カタルヴラ(フリーRPG)紹介・感想・攻略メモ

ゲーム
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タイトルを間違えてしまいやすい印象がありますが、カルタヴラでもなくカルタグラでもなく、「カタルヴラ」です。
「ジルオール」のように、自由な順番でカタルヴラ半島を旅しながら仲間を集め、「リメド」という存在を倒すRPGです。
激しい戦闘やレベル上げという要素はあまりなく、旅をしている感や、個々の仲間のキャラクターが深く掘り下げられている作品です。

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カタルヴラ

ゲーム概要


主人公は、「リメド」という存在を倒すために、ザリオットという男性と一緒にカタルヴラ半島にやって来た存在です。
詳しい世界観やザリオットの素性など、細かい部分は謎のまま、ゲームはスタート時点の街から始まります。
情報がほとんどない状態から開始するので、主人公=プレイヤーという構図でゲームに入ることができます。


ゲーム開始時に、主人公は男か女か、どちらかを選択することができます。
本編では完全に無言で、出てくる選択肢で性格を規定していくイメージです。

ゲームの大まかな流れとしては、街で旅の準備や仲間集めをしながらイベントをこなしていき、次の街へと続く探索フィールドを通り、次の街へ到着するという繰り返しです。

街等でイベントが始まると、クリアするまで次の街へは進めなくなります。
一度イベントをクリアした街へは戻れなくなるので、面倒なお使いというのはあまり感じないイメージです。
街では、「ドラゴンクエスト7」のように何らかの事件や変異が起きており、それを解決する過程で、神秘の源である「石」を倒して回収する流れになっています。
そこで繰り広げられるドラマも見ごたえがあり、味わい深いです。
クリア時間は約20時間でした。


戦闘メンバーは5人で、仲間は全部で23人いるそうです。
サブメンバーは拠点で待機しており、任意のタイミングでメンバーを入れ替えることができます。


仲間になるタイミングはみんな様々です。
使えるスキルやステータスも異なるため、お気に入りのメンバーで編成すると良いでしょう。

新しい街で宿屋に泊まると、仲間と会話することができます。
その際に、仲間の詳しい素性や人間性が非常に丁寧に掘り下げられ、愛着が出てきます。
さらに会話後は、新たなスキルツリーが得られたり、特別なスキルを習得したりします。
会話ができる機会は限られているので、じっくり考えてから選びましょう。


特徴的なのは、各キャラは最大レベルが5で、戦闘ではレベルアップしないということです。
戦闘で手に入るのは、売るとお金になる換金アイテムのみです。
レベルは、ボスを倒したりイベントをクリアすることで貰えるアイテムを使うことによって、上げることができます。
そのため、レベル上げという単純な力技でメンバーを強化することができないので、計画的に成長させていくことが大切です。

また、神秘(スキルポイントのようなもの)を消費して、スキルツリーでアビリティを習得していくことができます。
各キャラクターによって、習得できる系統図は違いますが、ある程度自由に育成することができます。

戦闘は、オーソドックスなコマンドバトル方式です。
全員の行動を決定し、素早さの順番に実行されていきます。
敵の強さは、ストーリーの進行によって強化されていきます。
前述したように、戦闘で得られるものは換金アイテムですので、その他の手段でお金を得るのであれば、戦闘はすべて避けても問題ありません。
この辺りの自由度は高いと言えます。

感想(少しネタバレあり)

お気に入りの仲間と旅をする体験を、十分味わうことができるRPGでした。
節目節目で、カタルヴラで繰り広げられる政治劇が挿入されますが、専門用語が多くて、なかなか頭に入って来ませんでした。
後半は、その大きな流れの中心に主人公たちも取り入れられて、歴史を作り出していく役目を担います。

とにかく、世界の作り込みが凄く、ストーリーに直接は関わってこない国や歴史なども、非常に綿密に設定されています。
図書館などでそういった設定を読むことができるのですが、テキスト量もかなり多いです。
仲間になるキャラクターの種族や出身国、その歴史や国同士の関係性など、詳しく知るとより面白いです。

序盤~中盤は自由な雰囲気で各地を冒険できるので、とても楽しかったです。
仲間も個性的なキャラが大勢いますし、特定のキャラを使わないとクリア不可能というようなことはないので、編成の自由度の高さも魅力の一つです。
繰り返しプレイして、色々な仲間で会話をするのは楽しそうです。
各地の集落でのエピソードも、考えさせるものが多く、一話完結のドラマを体験しているようでした。

戦闘は、それなりに歯応えがあるものの、難易度は普通という印象でした。
状態異常やバフ・デバフが大体の敵に有効なので、支援系のキャラが重要です。
ただ、ボスはどれも長期戦になりがちなため、良くも悪くも同じような攻略法ばかりになってしまい、少しマンネリ気味です。
戦闘でレベルを上げたりすることはできないので、装備品やメンバー編成、アビリティ習得などの戦略・戦術がモノを言うバランスです。
おそらくどんな状況でも、ギリギリ詰まないくらいのバランスという印象です。
しかしラスボスは非常に強敵で、全滅してやり直したのはラスボスだけでした。

攻略メモ(ネタバレあり)

探索全般

探索マップでは、かなり多くのアイテムを入手することができます。
しっかりとマップを隅々まで探索して、可能な限り敵を倒し、お金を稼ぐことが大事です。
そのためには、回復アビリティを使うメンバーや、回復アイテムをしっかり準備しておくことが大事です。
特に、採取に使うまさかりや草刈り鎌などは、複数個用意しておきましょう。
ただし、落ちているアイテムが結構多いので、戦闘を徹底的に避けても十分クリアできそうな印象があります。

仲間に加えられるキャラも、そこそこ配置されています。
ある程度メンバーが固まったら無理に探さなくても良いですが、固有スキルが強力なメンバーもいるので、お気に入りのキャラを探しましょう。

パーティー編成・強化

まずは5人パーティーを早急に編成しましょう。
この辺りの感覚はサガシリーズ、ジルオールなどにに似たプレイ感があります。
5人集めたあとは、使いやすいキャラや気に入ったキャラに入れ替えていくと良いでしょう。

攻撃役・盾役・支援役・回復役・攻撃魔法役など、バランスよく役割分担させることが大事です。
特に序盤は、回復アビリティである「癒やし」を使えるキャラクターは大変役立ちます。
探索でも「癒やし」メンバーがいれば、パーティーの継戦能力が増すので、2人くらいは入れておきたいところです。
それと、レベル5で習得できる各属性の単体最強魔法は、ボス戦で弱点を突くのに有効なのでぜひ習得しておきたいところです。

パーティーの強化方法については、装備を整える、石を使ってアビリティを習得させるorレベルアップさせる、宿屋に泊まるなどがあります。
探索をしっかり行っていれば、装備を整えることと、消耗アイテムを揃えることは問題ありません。
レベルアップについては、育てたいキャラを優先的にレベルアップさせていきましょう。
メンバーのレベル差を3以上にすることはできないのですが、誰のレベルを上げるか迷ったら、とりあえず主人公を強化しましょう。
物語がある程度進むと、主人公のレベル近くまで底上げされるので、全員をバランスよく上げていく必要はありません。
パーティーにいるレギュラーメンバーを強化していけば大丈夫です。
最終的には、全員レベル5まで自動的に底上げされます。

ただし、宿屋での会話の機会はかなり限られるので、最後まで使うと決めているキャラから集中的にしていった方が良いかもしれません。
会話で得られる固有スキルはどれも強力です。

プレイメモ(ネタバレあり)

あまり細かく書かなくても、それほど詰まるところはありませんでしたが、参考程度に記録しておきます。
訪問順はプレイヤーによって色々だと思いますので、あまり参考にならないと思います。

・カタリオ
最初の街で、シフとフェルオンを仲間にして、旅立ちました。
草原では、羊人?のアリュールを加えながら、戦闘の感触を確認しました。
熊が強敵ですが、お金になるアイテムが手に入るので、通り抜ける前に限界まで狩っておくと良いなと感じました。

・インドット
初めての別の村で、イベントを進めていきます。
「寄り添う鉄のユーベティラ」は、それほど強力な攻撃はありませんが、全体攻撃をしてくるのと、後半は少しずつ再生とバリアのため、長期戦は避けられません。
再生するようになったら、なるべく回復役は一人にして、残りのメンバーは攻撃するようにしましょう。
自分は4人パーティーで勝てましたが、これが3人だと勝てなかったかもしれません。

・スルムの閉じた森
「夢見る鉄のクーラ」は電撃が弱点なので、電撃を使う役が二人ほどいれば、安定してダメージを与えられます。
全体攻撃をしてくるのとHP再生があるため、やはりこれも長期戦になってしまいます。

・案山子のゆりかご
「見つめる鉄のウェンドラ」は、全体攻撃してくるのと再生を使ってくるのは、他の鉄と変わりはありません。
しかし回復量が他の鉄よりもかなり大きいため、弱点を突いた強力な技で攻撃し続けないと、かなり大変です。
回復アイテム、包帯などを十二分に準備しておかないと、倒せない可能性も高いです。

・水郷ウィンテム
「立ち上る鉄のフリーチア」は雷攻撃がメインです。
マヒや感電が厄介ですが、基本は他の鉄と攻略法は変わりません。

・陽だまりの村アルフ
「窄(すぼ・つぼ)んだ鉄のベッタル」は、単体攻撃メインなので、それほど怖くありません。
味方全体の守備力を上げる「神秘障壁」などで守りを固めながら戦えば楽です。

・先人窟(テナル高原)
奥のボスを倒すと「萎れた鉄のダグミッテ」を入手できます。

・ピリオーネ要塞
一番奥には「沸き立つ鉄のクバリ」がいます。

・麓の村モラニヤ
「転ずる鉄のソグロ」は、1戦目は途中で逃走していきます。
コークスクリューなどが強力ですが、盾役が攻撃を引き付けて守りを固めれば、それほど苦労しません。
弱点の雷攻撃魔法・極電ボルテクスなどを使えば、300超えダメージを与えることができ、短いターンで撃破できました。
最後に明らかになる村の真相は、結構怖かったです。

・微笑みの村シエレン
村を訪れたときの、村人たちの異様な振舞いが、ただただ怖かったです。
「竦む鉄のポエンダ」は、物理攻撃が中心で苛烈なので、ウェポンブレイクや神秘障壁で守りを固めれば楽です。
氷結が弱点です。

・アテラ湖
「浴する鉄のニルフリア」は、氷結系の攻撃が激しいです。
しかし雷が弱点なので、極電ボルテクスなどで大ダメージを与えられます。

・漁村サマロ
「うちよせる鉄のファン」は、スプラッシュでのHP吸収がやや厄介です。
電撃が弱点なので、盾役に攻撃を引き付けさせて、電撃で押せば余裕です。

・広がる町グリーネ
珍しく戦いも無しに、「かき乱す鉄のオロボー」が手に入ります。
イベントも長めで、書物などから鉄の細かい設定が窺い知れるエピソードでした。

・タルシエ文化街
アリュールを連れて朝、宿屋に入ったらガドリナが加わりました。
タフで、癒し・槍・大楯が使える前衛キャラです。

・隠れ里エドミル
この辺りは一本道のストーリーが続きます。

・ヴーリナ
リメドは強いですが、今まで通りこちらの攻撃・防御を上げて、守り重視で長期戦を覚悟すれば倒せます。
相手にも攻撃力・神秘力低下は有効なので、攻撃を和らげられるように戦いましょう。
MP回復アイテムを十分に用意しましょう。

・タルシエ文化街
イルガンに話しかけると仲間になります。
HPは少なめですが、優れた神秘使いです。
ただしアビリティ習得ができないため、無理にメンバーに入れる必要はありません。

・隠れ里エドミル
ハナトリエは物理攻撃中心で、リメドを倒したパーティーであれば問題なく倒せるでしょう。
次に戦う「白んだ鉄のナコンノゴイ」は、弱点の雷を中心に戦いましょう。

・夢の水底
ダンジョン内には、強力な装備品が数多く落ちています。
出来ればすべて回収しておきたいところです。

「織りなす鉄のジレード」は、何度か戦いますが、1ターン目が終わると逃走していきます。
最終的には決着がつくまで戦います。
激しい通常攻撃が強力なので、前衛にバリアを張ったりして凌ぎましょう。
戦闘不能を回復できる手段は、多めに用意しておかないと危険です。

「破れ果てた鉄のボルタリア」は、氷が弱点なので、氷属性を中心に攻めていきましょう。

・天蓋痕
「継いだ鉄のザリオット」は、後列のメンバーを前列に引き寄せたりしてくるので、速やかに戻しましょう。

ラスボスの「仰ぐ鉄のエスタリア」は、毎ターン強力な攻撃を行ってくる上に、3回ほど攻撃してきます。
毎ターンバリアを張ったり、バフ・デバフを駆使しないと、防戦一方で攻撃に手が回りません。
回復は、行動に速度補正がかかる医術の方が安心なこともあります。
ここまででセーブしているとなかなかメンバーを入れ替えたりのする試行錯誤も難しいと思いますので、腹をくくって頑張るしかなさそうです。

・最終メンバー

自分の場合は、このようなメンバーで挑みました。

・フェルオンは最古参のメンバーです。
固有スキルのブレイブハートが強力で、HP再生装備品と組み合わせると、強力な技も連発できるアタッカーとなります。
ヴァンガードで盾役にもなれます。

・ヨルタは、打たれ強さに難がありますが、物理攻撃・魔法攻撃・癒し・支援と何でもこなせて便利でした。
特に「神秘のシャボン」でのバリアは、終盤のボス戦で非常に役に立ちました。

・アリュールは序盤に仲間にしてからずっと入れているメンバーで、魔法攻撃と回復役をこなす賢者ポジションです。
複数にバリアを張るウールコートなども強力で、ボス戦ではフル回転です。

・カービアは魔法攻撃、回復、デバフがメインです。
鈍重パテはボスの敏捷を下げられるので、先手を打って回復するのに役立ちました。
攻撃力や防御力を下げるダートも、地味に役立ちます。
固有スキルの繭は、味方全体の守りを固められるので便利です。

そのほか、本ブログで紹介しているゲームをまとめた記事はこちらです。
本ブログで紹介しているゲーム系の記事まとめ

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