リリアン・クー(中編RPG)紹介・感想・攻略メモ

ゲーム
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T-FTA氏が運営するサークル・えふたらぼによる中編RPG「リリアン・クー」をプレイしました。
本作は、2016年にフリーゲームとして公開されていた作品が、有償フルリメイク作品として生まれ変わったものです。
グラフィックやBGMが豪華になっており、以前よりプレイしやすくなっているそうです。

「ワールドピース&ピース」「タイムロジック」など、ゲーム性が髙い作品を送り出してきたT-FTA氏の作品だけあって、可愛らしいほのぼのとした雰囲気とは裏腹に、しっかりと歯応えのある作品となっています。

クリア時間は約8時間でした。

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(2022年6月時点で、価格は税込¥1,430です)

ゲーム概要

少女リリアンは、妖精のクーと一緒に「魔法の果樹園」を運営しながら暮らしていました。
ある日、クーの知り合いであるヴァレリーから、魔王を封印するため、「魔法の種」を集めて育てて欲しいと依頼されます。
依頼を受けたリリアンとクーは、ふたりで魔法の種を集めるための冒険に旅立ちます。

本作では、戦闘をはじめとして、独自の様々なシステムが盛り込まれています。
その中で主なものについて、順番に紹介していこうと思います。

魔法の種を育ててレベルアップ

本作では、敵を倒すことで経験値が得られますが、経験値が貯まって上がるのは「装備レベル」だけです。
魔法の種を集めて育てることで、はじめてHPなどのステータスがアップします。
魔法の種は、各地で様々なイベントをこなしていくことで入手できます。

魔法の種を入手したら魔法の果樹園で種を埋め、成長を待ちましょう。
他のことをしている間に、種が成長していきます。
種の成長が完了することで能力値が上がるほかに、装備品やイベントアイテムが入手できます。
ゲームを進行させていくためにも、魔法の種集めは必要不可欠でしょう。

装備品

本作では、リリアンは宝石が装備でき、クーはアクセサリが装備できます。
戦闘をこなして装備レベルを上げていくことで、新たなレベルの装備スロットが解放されていきます。
各レベルで1つずつ装備できるようになっているので、装備レベルが5になれば、最大で5つのものが同時に装備できることになります。
装備品は、攻撃重視や防御重視など様々な傾向があるため、状況に応じて装備品を変えていくことが必要となります。

基本的な戦闘システム

戦闘は、リリアン&クーのコンビと、敵1体のターン制バトルです。
リリアンとクーがそれぞれ行動できるわけではなく、二人で一度しか行動できません。

魔法を使用する場合はクーで、それ以外の行動はリリアンが行います。
クーが倒されてしまったり、沈黙状態の場合は魔法を使うことはできません。
逆の場合もまた然りです。
敵と違ってこちらは二人いる分、攻撃が分散するので有利と言えるでしょう。

本作の戦闘で重要な役割を持つのが「DEF」です。
DEFは、HPを守る盾のようなものです。
たとえば、DEFが15の状態で敵から10のダメージを受けると、DEFが5になってHPは減りません。
しかしDEFが15の状態で20のダメージを受けると、DEFは0になりHPが5減ることになります。
敵も同様の扱いなので、戦闘の際はまず相手のDEFを0にすることから考えなくてはなりません。

DEFは、戦闘中にインベントリ(後述)を使うことによって回復するほか、戦闘が終われば最大まで回復します。
ただし、DEFを無視して直接HPにダメージを与える攻撃手段も存在します。
DEFが高い敵の場合は、HPに直接ダメージを与えることも考えなくてはならないでしょう。

インベントリ

インベントリとは、戦闘中に使用できる攻撃・防御のための消耗アイテムです。
一時的にATKを上乗せして攻撃したり、DEFをアップさせて防御を固めたりすることができます。

インベントリを使用するにはインベントリポイントが必要です。
強力なものほど多くのインベントリポイントを消費するので、連発ですることは難しいです。
戦闘ターンが経過するごとに一定値ずつチャージされていきますので、ここぞというタイミングでは一気に使用していくと良いでしょう。

インベントリはお店で購入するほか、材料を渡して作ってもらったり、戦闘で勝利すると獲得できたりします。
お金はかかりますが、強敵との戦いにおいては、非常に心強い助けとなるでしょう。

次の目的地がわからなくなったら

本作は、決められた攻略順というものはなく、比較的自由に行動することができます。
魔法の種を一切集めていなくてもラストダンジョンに挑戦することができたりもします。

ゲームに慣れてくると、次に何をしていいか分からなくなってしまうこともあると思います。
その場合は、スタート地点のリリアン&クーの家にいるセイカに話しかけることで、次に何をしたらいいかアドバイスを貰えます。

自由度が高いゲームは、次に何をしていいか迷ってしまうことが多くなりがちですが、本作ではそういった心配はありません。
考えるのが苦手な人はひたすらセイカに聞き続けて、その指示通りにプレイしていくのもありだと思います。
それだけでもとても楽しいと感じられるのが本作だと思います。

感想(ネタバレ無し)

無事エンディングまでクリアすることができました。
本作の魅力は、少しずつ強くなっていき、出来ることが多くなっていくプレイ感だと思います。
最初は雑魚敵相手でも倒すのに苦労していたのが、種を集めて育てていくことで、少しずつ強くなっていくことが実感できました。
また、水が潜れるようになったり、障害物を壊せるようになったりするなど、行ける場所の広がりが感じられる作りになっています。
RPGの本来の面白さというべきものが詰まっている作品だと思います。

見た目の可愛らしい絵柄通り、全体的にはほのぼのとした冒険が繰り広げられます。
リリアンとその他のキャラクター同士の掛け合いは、心が癒されるような懐かしい感覚でした。
クーの過激な言動も微笑ましいレベルです。
普段殺伐とした社会で生きているせいか、自分自身も子供に戻ったかのように思える本作は、心が癒される体験を与えてくれたように感じます。

さて、ほのぼのとした雰囲気の割に、戦闘は歯応えがあります。
強敵相手との戦いでは、HPの盾となるDEFの仕組みを把握したうえで、インベントリポイントが貯まるまで持ちこたえるような持久戦が必要となってきます。
がむしゃらに敵を倒してレベル上げして強化するという方法が採れないので、しっかりと戦術を考えて戦って欲しいという、作者のメッセージが感じ取れました。

ただし、ゲーム設定で戦闘難易度は変更できますし、お金さえあればゴリ押しできる救済手段もゲーム後半では用意されています。
RPGに慣れたプレーヤーも満足できそうな戦闘である一方、ライトユーザーへの配慮も忘れていません。

ハードで殺伐とした作品が好きな人には向きませんが、古き良きスーパーファミコン時代のRPGの雰囲気が好きな人にはお勧めしたい作品です。

攻略メモ(ネタバレ注意)

本作は、攻略記事を書くのは無粋だと思いますので、自分が少しつまづいたところなどを記しておくに留めようと思います。

全体的な攻略メモ

・ゲームが先に進まない
種を育てることで、行ける場所が増えるアイテムを入手できる場合があります。
行き詰まったら、とにかく種を集めて育て切ることを心掛けましょう。
次に行く場所に困ったら、とりあえず魔法の果樹園のセイカに聞きましょう。

・雑魚敵が強すぎる
フィールドを徘徊している雑魚敵が強いのであれば、まだそこに行くのは早いのかもしれません。
ただ、上手く避ければ戦闘は回避できるので、宝箱だけ回収するというのも一つの手です。

・ボスが強すぎる
DEFが高いボスは、防御無視の魔法書などでダメージを与えていくと、意外と楽に倒せたりします。
特に序盤は、ポイズンの魔法で毎ターンHPを削っていくことが可能ですし、サンダーも強力です。
ボスの攻撃に防戦一方になってしまうことも多いので、回復アイテムやインベントリを惜しまず使っていくことが大事です。

一口攻略メモ

・ヒールオール
わくわく湖の入り口近くの滝をよく見ると洞窟があります。
インパスキーを持っていればヒールオールを入手できます。
味方全員を同時に回復できるのは、手間が節約できてありがたいです。

・アナスタシア攻略
行動パターンが決まっているため、各行動に対応していきましょう。
相手が大した攻撃ではないときがチャンスなので、強力なインベントリで攻撃しましょう。

通常攻撃→大した脅威ではないため、攻撃や回復のチャンス。
隕石どっかん→100のダメージなので、必ず防御でダメージを33に抑えましょう。
ブラッドスキュラ→HPにダメージを受けると大幅に回復されてしまうので、必ず盾のインベントリでDEFを破られないようにしましょう。
爆発どどん→全員が防御無視40ダメージなので、ヒールオールでHPを回復しておきましょう。
お口にチャック→クーに沈黙耐性の装備をさせておけば問題ないため、行動チャンスです。

 

・偽造小切手入手ポイント

ゲーム後半ですが、えだまめの地下トンネルから行ける盗賊のアジトでは、ポイントを集めて偽造小切手を手に入れられるポイントがあります。
どうしても攻略が厳しいと感じた人は、活用していくのもアリだと思います。
フレデリカのお店でアルテマの魔法を買い込めば、様々な強敵に対して有利に戦えるでしょう。

 

ちなみに、僕はレベル4の宝石の一つが見つかっておらず、隠しボスまで行けておりません。
ガーネットとムーンストーンは持っているのですが、あと1つの在りかが探せておりません。
もし場所をご存知の方がいらしたら、書き込んでいただけると嬉しいです。(他力本願)

そのほか、本ブログで紹介しているゲームをまとめた記事はこちらです。
本ブログで紹介しているゲーム系の記事まとめ

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