅いですが、去年のルーキー・岡林選手も、プロに入ってから初めて外野手に挑戦し、メキメキと成長しています。
レギュラーが固まっていない外野のポジション争いに食い込んでくることができるか、今後に注目したいと思います。

育成1巡目指名・近藤 廉(こんどう れん・投手・左左・大学生・豊南高⇒札幌学院大)

最速148キロのストレートと、カットボール、スライダー、カーブ、フォークなどを使う左腕です。
どっしりした体格から、変化球を起用に投げ分ける投手という印象です。
大学で体重を増やして球速が13キロ伸びたとのことで、同大学初のプロ野球選手となりました。

育成2巡目指名・上田 洸太朗(うえだ こうたろう・投手・左左・高校生・享栄高)

柔らかい投げ方から143キロのストレート、スライダー、カットボール、チェンジアップなどを制球良く投げ分ける大型左腕です。
出身は富山ながら、野球のため愛知の享栄高校に入学したとのことです。
中日の近藤2世と呼ばれ、今後の成長に期待がかかります。
184センチ・93キロと恵まれた体格で、伸びしろ十分な高校生と言えるでしょう。

育成3巡目指名・松木平 優太(まつきひら ゆうた・投手・右右・高校生・精華高)

最速145キロのストレート、スライダー、カーブ、スプリットを柔らかい肘の使い方で投げる、インドネシア人の父を持つハーフの右腕です。
体格は180センチ65キロと細身ながら、投手転向1年目だそうです。
体を作って体重が増えてくれば、まだまだ球速が伸びてくると感じられます。

総評

まず、1位指名で高校生ナンバーワン投手との呼び声が高い高橋宏斗選手を、単独指名できたことは大きいです。
欲を言えば大卒左腕の早川選手に行きたかったですが、競合のリスクなどを考えると、悪くない指名だったと思います。

2位の森選手は、1位指名されてもおかしくないレベルの素晴らしい投手です。
この巡目で残っていたことは幸運と言えるかもしれませんが、中日の補強ポイントとしては、他の左腕や野手を優先してもよかったかもしれません。

3位では二遊間を守れる選手ということで、土田選手を指名しています。
特に打撃で物足りない京田に対して、突き上げる役目を担って欲しいと思います。
外野手として社会人の三好選手も獲得しており、この辺りは補強ポイントに合った指名ができていると思います。

その他、左投手を3人指名しており、手薄な左投手をしっかりと指名することができました。
ただし、3人のうち2人が育成指名なので、すぐに芽が出るわけではありません。
そう考えると、やはり1位・2位あたりで左投手を獲得したかったと感じます。

思っていたより野手が少ない指名となりましたが、これは、ここ最近獲得した若手野手が、戦力になりそうだという見通しがついたことの裏返しなのかもしれません。
逆に投手は、いくらいても困ることは無いので、そういう意味では手堅い指名になったと思います。

甲子園などの大会が少ない年なので、高校生中心のドラフトはリスクが高めとなります。
とはいえ、各補強ポイントを一応は抑えて、単独1位指名もすることができました。
総合すると、70点~80点くらいは付けられるドラフト会議となったのではないでしょうか。
指名選手の今後の活躍を心から願っています。

 

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コメント

  1. ダビドフ より:

    なるほどー、ドラフトにはあまり興味がなかったので、興味深く読ませていただきました。
    もうドラフトから戦いは始まってるわけだから大切ですよね。
    みんな、すくすくと育ってほしいです。

    それはそうと、ここにきて、まさかの4連敗してしまうとは、巨人も優勝しちゃったし地味にショックです。

    正直、2位はほぼ確定決まりと思ってましたので・・・勝負事というのは最後まで分からないものですねえ。

    まあ2位になったからといってなにか特典があるわけでもないので、ドラゴンズとしてはそこまで2位に、こだわってないんですかねえ?

    怪我人でてるし、今更無理するのは良くないのもわかりますし、なんかモヤモヤしますね。

    それにしてもナゴドで17失点するとは驚きました。こんな事あるんですね。

    • losspass より:

      コメントありがとうございます。
      ここに来てビシエドや福田の離脱による得点力の低下、勝ちパターンの疲労蓄積など、厳しい状況が出てきましたね。
      昨日の7~9回はテレビで見ていましたが、いったい何を見せられているんだろう・・・という気持ちになってしまいました。
      広島打線の爆発力もありますが、ナゴヤドームであれだけ取られるのは珍しいですね。

      個人的な見解ですが、特典が無くても、やはり2位やAクラス死守のために戦うというのは大事だと思います。
      今のほとんどのメンバーは優勝争いの中で戦ったことがありません。
      今の順位争い程度を戦い抜くことができなければ、たとえ戦力が揃ったとしても、厳しい優勝争いの中で戦えるとは思いません。
      思うに、落合監督時代との大きな違いとして感じるのは、試合後半ビハインドの展開で、逆転なんて無理だと諦めてしまっているように見えるということです。
      近年のドラゴンズの逆転勝ちが極端に少ないのは、撃てる打者が少ないという現実もありますが、メンタル部分で負け癖がついているというのもあるかと思います。

      もちろん、選手生命に関わるような怪我をするリスクを冒しては、元も子もありません。
      ビシエドは来年の開幕もわからないほどの重傷だそうですから、とても心配です。

  2. ダビドフ より:

    なるほどーおしゃるとうりだと思います。そういえば今年は巨人が独走しすぎて、優勝争い無かったですね。

    ビシエドは心配ですね。あれほど優秀な外国人バッターそうそういないし。なんか人並外れて視力が良いみたいですねビシエド選手、だからあんなに安定してヒット打てるらしいです。

    吉見選手引退してしまうみたいですね。悲しいです。ヤクルトの石川投手がまだ投げてるから、まさか引退するとは思いませんでした。

    • losspass より:

      ビシエド選手は打撃はもちろんですが、守備力やリーダーシップもあって真面目な良い選手ですよね。
      今までも死球を受けるたびに調子を落としていたりするので、かなり無理している部分はあるのかなと思います。
      打点王も狙える位置だっただけにとても残念です。

      吉見選手は、まだまだやれると思っていたので驚きです。
      コメントから察するに、充実してきた若手にチャンスを譲り、自分は指導者など別の立場へステップするべきだと考えているのかもしれません。
      今年に勝負をかけていたと話していたので、それで結果が出なかったので、思い切って決断したのでしょうか。
      何にせよ、お疲れさまでしたと言いたいです。

  3. ダビドフ より:

    ビシエド選手、打点王獲れそうだっただけに残念すぎますね。ファーストが空いたので、

    内川聖一選手、ドラゴンズ獲りに行くんですかね?。すんごく気になります。

    クライマックスシリーズで、内川選手使わないなんて信じられない、ソフトバンクは選手層が厚すぎる。

    • losspass より:

      内川選手は、ファーストのバックアップ的な意味合いもあるでしょうが、代打の切り札としての期待が強いと思います。
      中日には現在、頼れる代打というのがいない状況ですから(イコール選手層が薄いということでもあります)
      内川・福留の獲得することで、若手野手の期待株が増えてきた今、後輩たちに指導するコーチ的役割も狙っているのでしょう。

      巨人・ソフトバンクもそうですが、やはり優勝するチームは選手層が厚いと感じます。
      レギュラーが怪我や不調で調子を落としたときに、それほどレベルが落ちない控えがいるのは、長いシーズンを戦う上で大事なことです。
      中日が脆いのは、レギュラー陣は固まってきたものの、2番手の選手とのレベル差が大きいということでしょう。
      運よく誰も怪我をせずに突っ走ることができれば、選手層が薄くても優勝できることはあると思いますが、それではなかなか常勝軍団とはいきません。

      3軍を持っている球団の中でも、巨人・ソフトバンクは凄く有効活用していると思います。
      資金力の差がもろに出てくる部分なので、そのうち3軍制や育成契約選手など、規制が出てくるかもしれませんね。

  4. ダビドフ より:

    なるほど、おっしゃる通りですね。
    内川選手のプライドを考えると代打要員では、納得してくれないかも。この辺は交渉次第ですね。
    というかセリーグの他チームに入団されると厄介だなあ。

    なんとか、三位確保できましたね。良かったです。高橋周平選手の勝ち越しホームランが大きかったですねえ。

    二位は、阪神の結果しだいになりそうですね。
    阪神残り試合沢山残ってるんで、予想つかないですね。

    • losspass より:

      Aクラス入りが確定し、吉見選手の引退試合も終わり、とりあえず一息つきましたね。
      多分、阪神が残り試合を0勝3敗で終わった場合のみ、中日は最終戦を勝つか引き分けることで、2位に上がります。
      現実的には厳しいので、中日はおそらく3位の可能性が髙そうです。

      それよりも心配なのは、ホールドポイント争いと最優秀防御率争いです。
      福・祖父江がホールドポイント30で、ヤクルトの清水選手が29です。
      中日は残り試合が1つで、ヤクルトは3試合です。
      仮にヤクルトの3試合すべてで、清水選手がホールドを稼ぐと32になり、追いつけなくなります。
      そういう意味では、本日の試合で清水選手のホールドを阻止したのは、かなり大きな意味がありました。
      ヤクルトの残り試合も、清水投手から目が離せません。

      そして広島の森下選手の最優秀防御率にも注目しています。
      仮に森下選手が2失点すれば、ほぼ大野がタイトルになるでしょう。
      しかし0~1失点で7イニングほど投げると大野を上回るため、まだまだ分かりません。
      状況によっては、11月11日の中日・広島戦の最終戦で、大野&森下の熾烈なタイトル争いが見られるかもしれません。

  5. ダビドフ より:

    吉見選手の引退試合モヤモヤしました。
    レギュラー選手で全力で勝ちにいけば勝ててた試合のような気がしてならないです。
    二位はどうでもいいんですかね?
    せっかく二位が目の前にあるのに、全力で獲りにいかないとは、モヤモヤします。

    タイトル争いは、森下選手を何とか攻略したいですね。

    ホールドポイントは、ヤクルトがわざわざ清水選手に獲らせようと登板させたのに、堂上選手が打ってくれてスカッとしました。

    • losspass より:

      おそらく、既に自力での2位が無いということと、吉見選手の引退試合をホームで行うという決定により、3位でもいいと妥協したのだと思います。
      確かに、あくまで全力で行くということでしたら、吉見選手の引退試合は来期のオープン戦などで行い、今季はすべて勝ちにいくというのが本当でしょう。
      想像ですが、吉見選手の引退試合を今季のうちにやりたい理由があったのかもしれません。
      モヤモヤした気持ちになるファン人がいるのも、もっともだと思います。

      先ほどのニュースで、森下選手は今季もう登板させない方針に決めたそうです。
      新人で疲労がたまっているのと、本人が防御率1点台にこだわっているそうです。
      これで大野選手のタイトルはほぼ確定したと言っていいと思います。

      まさか堂上選手が打つとは思っていなかったので(失礼)、思わず声を上げてしまいました。
      一緒にやってきた吉見選手の試合で打てて、意地は見せられたと思います。
      ヤクルトについては、本日負けてしまったので、清水選手のホールドもありませんでした。
      仮にあと2試合で2HPを稼がれても、中日は最終戦で何とか引き分け以上の展開で、祖父江選手・福選手にホールドを付けられれば、3人同時受賞ということになります。
      ヤクルトの残り2試合にも注目ですね。

  6. ダビドフ より:

    広島も思い切った決断するものですね。
    ガチの森下投手対ドラゴンズ打線見たかったですけどねー。
    大野選手良かったです。

    ホールドポイント獲得の条件が複雑ですねえ。

    こうなると、とにかくドラゴンズは、祖父江選手・福選手にホールドを付けるのを目指すのみですね。
    どうやったら、出来るだけ楽にホールドポイント取らせるか考える別の楽しみがありますね。

    最終戦、目標かわって、勝利条件が途中で変更したSRPGみたいで面白いです。
    ここに二位狙いも加わっていたらさらに熱かったんですけど、終わったことだから仕方ないですね。

    • losspass より:

      そうですね。
      ただ、「登板させない」という発言をしておきながら、最終戦に広島が森下を登板させてくる奇襲の可能性もゼロではありません。
      そう考えると、大野は最終戦に向けて、一応登板できるような準備をしておく必要はあるかと思います。

      ホールドポイントは、本日ヤクルトの清水選手が1つ稼ぎましたので、これで30HPで3人が並んだことになります。
      火曜日のヤクルト対広島で、清水選手がホールドを上げることになれば、中日は最終戦、何が何でも勝ちに行って、福と祖父江を登板させなければいけないでしょう。
      火曜日にヤクルトが負ければ、おそらく3人でホールド王を分け合うのかもしれません。
      福・祖父江の2人を登板させて片方がミスをすると、失敗した側はホールド王にならないどころか、後に投げる予定の選手のホールドチャンスも奪うことになるので、怖いと言えば怖いですよね。
      というわけで、火曜日のヤクルト戦は、まだまだ注目したいところです。

      シーズン終盤は、勝利条件が目まぐるしく変わるので、ちょっとゲームみたいですよね。
      タイトル争いの状況によっては、最終戦、本気で勝ちを取りに行かなければいけなくなるので、熱い展開になるかもしれないです!

  7. ダビドフ より:

    まさか、まさかの、柳投手が9回2アウトまで投げてしまったので、ホールドポイント稼ぐタイミングなかったですね。
    まさか、こんな展開になるとは、拍子抜けしました。
    それだけ、ホールドポイントを稼ぐとというのは、難しいんですねえ。

    • losspass より:

      柳投手が(いい意味で)まさかの投球をしましたので、結果としては良かったと思います。
      清水選手が福・祖父江選手のHPを追い越せなかった時点で、もう二人とも登板させるつもりはなかったと思います。
      2人が並んでしまっている点も、難しいところでしたね。

      ホールドは試合の最後ではないものの、セーブと同じようなシチュエーションで獲得できるものですから、稼ぐのは大変ですよね。
      勝ち試合でそれだけ投げて、二人HPが並んでいるということは、それだけ勝ちパターンがしっかりしていたということでしょうね。
      例年に比べて、来年までの間隔が短いですが、しっかりと疲労を抜いて、同じような投球を見せてくれることに期待したいと思います!
      お疲れさまでしたと言いたいです。

  8. ダビドフ より:

    結局、三人分け合う形でホールド王獲れましたねえ、良かった、良かった。なるほどねー三人で分け合うという選択肢があったんですねえ。全く気が付きませんでした、最初からある程度分け合うのを視野に入れてたのなら、ドラゴンズ、ヤクルト共に頭良いですねえ。やるなあ。
    これがベストでしょうね。

    報道ステーションのスポーツニュースコーナーでホールド王のことやるのかと思って楽しみに視聴してたら、全く触れないで終わってしまいましたので、結局、新聞で確認しました。

    今年のドラゴンズは近年でも一番見てて楽しかったです。
    まさか後半に、あんなにチーム状態が良くなるとは驚きましたねー。
    開幕からいまいち不調気味のチームがシーズン終盤、劇的に調子が上がるなんて、ほんとに珍しいくないですかね?

    まあタイガースの方も序盤不調だったんですけど、終わってみれば、結局2位なんですけどね・・・

    • losspass より:

      タイトルの中でも、最優秀中継ぎは少し地味なので、扱いも微妙で残念ですよね。
      タイトル獲得経験がある選手が増えていくのは、チームにとって素晴らしいことだと思うので、今後増えていってほしいです。

      中日の後半の躍進の理由は、去年に比べて接戦に強くなったという点だと思います。
      勝ちパターンが確立することにより、先発も「6回まで何とか投げれば」と考え、打線も「6回までにリードできれば」と、良い相乗効果があると思います。
      勝ちパターンがしっかりしていないと、「どうせ頑張ってもひっくりかえされてしまう」という雰囲気になり、士気が下がってしまいますから。
      得失点差の割に、3位というのは頑張っていると思います。

      阪神と中日の大きな違いは、本塁打(と盗塁など)による得点力の差にあると感じます。
      阪神は中日と同じように先発・中継ぎが安定しており、チーム打率が低めです。
      しかし一振りで点が入る本塁打が多いのと、貧打を盗塁で補い、中日よりも得点しています。
      チームのタイプとして似ている中日は、阪神のチーム作りに見習うべきところはあるでしょう。

  9. ダビドフ より:

    なるほどー、そういえば盗塁がドラゴンズ少なかったですね。

  10. ダビドフ より:

    いよいよ今日開幕ですねえ。

    今年のドラゴンズは期待してもいいと思う。
    去年のシーズン終盤みたいな戦いを期待してます。

    • losspass より:

      テレビでの観戦を終えて、興奮冷めやらぬ中、変身を書いています。
      大瀬良投手にそのままやられず、打ち崩した上に、逆転ホームランを打てたのは、本当に一味違うなと思います。
      その後、2アウトからもしっかり追加点を取れたのも理想的です。
      去年は一度リードしたら、追加点を取る執念が感じられなかったので、今年はちょっと違うのかなという印象です。
      中継ぎ陣に若干不安は残りましたが、これだけ若い選手が一軍に新しく出てきているので、今年は見るだけでも楽しいなと感じます。

  11. ダビドフ より:

    敵地だし、4対0の時点で、こりゃあ開幕戦負け濃厚だなあと思って見てましたが、まさ
    か一気に5点も奪ってしまうとは、驚きました。
    とにかく開幕戦敵地での勝利は大きい。

    今年は、ほんと期待できそうですね。