漫画「じけんじゃけん!」(安田剛助)紹介・感想

本格ミステリとまではいかなくても、ミステリっぽい要素がふんだんに詰め込まれたコメディ漫画「じけんじゃけん!」の紹介記事です。
「氷菓」ほどシリアスではありませんが、「それでも町は廻っている」のミステリ回が好きな方には、かなりお勧めできる作品だと思っています。
(2019年3月時点で5巻まで発売)
ミステリを題材にした作品は、謎が物語を牽引し、その謎が解けることでカタルシスを得られるので、昔から人気があるジャンルです。

紹介

主人公の戸入(といり)君は、ミステリ研究同好会の白銀百合子(しろがねゆりこ)先輩が好きで、下心を持って入会します。
百合子先輩は長髪の黒髪美人で、頭脳明晰・スポーツ万能ですが大のミステリマニアで、ミステリが絡むと暴走することもしばしばです。
この作品は、戸入君が百合子先輩のミステリ好きに振り回されたり、自分から突っ込んでいったりするコメディ作品です。

他に大きな特徴として、主人公の戸入君以外のほとんどの登場人物が、広島弁を話します。

戸入君は東京から来た設定なので、標準語を話しています。
可愛い女性キャラたちが広島弁を話す様子を見ていると、旅行でもしているような雰囲気に浸ることができます。

一話一話は10ページちょっとの短いページですが、ほとんど一話完結で終わり、ダレることなく読めます。
ミステリ要素については、がっつりと本格的に語るわけではありませんが、知っているとより楽しめると思います。
基本的には、ミステリのエッセンスがしみ込んだコメディというスタンスの作品です。

感想

個人的にはかなり面白かったです。
先輩も可愛いですし、他の女性キャラも表情が多彩で魅力的です。
ヤングアニマルコミックスということもあり、結構セクシーな描写もあり、思わずニヤニヤするシーンもあります。

主人公の戸入君は、こういった作品では珍しく、先輩への好意を隠さないタイプの主人公です。
かなりのイケメンなのに、やや変態チックな部分があり、そこも良い味を出しています。
彼のボケや奇行も、百合子先輩の奇行並に見どころです。

ただし読む際の注意点としては、超有名ミステリなどのネタバレなどをしていることがあるので、そこは気を付ける必要があるかもしれません。
ただ、ミステリが好きな人であれば誰でも聞いたことがあるような内容なので、あまり身構える必要はないでしょう。
可愛い女の子、方言、ミステリ、この3要素が面白そうと感じられる人に、ぜひ読んでほしいと思います。

そのほか、本ブログで紹介している漫画の記事をまとめたページはこちらです。
本ブログで紹介している漫画系の記事まとめ
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