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草野球初心者向け ポイントスパイク(樹脂底スパイク)について語る

野球
この記事は約5分で読めます。

草野球を始める際、グラブの次に優先して購入したほうが良いのは、スパイクです。
最近、久しぶりに新しいスパイクを購入したので、ポイントスパイクについて知っていることを書こうと思います。

スパイクとは?

野球で使うスパイクとは、運動靴の底にツメのようなものが付いている靴のことです。
大きく分けて、金属スパイク、ポイントスパイク(樹脂底スパイクとも呼ばれます)、トレーニングシューズがあります。
急激にダッシュしたりブレーキをするには、しっかり踏ん張れるような構造になっていなければいけません。
スパイクは靴底に付いた突起により、地面を掴み、瞬発力を生み出すのに必要です。

金属スパイク

金属スパイクは、主に硬式野球の経験者が愛用していることが多いイメージがあります。
価格帯は、基本的には金属スパイクが一番高く、標準的なもので1万円~3万円くらいするイメージがあります。
しかし最近はかなり安いものも出てきているようで、少し驚きました。
ネットで調べてみると、4000円くらいのものもあるようです。

ブレーキング力は、3種類の中で一番あります。
しかしデメリットは高価であること、軟式野球用のグラウンドでは禁止されていることが多いこと、などが挙げられます。
靴底のスパイク部分だけを交換できるようになっているものもあり、部品を交換することによって、長く使い続けられるのは良い点だと思います。
ただし他のタイプのスパイクより重量があり、交換式のものは金属部分が多いため、さらに重めです。
また、高野連による野球用具の使用制限によって、公式試合で使用できる色に制限があるため、全体的に黒系の地味なデザインのものが多いです。

・高校野球用具の使用制限 より抜粋、スパイクの項
スパイクの表面は黒一色とし、エナメルは使用できない。底は黒をベースにシルバー色系かゴールト色系のどちらかとし、その面積は50%を超えてはならない。赤、青、緑等の際立った色を使用したものは着用できない。革底の場合はベースカラーに茶系色も使用できる。商標、マークを、ベロ革部分に入れる大きさは縦3センチ、横5センチ以内とし、底部には10平方センチ以内の大きさで1箇所表示することができる。色は表示する場所と同系色とする。スパイクには校名、校章などの表記はできない。また、スパイクのベロ革部分に氏名や番号をつけることも禁止する。また、甲被にはラインを両サイドにそれぞれ1箇所、本体の黒と同色で入れることができる。足首防護目的のハイカットスパイクは使用しても構わない。

意外と細かく規定されています。

ポイントスパイク(樹脂底スパイク)

靴底のツメが金属製ではなく、樹脂性のスパイクです。
軟式の草野球などで広く使われているのはこのタイプです。
価格帯も5000円~8000円くらいと手ごろで、金属製に比べて軽く、普通の運動靴に近い感覚で履けます。

ただし、金属よりも物理的な耐久性は低く、長く使っているとツメが磨り減っていきます。
ポイントスパイクは通常、ツメとシューズ部分が一体化しているため、交換もできません。
そのため、消耗品と考えて1~2年に1度、買い換えるのがオススメです。

 

トレーニングシューズ

運動靴の裏に、ツメというよりも丸いツブツブがたくさん付いたタイプの靴です。
アップシューズ、トレシューと呼んだりもします。
グランドを使った試合や練習には物足りないですが、ちょっとキャッチボールをしたいときなどにオススメです。
価格は3000~4000円くらいなので、キャッチボール程度をやるだけという人にはちょうどいいと思います。
前述した2種類のスパイクは、アスファルトなどのグランド外で歩かないほうが良いですが、トレシューであれば普通の運動靴とほとんど変わらずに使えます。

 

最近購入したポイントスパイク

僕が草野球を始めたときは、とりあえずポイントスパイクを購入しました。
最初は普通の運動靴との違いがよくわかりませんでしたが、普通の靴で野球をやると、とにかく滑ります。
とっさに動くことが多いスポーツなので、スパイクを履いていないと大きな怪我に繋がってしまいます。

ミズノ、アディダス、ナイキなど、色々なメーカーのものを試しましたが、性能に差は感じられませんでした。
ですので、デザインの好みで選んでしまって良いと思います。
僕はタン(靴舌)が長く、前方に折り返してあるタイプのスパイクが、砂が入りにくくて好きでした。
今はこのデザインのものは見かけなくなってしまいましたが・・・

今回購入したのは、まだ買ったことのないアンダーアーマーのポイントスパイクです。

アンダーアーマーはどんな道具でも、他のメーカーより値段が高いです。
しかし、このスパイクは型落ち品なのか、5000円台だったので、ついつい購入してしまいました。
色も白と黒以外に使用していない、シンプルなデザインです。
どんな色のバットやグローブでも、合わせやすそうな色だと感じます。


今まで使用してきたスパイクよりも、ポイントが高いのが少し気になりました。
その分、ブレーキが効くのかも知れませんが、磨耗も早いのではないかと心配です。
またしばらく使ってみたら、感想を追記しようと思います。

使用時の注意・手入れなど

さて、ポイントスパイクの使用時の注意点です。
当然ですが、履いている間は、アスファルトやコンクリートなど、固い地面は歩かないようにしましょう。
ポイントが磨耗するだけでなく、地面を傷つけてしまう可能性もあります。

使用し終えた後は、濡れた雑巾やブラシで、砂や土を落としておきましょう。
水を直接かけて洗うと、内部に水分が溜まりカビなどの原因にもなり得ます。
全体がドロドロに汚れてしまったのなら仕方がありませんが、しっかりと風通しの良いところで乾かしましょう。

水で手入れしない場合でも、保管しておくときは、スパイクケースから出し、しっかり風を通して乾燥させましょう。

週に1度しか使わなくても、使い方によっては1年ほどでポイントが磨耗してくるので、悪くなってしまったら買い換えてしまいましょう。
「P革」という、軸足のつま先部分に付ける保護アクセサリーなども付けたことがありますが、ポイントが磨り減る方が早かったです。
でも付けておくと、投手かな?と思われて、少し格好いいかもしれません。

まとめ

草野球を始めるなら、グラブと同じくらい大事になってくるのがスパイクです。
とりあえずポイントスパイク(樹脂底スパイク)を買っておけば間違いないので、気に入ったデザインのものを購入しましょう。

そのほか、草野球に関して書いた記事のまとめページです。
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