RPGツクール2000(VALUE版)製の、長編RPGです。
暗いストーリーや、衒学的な物言いをする登場人物たちの会話が味わい深いです。
戦闘システムも特徴的で、ストーリーもゲームも面白い作品です。
ダークな雰囲気なので、プレイする人を選ぶとは思いますが、とてもやりがいのある作品でした。
自分の場合は、途中でバトル難易度を下げたりして、約53時間でクリアでした。
ワールドピース&ピース
目次
- 1 ゲーム概要
- 2 特徴的なシステム
- 3 感想(ネタバレあり)
- 4 攻略メモ(ネタバレ有り)
- 4.1 戦闘の基本方針
- 4.2 第1章 魔女トレス
- 4.3 第2章 箒
- 4.4 第3章 カラス
- 4.5 第4章 業火の呼び声
- 4.6 第5章 実験報告
- 4.7 第6章 山越え
- 4.8 第7章 病都
- 4.9 第8章 闇の中の言葉
- 4.10 第9章 冷たい雨と冷たい現実
- 4.11 第10章 審判
- 4.12 第11章 夢ではないのね
- 4.13 第12章 さよなら
- 4.14 第13章 史上類まれなる生の幸福感
- 4.15 第14章 世界史が終わるとき
- 4.16 第15章 12人の嫉妬
- 4.17 第16章 ひび割れた世界で
- 4.18 第17章 森の奥 世界と世界の隙間
- 4.19 第18章 変身
- 4.20 第19章 静寂と沈黙の大地
- 4.21 第20章 十二人の戯言
- 4.22 第21章 そして最果てへ
- 4.23 第22章 下された罰 生まれた罪
- 4.24 第23章 珈琲豆
- 4.25 第24章 あまりに透明すぎる瞳
- 4.26 第25章 始まりの終わり 終わりの始まり
- 4.27 第26章 流れない血
- 4.28 第27章 実験報告
- 4.29 第28章 霧深き谷へ
- 4.30 第29章 走馬灯と幽霊 永遠と義務(ばつ)
- 4.31 第30章 遠くで感じる
- 4.32 第31章 貴女に花束を
- 4.33 第32章 言霊 思いを書きなぐる少女
- 4.34 第33章 まるで双樹のように
- 4.35 第34章 レヴェリオン攻防戦
- 4.36 第35章 蒼き心象風景
- 4.37 第36章 忌まわしき過去 溶けた油絵
- 4.38 第37章 言霊 久方ぶりの再開 蘇る想い
- 4.39 第38章 シスターと子羊
- 4.40 第39章 希望より寧ろ絶望こそ
- 4.41 第40章 隠れ家の日記
- 4.42 第41章 幻燈の少女
- 4.43 第42章 言霊 昔をふと思い出す
- 4.44 第43章 再会
- 4.45 第44章 暖かい抱擁 冷たい接吻
- 4.46 第45章 カウントダウン
- 4.47 第46章 あなたに会えて本当によかった
- 4.48 第47章 言霊 風薫る朝に感謝を込めて
- 4.49 最終章 手と手を取り合って
ゲーム概要
退廃的な雰囲気で、暗い展開が特徴的なRPGです。
難易度は高めですが、戦闘の難易度を好きな時に変更できるため、難しくて詰むということはないと思います。
フィールドマップから町やダンジョンに入り、戦闘をしながら攻略していくという進行です。
途中、文章を読むだけのイベントシーンが長く続くこともあります。
しかしストーリーは細かく章で区切られて進行していくため、テンポは良いように感じられます。
ダンジョンには様々な謎解きやギミックが施されており、プレイヤーを飽きさせないような工夫がされています。
戦闘や成長システムについては、少し特殊なシステムが採用されているため、後ろの項目で説明しようと思います。
あらすじは、次のようなものです。
人間と魔女が反目し合う世界が舞台で、魔女トレスが主人公です。
トレスは人間にも薬などを売っているため、魔女の世界では変わり者扱いされています。
そんな中、魔女界のトップであるブルハリスタから召集を受けるところから、物語が動いていきます。
途中、操作キャラクターが変わることも多くあり、色々な人間同士の繋がりも見所の一つです。
特徴的なシステム
本作では、特徴的なシステムがいくつか採用されています。
それによって、プレイヤーを飽きさせにくい工夫がされています
I.C.Sシステム
戦闘や宝箱から獲得できるI.C.Sポイントというもの(パーティーで共有)を使って、キャラクターをカスタマイズしていくシステムです。
ポイントの使い道は、大きく3つあります。
1つ目は、スキル習得です。
ポイントを使用して、キャラクターにスキルを習得させていくという使い方が第一です。
スキルは様々な効果を持ったものがあるので、どれを習得させていくかは悩みどころです。
第2は、カード取得に使うというものです。
主人公トレスの戦闘コマンドには「呪札」というコマンドがあります。
これは、所持しているカードからランダムに5枚引き、さらにもう1度任意のカードを引き直し、ポーカーのように役を狙うというものです。
出来た役によって、敵にダメージを与えたり、味方を回復させたりします。
この呪札で使用するカードを取得することができます。
カードの枚数がある程度揃わないと、白紙のカードばかり引くので、役を作るのは難しいです。
最初のうちは確実性が高くないので、ここにポイントを振る優先度は低めで良いと思います。
第3の使い道は、イレギュラーを獲得するということです。
イレギュラーというのは、後述するプログレッションバトル(後述)において、プログレッションを発生させる手助けとなるものです。
行動が回ってくるたびに、所持しているイレギュラーがランダムに提示されます。
プログレッションを多く発生させることは、こちらの行動回数の増加や敵へのダメージ増加に繋がりますし、最大の5回まで繋げられれば経験値ボーナスもあります。
条件を満たしやすいイレギュラーを早めに取得することが、戦闘を楽にする近道と言えるでしょう。
プログレッションバトル
さて、プログレッションバトルが、この作品で一番多い戦闘方式と言えると思います。
プログレッションバトルでは、行動を選ぶ際にパーセンテージが表示され、その確率の分だけ、もう一度行動できるというものです。
例えば、画像で「ファイアダンス」を選択している状態だと、画面右に65%という表示が出ています。
これはこの行動をすると、65%の確率で、プログレッションが発生するという意味です。
イレギュラーを獲得していると、ターンが回ってきた際に提示された行動をとると、確率がその分上乗せされます。
プログレッションは最大で5回までつながっていき、繋がっていけばいくほど、行動の効果は大きくなっていきます。
ただし、同じキャラが続けて行動したり、同じ行動をとろうとすると、プログレッション発生率は下がります。
出来るだけ、色々なキャラが色々な行動をしてプログレッションを繋いでいくことが大事です。
なお、プログレッションが最大まで発生すると、その戦闘の獲得経験値やお金が3倍になるというボーナスがありますので、積極的に狙っていきたいところです。
シミュレーションバトル
ストーリーの進行によっては、シミュレーションバトルというものもあります。
シミュレーションRPGのように、味方を駒のように移動させていき、敵に攻撃するというシステムです。
行動値としてAPというものがあり、移動したり攻撃したりすることで、この値を消費していきます。
イメージとしては、スクウェアのSRPG「フロントミッション」と似たようなシステムです。
全員が行動してターンを終了すれば、敵ターンとなります。
戦術や工夫しだいでクリアしやすくなったりするなど、頭を使うパートです。
アクションバトル
プレイヤーがキャラを操作して進んでいく、アクションゲームのようなパートもあります。
システム的には聖剣伝説のような感じです。
攻撃は、範囲の広い斬撃、範囲が狭く高威力な突き、遠隔攻撃できるものの弾数制限があるナイフの3種類を使い分けます。
ステータスはHPと体力があり、攻撃をするたびに体力は減っていきます。
体力が0になると攻撃力が半分になるため、やみくもに攻撃を続けては良くありません。
攻撃についても、一度攻撃するとゲージが0になるため、ある程度ゲージが溜まってから攻撃しないと、大きなダメージは与えにくい仕様となっています。
アクションパートが苦手なユーザーでもクリアできるよう、救済手段はいくつも用意されています。
例えば攻略前に、持ち込む回復アイテムなどを設定できるので、たくさんのアイテムを持ち込めば難易度は下がります。
その代わり、クリア時の評価は低くなってしまいますが、それは仕方ないところです。
ダンジョンスキップ機能
本作では、ダンジョンがかなり広く、仕掛けも複雑なものが多いです。
そのために挫折してしまう人への救済手段として、ダンジョンをスキップできる機能がついています。
どうしても先に進めない人や、ストーリーだけでも追いたい人にとっては、親切なシステムだと思います。
感想(ネタバレあり)
とても時間がかかりました。
しかし序盤の導入から作り込みが丁寧で、その分、物語に引き込まれてしまいました。
戦闘やダンジョンはやや難しいと感じましたが、先が気になるストーリーが強い牽引力となり、プレイし続けることができました。
途中、シミュレーションバトルやアクションバトルが適度に入ってくるのも、気分を一新させるという意味では、良かったと思います。
ストーリーの内容については、とりあえず最後は希望が見える終わり方で良かったと思います。
序盤~中盤にかけては、陰鬱でジメジメとした暗い展開が多かったのですが、後半は段々と前向きになりました。
登場人物の内面の描写が多いので、それが重い雰囲気を与えているのかもしれません。
中盤以降、様々な人間関係が繋がってくる点や、伏線が回収されるのはとても鮮やかだったと感じます。
人によっては、会話が難解だったり、回りくどい言い回しが多すぎるという意見もあるかもしれません。
確かにそれは自分も感じましたが、その辺りは人を選ぶところがあると思います。
別のキャラクター同士が会話しているのに、製作者に同じ意見を喋らされているように感じることもありました(あるキャラが高度な例え話をした後、相手が即座にそれを理解した上で、それに則った切り返しをするなど)。
ゲームの難易度としては、やや高めだと感じます。
本作独自のプログレッションを駆使しないと苦戦を強いられるでしょう。
ただし、救済手段が多く用意されているので、難しくて詰まるということはないだろうなと思いました。
プログレッションバトルも、難しければVERY EASYにして、ストーリーを追えば良いと思います。
ダンジョンの謎解きは、結構難易度が高かったように思いますが、ダンジョンスキップ機能もありますし許容範囲だと思います。
ダンジョン内ではエリアを移動した後に敵が復活するので、道に迷うとどうしても戦闘回数が多くなるのは少しストレスでした。
逃走しやすいのが救いです。
以下、キャラクターごとに感想を書いていきます。
順番は適当です。
・トレス
最初の印象は、物憂げでいつもイライラしている女性という印象でした。
ホウキへの当たりが強い割に、カラスやリーナへはとても親切で、贔屓が酷いと思っていました。
リーズに依存しており、少し病的な印象だったのですが、やはりそこをテジフォーネに付けこまれてしまいます。
しかしこの旅の目的がセイスへの復讐という形で明確になったことで、ストーリーのテンポが良くなって、それは楽しかったです。
最終的にはセイスにも「ありがとう」という言葉が出るくらいまでには落ち着き、良かったという印象です。
・ホウキ
最初は反抗期の子供という印象でしたが、次第にトレスのことを誰よりも心配するパートナーとして、不動の存在となりました。
その時期にはトレスが復讐に囚われてしまっているので、なかなか報われないのが健気でした。
良いパートナーだったと思います。
・カラス
最初はとても礼儀正しいやつだと思っていましたが、次第に危険なタイプだということが明らかになってきました。
序盤、水浴びを覗いてしまったあたりのニチャりから、危なさが目立ち始めました。
最後の最後まで不穏な存在で、プレイヤーに不安を与え続けたと思います。
回りくどい話し方が多い本作の中でも、さらに回りくどさが大きいキャラです。
戦闘ではアタッカーとして頼れる存在でした。
・ルーヴェン
指揮能力・判断能力も高く、戦闘力も高い有能枠という印象です。
英雄と呼ばれていたのも頷ける人物でした。
個人的には人間味あふれる、正統派のヒーローというイメージです。
シミュレーションバトルではエースとして欠かせない存在でした。
・フランツ
ルーヴェンと役どころが近い部分がありますが、フランツの方が感情的になりやすい分、未熟さや青さが描写されていました。
その分、成長する描写の余地があったのだと思います。
ルーヴェンやアルベールなど、周りに正しく導いてくれる人たちがいて良かったなと思います。
・アルベール
シミュレーションパートでのナイフ投擲で結構な活躍をしてくれました。
アルベールと対になるような関係です。
イーファーとハトの会話を盗み聞きして、嫉妬心を付けこまれたりする展開を恐れていましたが、それは無くて良かったです。
・セイス
最初はどういう役どころになるか分からなかったのですが、勇者のようなポジションになりました。
トレス並みに内面を描かれることが多く、間違いなく主人公の一人であると思います。
途中から寡黙な剣士キャラのような口調になるものの、たまに素が出たりして、危うさが感じられました。
最後、カラスを木刀で倒したあと、トレスに「ありがとう」と言われたときに、ようやく救われたのではないかと感じます。
・ハト/ジフ
ジフの立ち絵は結構後半にならないと出てこないのですが、思っていたよりも若かったです。
セイスと段々仲良くなっていく関係は良い感じです。
世界を滅びるのを何度も見ていると話していたので、ハトは何回かの繰り返しの中で、ようやく今回の世界に至ったということなのでしょうか。
・イーファ
ジフ、アルベール、トレス、テジフォーネ、コノリーと、色々な勢力と関係がある人物です。
爆弾や武器は、荒れ地から引っ張り出してきて集めたものを売っていたということなのでしょうか。
テジフォーネが爆弾を買った理由も、いまいちピンと来ません。
・ブルハリスタ
最初から一貫してずっと最強の、恐るべき敵役でした。
敵側としては申し分ないほどの強さと残虐さを持っていただけに、倒したときの喜びもひとしおでした。
ドラゴンボールのフリーザとの違いは見た目くらいでしょうか。
それくらい口調やキャラクターは似通っています。
・マゼンタ
ブルハリスタよりも強いダークホースかと思わせておいて、結局ずっと噛ませ犬だった悲しい人物です。
セイスが同情したのも無理ないかもしれません。
ただ、彼女がいなければ本作の事件のほとんどは生まれていなかったことから、大変迷惑な元凶だったことは間違いないと思います。
氷の魔女というよりは、口先の魔女というくらい、色々な言葉が出てくる魔女でした。
・マルメラドワ
イヴァンよりは冷静な女(?)蝙蝠です。
セイスと共闘関係に入ったあたりからは、妙に憎めない存在でした。
しかし最後はカラスに残虐に殺されてしまい、同情しました。
・鴉
最初から最後まで、一貫して苛立たせる言動をとる、本作の道化師的存在です。
腹立たしい存在でしたが、最後まで好き勝手にやり通したという意味では、真の勝ち組なのかもしれません。
話している個体が同一なのか、毎回違うのかさえもはっきりせず、ある意味不気味な存在でした。
・リーズ/キキ
物語の人物相関図を書くならば、おそらく中心に配置すべき人物だと思います。
彼女から色々な関係が繋がっており、最初と最後では印象がまるで違います。
キキが登場してからは、ブルハリスタに唯一対抗できる存在ということで、さらに中心的人物に上り詰めました。
キキのように人間味と冷酷さを併せ持ったキャラは、結構好きです。
・コノリー
シミュレーションバトルの装備強化をしてくれるだけで、滅茶苦茶褒めてあげたい功労者です。
キキがいなくなった後は、また誰かに恋をすることはあるのでしょうか。
セイスへの感情は恋愛感情という訳ではなさそうですし。
本作で一番性的なワードを使用した人物かもしれません。
・ハッシュ
白い状態で登場したので、正直なところ良い人という印象しかありません。
過去にオフィーリアの行った仕打ちを考えると、もちろん良くないのですが、償えたのではないでしょうか。
最期は思わず涙してしまいました。
・クラル
ハッシュとの奇妙な共犯関係により、最後まで一緒に回っていました。
二人の素性が明らかになった時は、予想していなかったため非常に驚きました。
攻略メモ(ネタバレ有り)
戦闘の基本方針
プログレッションバトルの基本は、プログレッションをなるべく発生させるということです。
MAXプログレッションを発生させて戦闘を終えれば、経験値は3倍になります。
ですので、重要なのは、プログレッションを発生させやすいイレギュラーを獲得することを第一目標にしましょう。
プログレッションを発生させ続けるには、途中で敵を撃破してはいけません。
撃破すると、そこでプログレッションが終了してしまうため、なるべく攻撃対象を分散させましょう。
しかし「敵を撃破」のイレギュラーを獲得すれば、100%プログレッションが発生するため、あと一撃で倒せる状態の敵を1体キープしつつ、繋げていくのがコツです。
また、同じキャラクターが続けて行動したり、同じ行動を繰り返したりすると、プログレッション発生率が低下するので注意しましょう。
有用なイレギュラーとしては、通常攻撃>魔法・特技使用時>防御=待機=受身、といった感じです。
この辺りはなるべく早い段階で80%まで取得しておきたいところです。
魔法や特技は、種類によってプログレッション発生率が異なります。
トレスなら、レジスト系のスキルはプログレッション発生率が高いため、繋ぎ用として習得しておきたいところです。
ホウキはパラライズが繋ぎ用として有用です。
最終的には、プログレッションを最大まで繋げたあと、ホウキのレコンキスタで攻撃するのが最強ではないでしょうか。
レコンキスタはターゲットランダムで5~8回ほどダメージを与えます。
敵が1体しかいなければ、莫大なダメージを与えることが可能です。
本作は戦闘の難易度が調整できるので、行き詰ってしまった場合は素直にEASY、VERY EASYに下げてしまった方が早いと感じます。
以下は章別の攻略記録です。
気になったところを雑にメモしているだけなので、ご了承ください。
第1章 魔女トレス
・北の沼
攻撃力の高いトレスが通常攻撃すれば基本的にはOK。
まだ戦闘について、深く考えなくても何とかなります。
第2章 箒
・ブルハリスタの洞窟
序盤のダンジョンにしては複雑な構造の上に敵の強さもあがり、一気に難易度も上がってきます。
ホウキの特技「ファーストエイド」を習得させ、回復手段を確保しましょう。
戦闘中、トレスの攻撃後にホウキに回復させたりして、積極的にプログレッションを狙っていくと、ダメージ効率が良くなります。
レベルが一つ上がるだけで戦闘がだいぶ楽になります。
すべての壁に火を灯せば、橋を渡れるようになります。
第3章 カラス
・烏の森
トレスの装備品・スティレットが宝箱から入手できるので、街で買わなくても良いです。
敵の数も多くなってくるので、トレスのファイアダンス等、全体攻撃魔法があると楽になってきます。
ただしトレスのMPはそれほど高くないので、攻撃の軸は、あくまで通常攻撃になると思います。
そのため、通常攻撃のイレギュラーを進めて置くと効果的です。
ボスの鴉×3は、攻撃力が高く、プログレッションを発生させてくるので早めの回復が大事です。
3人目の仲間のカラスは攻撃力が高いので、アタッカーとして運用したいです。
次のボスのフリューテージは、アドバイス通り戦えば怖くありません。
ボスが向いている方向とは逆のメンバーに、優先的に攻撃させましょう。
プログレッションが発生したら、背後のメンバーに続けて攻撃させても良いでしょう。
「ターゲッティング」で目標にされたら、そのメンバーから行動させ「防御」させましょう。
防御させるとプログレッションは発生しにくいですが、防御しないと大ダメージを受けてしまうので、守ることを優先しましょう。
第4章 業火の呼び声
・断罪と再生の塔
石像がたくさんある広間では、「逸脱を見つけよ」と張り紙があります。
よく見ると、たくさんの石造の中に、1体だけ反対の手に武器を持っているものがあります。
それを指定された床に運べば道が開かれます。
箒×3は、全員のHPを1にして来るハレーションが厄介です。
全員を回復させる特技を、ホウキに取得させておくと少しは安心できるでしょう。
最上階でのロタ戦では、プログレッションを最大限に生かさなければ苦戦するでしょう。
HPはそれほど高くないので、短期決戦を狙って、敵の数を減らしていきます。
お供一人につき、1,2ターンで倒せば、最後はロタです。
ロタは強力な魔法攻撃を使ってくるので、ダメージを受けたら速やかに回復しましょう。
ツイスターなどを使われたら、全体回復も必要です。
チャンスがあればMAX Progressionを狙っていきましょう。
ボス戦の経験値ボーナスは美味しいです。
第5章 実験報告
不気味な鼠の実験報告です。
意味はストーリーが進めば判明します。
第6章 山越え
・辺境の村ミスト
トレスの家から南方向に出た行商人から、最新装備が購入できます。
装備を整えておきましょう。
ミストの村では、嘆きの山を越えるヒントなどが貰えます(赤い植物を目印に進んでいくと良い)。
・嘆きの山(前半)
複雑なギミックはありません。
最奥の岩を2か所調べると、一旦ミストの村へ戻ることになります。
ミストの村の店で火薬を手に入れたあと、再度調べると岩を破壊することができます。
第7章 病都
・嘆きの山(後半)
洞窟の作りが複雑で、メチャクチャ苦労しました。
平面だけでなく、階層も分かれており、しかも似たような風景が多いため、かなりの時間さまよってしまいました。
お陰でかなり経験値等を稼ぐことができました。
・王都エンフェルマ
城下町の西区画の一番左上の鍵をかかった家を訪ねたあと、東区画の高台の上に立つ男性に話しかけ、中央区画に戻るとイベントが進みました。
別の手順もあるかもしれません。
その後はイベントが進み、そのあとは宿屋に行きましょう。
第8章 闇の中の言葉
ゴロツキ戦は、特技が使えないだけで、それほど難しくありません。
・地下空間
謎解きや壁を動かすミニゲームが豊富なダンジョンです。
それぞれクリアすることで、全部で5本の研究室の鍵が出に入ります。
後の章で使用する(第36章)ので、回収しなくても先へ進むことが可能です。
床を叩くと出てくるヴェルデ×3は、同時に倒さないと蘇生するため注意が必要です。
全体攻撃魔法は必須と言えるでしょう。
謎解きのヒント群は以下の通りです。
誤解を招きそうな部分は、自分なりの注釈を入れています。
分からない人や考えるのが面倒な人は、メモの下に解答を記しておきます。
ネタバレに注意してください。
クリスタルの答えは、「緑・赤・黒・赤」です。
時計の答えは「15時29分44秒」で、それによってわかるメモは84550です。
第9章 冷たい雨と冷たい現実
・共同墓地
敵はシルベストレしかいませんが、色々なタイプがいます。
厄介なのはポイズンを使ってくるタイプです。
毒状態になるとプログレッションが発生するたびに毒ダメージを受けるので、ステータス異常を回復する手段を用意しておきましょう。
第10章 審判
画家「J」の裁判の様子のみが描写されます。
イベントのみのシーンです。
第11章 夢ではないのね
新章開始といった様相で、操作キャラクターが変わります。
バトル形式も変わるので、今までの戦闘は一旦忘れて、新たな戦闘に慣れましょう。
解説でもある通り、自ターン終了時に、敵に隣接したまま終わることは避けましょう。
必ず距離を取れる分だけのAPを残しておき、離れてターンを終えるようにするのが重要です。
第12章 さよなら
操作キャラがトレスに戻ったことで、戦闘は通常に戻ります。
セーブポイントは目に入る度に、こまめにしておいた方が良いです。
思わぬタイミングで戦闘に突入することもあります。
アーヴェ戦は、久々の3人でのバトルです。
結構タフですが、その分かえってボーナスを狙いやすいと思います。
・断崖絶壁の洞窟
呼吸草を使って水の中に潜るマップです。
時間制限があるせいか、それほど複雑なダンジョンではありません。
途中、地面から少しだけ噴き出ている泡みたいなものを調べると、障害物が動いて進めるようになります。
小さくて見逃しやすいので注意しましょう。
時間に自信がなければ、戦闘は逃走してしまっても良いと思います。
ただし、逃げられない戦闘もあります。
第13章 史上類まれなる生の幸福感
火の鳥の「ロビタ」のように、箒たちが意思を持って離反し始めます。
・悪魔の家(孤島の屋敷)
入口すぐ右のエリアで入力する単語は、屋敷内の本棚からわかります。
すなわち「TIME LOGIC」と「EGG HEART」です。
入力後、梟の鍵を入手します。
入口すぐ左のエリアの奥の地下では薪を入手できます。
この薪は、セーブポイント先の右の通路の、梟の鍵を使って入る部屋の暖炉で使用します。
暖炉は後で手に入る「呪われし文書」を燃やすのに使います。
また、手前4つの花が飾ってある場所では、別の場所(セーブポイントの先の左の通路・一番右の扉)で入手した花を置きましょう。
山羊の鍵を入手できます。
セーブポイントのある左右のエリアでは、5つのレバーを左右対称に切り替えます。
対称であれば、どういう形でもよいのかなと思います。
正解の時点で狼の鍵を入手します。
空のグラスを持って地下でワインを注ぎ、元の部屋に置くと戦闘後、蛇の鍵が入手できます。
地下への鉄格子はレバーで解除します。
蛇の鍵で進める先の部屋で本を読んだ後、セーブポイントに入ると先へ進めます。
月の欠片を4つ集めて宝箱を開けると、呪札で使う「リリーのカード」が手に入ります。
4つ未満の場合は、数に応じてランクが下がるようです。
最終的に到達するポイントは、「呪われし文書を燃やす」という部分です。
これを達成すると、中心部の最奥のセーブポイントの上部から、先に進めるようになります。
第14章 世界史が終わるとき
ひとつのクライマックスともいえる章です。
悪魔の家の隠し通路を抜けて、最後は右側の出口からレバーを引いて出ます。
・城塞都市レヴェリオン
酒場で酔いつぶれている女性に話しかけるとイベントが進みます。
イベント後、ロタたちとの強制戦闘が2つ、立て続けに入りますので、注意しましょう。
その後セーブポイントが発生します。
街の左右のエリアを回って、中央に戻るとイベントが進んでいきます。
第15章 12人の嫉妬
第10章の続きにあたる、イベントのみの章です。
Jはジフ・ホワイトという画家のことでしょう。
第16章 ひび割れた世界で
・名も無き廃村
建物の中では買い物ができます。
装備を最良のものに整えておきましょう。
ただしカラスの「ゲイボルグ」は泥の道の宝箱で入手できます。
・泥の道
洞窟は別の入り口から入ることで、仕掛けを作動させる部分があります。
東のマップ沿いをくまなく探索しましょう。
敵もタフでなかなか手強い敵も増えて来ます。
通常攻撃ができなかったり、魔法攻撃ができないエリアもあります。
第17章 森の奥 世界と世界の隙間
人と人の繋がりが次々と明らかになっていき、面白さが加速していきます。
そして物語も新たな局面を迎え、これからどうなっていくのだろうと気になります。
・呪海
暗くて見にくいマップですが、白骨を追っていけば、先に進んでいけます。
第18章 変身
・呪海(瘴気エリア)
暗くて見にくい上に、一定時間でHPとMPを削っていきます。
最終的にはマップ上部へ抜けていく形になりますが、クネクネと色々な方向へ進まされます。
先へ進む道がなさそうなら、少し前の道に戻って、抜けられる場所がないかきちんと探しましょう。
自分はだいぶここで時間を取られました。
セーブポイント先に通せんぼしているボスと接触した後で、行きどまりだった場所に戻ると、アブサードと戦闘します。
そのような場所2か所で戦闘をした後、改めてセーブポイント先に進んだところ、3体のアブサードと戦闘になりました。
第19章 静寂と沈黙の大地
・古都バタジャール
酒場に入るとイベントが進行します。
・サングレ平原
マタロンと箒×2との戦闘では、ハレーションが危険です。
使われたら速やかに回復できる体制を整えておく必要があります。
その後、久しぶりの連戦があります。
MAXプログレッションを狙って、しっかりと稼ぎましょう。
イヴァンとマルメラドワは強敵です。
連携攻撃を仕掛けてくる前は、しっかりガードするなどして、守りを固めておく必要があるでしょう。
・ミサントロピア
店の中に入ると戦闘があります。
その後イベントです。
・魔氷の洞窟
体温が低下しないように、たき火で温まりながら進んでいく洞窟です。
戦闘中は低下しないので、水中よりは楽だと言えます。
炎の結晶は3つ、割とすぐ見つけられる場所にあるので、難しくはありません。
体温32.0度未満0回でクリアすると、セーブポイントの場所でエックハルトのカードが貰えます。
ボスのカニは、単体攻撃が中心ですが、攻撃力が非常に高く、防御力も高いので注意しましょう。
・悪夢の村ドゥーダ
イベントのみです。
第20章 十二人の戯言
15章の続きで、イベントのみの章です。
フランツとアルベールの出会いだと推測できます。
第21章 そして最果てへ
操作キャラがルーヴェンに変わり、シミュレーションバトルになります。
装備はAP重視の装備にしておくと、色々と戦いやすいように感じられました。
最奥の敵が範囲攻撃の魔法を使ってくるため、あまり味方は隣接させないようにしておきましょう。
村での戦いは、二手に分かれて、1ターンで1体の敵を集中攻撃して倒せるようにしましょう。
近づいてくる敵のAPはそれほど多くないので、こちらから近づかずに、準備しながら待ち構えましょう。
戦場での戦いは、なるべく狭い通路で戦わず、二人以上で相手をしましょう。
一番右の、ハッシュとクラルしかいない戦場は、防御力を上げたうえで、ハッシュが正面から攻撃を受けて持ちこたえれば何とかなります。
3回まで回復できる権利は、NPCの兵士を回復させるよりも、味方ユニットの回復に使った方がいいかもしれません。
第22章 下された罰 生まれた罪
名前だけ登場して、何も語られなかった「セイス・コンラッド」について語られます。
本作は、しばしば有名な悲劇のモチーフが語られますが、セイスの場合は、ロミオトジュリエット、罪と罰などといった作品の影響が感じられました。
・不条理のゴミ箱
居心地の悪い奇妙な雰囲気の村です。
似たような風景が多いので、迷わないように注意しましょう。
・埋もれた石達の墓場
セイスを操作してのアクションRPGです。
感触としては、スーファミの聖剣伝説2を思い出しました(2しかやったことがないのです)。
アイテムやナイフの事前持ち込みは無くても、たくさん拾えるのでそこまで心配しなくても良いです。
あまりに難しいようでしたら、リトライすれば良いと思います。
斬ると範囲が広くダメージが少なめ、突きはダメージが高く範囲が狭めです。
広いところで戦うなら斬撃、狭いところなら突きが良いと感じます。
重要アイテムの丸太は、入り口付近の川を渡るのに使います。
炎は、壁の消えているロウソクに使用します。
石像をすべて穴に落とすと、下の階で倒せる敵となります。
全員倒すと、宝物庫の石像が消えて入れるようになります。
色々と作業はありますが、面倒であれば、ダンジョンスキップ機能を使うのも良いと思います。
ボスは数が多いですが、慎重に戦っていれば、それほど苦戦はしないはずです。
初めての挑戦でしたが、慎重にヒット&アウェイを繰り返すことで、戦闘はこなせます。
ランクAではトパーズを入手することができました。
第23章 珈琲豆
・死せる豆畑
似たような風景のでも違うエリアということが多いので、気を付けないと迷ってしまいます。
ぴょんぴょん飛び跳ねる紫色の敵をはじめとして、攻撃を当てにくい敵が多数登場します。
突きよりも斬撃中心に使い、ひるませたら無視して進んでいくのも大事です。
結構難しかったです。
Cランクでクリアすると「ディメンジョン」が手に入りました。
第24章 あまりに透明すぎる瞳
マゼンタの過去と、おそらくトレスの過去について、断片的に描写されます。
この笑っている歩行グラが何だか可愛いです。
・不可知と詩の門
こちらの武器もパワーアップしましたが、敵も強くなっているので相対的には今までと同じくらい苦戦します。
今まで以上に長く複雑なダンジョンです。
やっと奥まで行けたと思いつつ、またスタート地点に戻されたりするので、結構大変なダンジョンです。
大量の敵が現れたりする場面も多いので、無理せずアイテムはたくさん持ち込んだ方が良いです。
このダンジョン自体、アクションが苦手な人はクリアが大変だと感じたので、本当に厳しければダンジョンスキップ機能を使うと良いかもしれません。
ボスは、下の石像を攻撃し続けると破壊できるので、破壊した後にダメージが通るようになります。
ランクBでセーフティリングを入手しました。
第25章 始まりの終わり 終わりの始まり
・明晰と断絶の間
一本道で、謎解きの無いダンジョンです。
戦闘が中心で、それほど長いダンジョンでもありません。
飛び交う蝙蝠は状態異常攻撃で混乱状態にさせてくるので、状態異常対策アイテムくらいは持ち込むと良いかもしれません。
そのほかの泥のような敵は、タフですが動きが直線的なので戦いやすいでしょう。
ランクAでアメジストが入手できます。
第26章 流れない血
あまり語られていなかったトレスの過去について、回想が入ります。
リーズの義理の両親は、トレスを引き取らなかった魔女の両親かもしれません。
さらに、カラスもひょっとするとイヴァンとマルメラドワの子供なのかもしれません。
・不条理のゴミ箱
ほぼ一本道なので迷うことはないでしょう。
奥ではセイスたちとの戦闘が待っています。
HPが高いので、長期戦は免れないでしょう。
第27章 実験報告
「餌は定刻になると大量に与えられる。」というフレーズが耳に残ります。
第28章 霧深き谷へ
セイス編で入手したボーナスアイテムは、この章の冒頭で入手できます。
北の方の「”街”」を抜けて、霧の谷を目指します。
途中の脇道にある名も無き廃村の家の中で、スライムからアイテムなどを購入できます。
・霧の谷
最奥ではイヴァンとマルメラドワと戦闘になります。
第29章 走馬灯と幽霊 永遠と義務(ばつ)
・”街”
何となく「セラフィックブルー」のベネディクタ・ティアーズとか、「クロノ・クロス」のクロノポリスのような雰囲気なマップです。
扉同士の繋がりをよく覚えて進めていく必要があります。
壁の出っ張りを押すと出現した扉の奥に、記憶の断片を4つ置く場所があります。
最奥でのハトとのイベント後、盲目のメイドたちとのボス戦です。
HPを半減させるハーフソードからの果物ナイフなど、油断していると畳みかけられます。
特に相手のプログレッションが連続で繋がってからの攻撃は強力で危険です。
物理攻撃への対策をしっかりとっておきましょう。
第30章 遠くで感じる
ルーヴェンの過去が語られます。
思うに、ハッシュとクラルは、エンフェルマを襲った病気を研究していた科学者なのだと思われます。
おそらく鼠を使った実験は、彼らが行ったものなのでしょう。
・教団本部
入ってすぐ4つ並ぶドアの、一番左の部屋で現れる敵を倒すことで、鍵を入手できます。
その鍵を使って、左から2番目の部屋の中の扉を開けて進みましょう。
時計の間では、1~12時まで解放していきます。
各時間では、最奥の魔法陣まで到達するとクリアとなります。
ほとんど単純な仕掛けです。
9時の謎は、上右下左の順に、春夏秋冬です。
石像は、全員が中央を向いていなければいけない点に注意しましょう。
トレスの「あっ、あっ・・・!」のシーンなど、結構トラウマシーンが多いです。
マゼンタは防御力とHPが高くタフなので、プログレッションを積極的に発生させてダメージボーナスを狙いましょう。
戦闘上では倒しても、ストーリー上では圧倒されている扱いのパターンが多く、ここもその一つです。
第31章 貴女に花束を
・”森”
看板のメッセージは以下の通りです。
文に登場する順番に、対象の石像を調べていくと、床の針が無くなり、進めるようになります。
次に調べるべき石像を調べたときだけ、スイッチを押すか選択肢が出てきます。
そのため、順番が良くわからなくてもやり直す必要はありません。
とにかく4つの像を歩き回って調べるだけでもいずれはクリアできます。
第32章 言霊 思いを書きなぐる少女
イベントのみです。
リーズの過去が断片的にわかります。
第33章 まるで双樹のように
イーファとコノリーの過去が語られます。
その後、場面はトレス一行に転換します。
・古都バタジャール
雑多なマップに見えますが、実際は障害物などで、ほぼ一本道の作りです。
最奥ではキキとの戦闘が待っています。
第34章 レヴェリオン攻防戦
・城塞都市レヴェリオン
城内の人物にくまなく話しかけましょう。
今までの様々な誤解が解けていくので、ストーリーとしては一つの山場です。
最後は自分の部屋に戻り、キキと話し、ルーヴェンを探します。
その後、街中で戦いとなります。
家の中を調べようとすると、ダメージを受けて戦闘開始するというパターンもあるので注意しましょう。
即死魔法のアンデッタを使う敵が多いので、即死を防ぐアクセサリを装備すると、事故死が少なくなるでしょう。
後半では連戦が待っており、最後はロタの箒が無言で登場します。
何も口上がないのが、かえってさりげなくて格好いいです。
ロタを撃破したら、今度はルーヴェンに切り替わり、シミュレーションパートです。
ルーヴェンのアドバイス通り、アンラとマンユ以外は攻撃する必要はありません。
しかし、取り巻きをボスから引き離さないと、激しい攻撃に耐えられません。
まずは画面の右下か左下にて、敵をなるべく集めましょう。
そして一人か二人は、敵の取り巻きを誘導する役目を担い、それ以外のメンバーでボスを片方ずつ集中攻撃します。
片方を倒したら、態勢を整えたあとに、もう片方に攻撃を集中させます。
この際、取り巻きが近くにいても、ボス撃破までには押し切れるはずです。
メンバーの装備は、全員エンハンスソード、セイントアーマー、ブレイブリングのバランス装備にしました。
当初は囮役は防御重視、攻撃役は攻撃重視で挑んでいましたが、攻撃役もかなりダメージを受けてしまうため、全員それなりの防御力は必要だと感じました。
第35章 蒼き心象風景
カラスの過去の話が、冒頭で詳しく語られます。
・呪海
「時の流れに逆らえ」というエリアでは、0時を起点として、反時計回りに円(正方形)を描くように移動すると、ボスが現れて階段が出現します。
ボスのフリューテージRは、序盤で出てきたR無しタイプと同じように、背後のメンバーが攻撃しないと、あまりダメージを与えられません。
階段下の洞窟では、ウォーターブーツを入手した後なら進むことができます。
洞窟で壁を崩すことで、地上の地面から有毒ガスが漏れているところが通行可能になります。
左エリアの方でも、少し見にくいですが、地下に行ける階段があります。
ウォーターブーツ入手後に行くと、同じく有毒ガスを消せるようになるので、地上の該当場所が通れるようになります。
その奥ではボス戦の後、障害物を破壊できるバトルアックスを入手できます。
右下の方のエリアの障害物を排除して奥へ進むと、ボス戦です。
ボスの「彼」は、強力な物理攻撃が中心で、非常にタフです。
第36章 忌まわしき過去 溶けた油絵
レヴェリオンから出ようとするとイベントが進行して、エンフェルマへ向かうことになります。
・王都エンフェルマ
城の正門から左方向の船が探索できます。
船で倉庫の鍵を入手した後、船の外の建物で使用します。
外の建物で中和剤を入手します。
その後、王都右のエリアで、有毒ガスを中和して奥へ進みます。
最奥のエリアでイベントを見たあと、レヴェリオンへ戻ります。
・王都エンフェルマ地下
レヴェリオンでのイベントが終わると、またエンフェルマに向かうことになります。
地下では操作キャラがあるベールに変わり、シミュレーションバトルが発生します。
宝箱を回収しようとしなければ、それほど難しくありません。
攻撃力は必要ないので、APや防御力を重視した装備にしておくと有利です。
その後トレスに操作が切り替わります。
第7章に手に入れた研究室の鍵の出番がやっときます。
左の部屋から順に、アルハンブラの葉、天聖薬、アランフェスの種、イーグルフェザー(攻撃力大幅アップの装飾品)、ヴィシュナのカードが手に入ります。
奥に進むとボスのチェが現れます。
イベント後、ハッシュとクラルの正体が判明します。
ひとつの事実は予想通りで、もうひとつの事実は全く予想外でした。
テジフォーネ戦では、正面から攻撃してもダメージは与えられません。
正面以外のメンバーで攻撃しましょう。
第37章 言霊 久方ぶりの再開 蘇る想い
幕間的な独白のみの章です。
第38章 シスターと子羊
・大空洞
操作キャラクターはセイスに変わります。
単純なマップのため、それほど難しくはありません。
ダンジョンを抜けた先では、野犬との戦闘があります。
距離を放しつつ、斬撃中心で戦えば安全です。
リーダー格も、動きのパターンをつかめれば苦戦することはありません。
・レアムの村
イベントのみです。
第39章 希望より寧ろ絶望こそ
・精霊山
氷のエリアでは凍結状態が厄介ですので、敵に触れないように進んでいきましょう。
複数の敵に絡まれると、立て続けに凍らされて連続でダメージを受けてしまう恐れがあります。
ナイフの数に余裕があるのなら、ナイフを中心に戦った方が良いかもしれません。
炎のエリアは、白い床さえ気を付けていけば、それほど難しくありません。
ボスの出す炎は、一定時間逃げれば消滅します。
土のエリアは、一つのマップに4つの謎解きが詰まっています。
女神像は、像を向かい合わせることで炎が点きます。
二つの獣の像は、向かい合わせたあと、中心に金剛石を置けばOKです。
あと、魔法陣から現れるタフな騎士を全員倒します。
最後は、ここの壁を調べるとスイッチが現れて進めるようになります。
ボスは、それほど強くありませんが、どんどん壁が迫ってきて、時間制限があります。
狭くなれば、敵の動く範囲も減るので、後半は突きを使って倒しましょう。
風のエリアは、風で飛ばされそうになるところに、ストッパーとしてタイルを置けば進めます。
どこで止まれば先に進めるかを考えながら運んでいけば、それほど難しくはありません。
ボスはつかず離れずの位置をキープしてきて攻撃しづらいので、角や端の当たりで戦うようにすると、少し楽になります。
ランクAクリアでパステリオン(トレスの武器)が入手できます。
なお、パステリオンはこの後の宝箱からも手に入ります。
第40章 隠れ家の日記
・レアムの村
3か所の建物で村人を助けることになります。
なるべく端の方に陣取り、囲まれないように迎撃しましょう。
・白骨の森
制限時間内にエリア内の敵を全滅させなければいけない難関です。
途中、岩を動かすところは、岩を利用して敵が動きにくくなるようにさせれば少し楽になります。
その次の、白骨に近づくと亡霊が出現するエリアでは、骨に近づかないようにして戦いましょう。
近づかなければ、亡霊は出現しないので落ち着いて戦えます。
第41章 幻燈の少女
何だかんだでこちらの言うことを聞いてくれるマルメラドワがツンデレに見えてきます。
・天空回廊
走馬灯の欠片の入手を狙わなければ、それほど難しくないダンジョンです。
暗闇のエリアはかなり大変だと感じました。
赤いボールに触れると即死なので、こまめなセーブは欠かせません。
自動蘇生アイテムを持っていれば、少しだけ安心です。
その後、長いイベントがあります。
タイトル「ワールドピース&ピース」の回収もあります。
第42章 言霊 昔をふと思い出す
おそらくグレーテルの未来における回想です。
今後のセイスの行動が、これから何年も続いていくことを暗示しています。
第43章 再会
レヴェリオンの西の湿地帯を抜けて、僻地の一本橋を抜け、森の小屋へ向かいます。
シミュレーションバトルでは、敵の魔法攻撃が苛烈なので、魔法防御重視の装備で固めましょう。
キキの回復スキル「セイントカーテン」は便利ですが、キキ本人は回復しない点に注意しましょう。
・異次元空間
まず結晶石を封印することから始めます。
マップは暗くて見にくいですが、よく見ながら進んでいきましょう。
それぞれボスに守られています。
ボスのクラウドオブダークネス(おそらく文字数制限のために半角)は、封印した結晶石に対応した攻撃手段が封じられます。
相手が封じられている攻撃方法を使おうとしたときは1ターン無駄にするので、かなり有利に戦うことができます。
第44章 暖かい抱擁 冷たい接吻
“街”と名も無き廃村を抜けて、港へ向かいます。
・禁断の地
セイスでのアクションパートです。
道から外れると即ゲームオーバーなので、慎重な操作が求められます。
幸い、単純な動きをする敵ばかりなので、接触しないように進路を確保しながら進んでいきましょう。
敵と接触すると弾き飛ばされて、すぐに落ちてしまいます。
それ以外は特に難しいところはありません。
・氷晶の塔
難しい罠もなく、順調にセーブポイントまで進めると思います。
途中の宝箱には有用な装備品も多くあるので、忘れずに回収しておきたいところです。
ブルハリスタ戦は連戦です。
第1形態を倒した後、連戦で巨大な第2形態と戦うことになります。
第45章 カウントダウン
西の湿地帯を抜けて、森の小屋~草原に向かいます。
草原に入ったら、西方向~北に抜けていき、ミストの村近辺に出ます。
ミストの村でリーズの店に立ち寄ると、ちょっとしたイベントが見られます。
同じく、トレスの家でもイベントが発生します。
・断罪と再生の塔
以前クリアしているマップなので、仕掛けなどを解く必要はありません。
ダンジョンスキップを使ってしまっても良いかもしれません。
屋上ではロタの箒との戦いになります。
防御力が高めでHPも高いです。
カタストロフィでMPを0にしてくるので、キキの支援や道具で回復させましょう。
第46章 あなたに会えて本当によかった
・蜃気楼の街
街に散らばる種を集めつつ、果樹園で種を植え、そこから取れるキーアイテムを集めていくのが、当初の目標です。
街の名前からもわかりますが、FF5やFF6をオマージュしたマップもあります。
FF6でセリスが拘束されていた場所からは、モグタンのお守りを見つけることができます(入手は不可)。
有名なバグ技を知っている人はニヤリとする仕込みです。
(オメガが現れそうな場所)
奥のエリアに進むたびに、果樹園とワープポイントを繋げることができるので、戻るのにそれほど手間はかからないはずです。
どんな順番で進んでいっても、最終的には黒い絵本を置くところに収束するはずです。
黒い絵本を開いた状態で外に出ると、先の空間に繋がります。
第47章 言霊 風薫る朝に感謝を込めて
文章のみです。
最終章 手と手を取り合って
シミュレーションバトルが始まります。
囲まれている状態なので、どちらかに戦力を集中させて戦いましょう。
メタルヒットマンは常にガード状態がキープされている(ことが多い?)ので、コノリーの念波でガードを解除してから攻撃しましょう。
タイムロジックとエッグハートの支援が厄介ですが、両者とも他の敵を倒した後でないと、多分ダメージを与えられません。
それらは後回しにして、回りの敵を集中攻撃で1体ずつ確実に倒していきましょう。
キキはセイントカーテンで全員を回復できるように、味方の中心辺りをキープします。
アルベールやハトは遠くから攻撃できるため、少し引いた位置で援護できるようにします。
エッグハートはのリザレクティアの回復力はなかなかのものなので、ある程度攻撃力を持ったメンバーが残っていないと、クリア不能になってしまう可能性があるので注意しましょう。
次のセイスのアクションパートは、ひたすら突きを繰り返すだけです。
ゲージが3本ほど溜まったら攻撃してしまってOKです。
マックスまで溜める必要はありません。
その後、プログレッションバトルでプラチアーダと戦うことになります。
・”城”
ラストダンジョンだけあって、マップが広く、色々な仕掛けがあります。
奥の通路が手前の通路と繋がっているとかそういうことはなく、イメージとしては枝葉状になっているので、まだ探索はしやすいかもしれません。
とりあえず行けるところは全部順番に行き、仕掛けが解放された場所を忘れないようにすることが大事です。
いくつか攻略中、気になった点を記しておきます。
左下エリアの奥ではロープが入手できます。
色々な場所で合計6本手に入りますが、くまなく探索していれば自然と見つかるはずです。
とりあえず3本あれば、先には進めると思います。
スイッチをタイミングよく押して、動く床を止める部屋があります。
通路を作った後、レバーを引くと、水路エリアの水を引かせることができます。
引いた後の水路では、レーヴェの鍵などが手に入ります。
レーヴェの鍵を使って進める先の部屋では、炎の床を操作しつつ、蛇を避ける部屋です。
イマイチ仕組みが良くわからなかったですが、適当に操作しながら、部屋を時計回りに進むイメージでクリアできました。
最後は右下でいくつか操作して、階段の障壁を取っ払います。
そのあとのガルム戦では、通常攻撃が選択不可能なバトルです。
レーヴェの鍵を入手した後は、再び水路を水で満たすように再度レバー操作しましょう。
一度作動させた仕掛けをまた元に戻さないといけない点は見落としやすいと感じました。
別の場所で、水が満ちていないと進めない場所が出てきます。
その後、連戦の最後にボスのリゾーパスと戦うことになります。
ボスを合計3体倒すと、最深部まで進めるようになります。
・ラストフロア
一本道を抜けた先に、最後のセーブポイントがあります。
イベント後、シミュレーションバトルがあります。
上下で挟まれているので、まずは片方に戦力を集中させて倒しましょう。
下の一団は、ハトの初期位置からのプロミネンス連打で一網打尽にできるので、下から倒すのがお勧めです。
その際、イーファで精神力を強化させてから魔法を使えばより効果的です。
上のドラゴン3体は、かなり強力です。
あまり同時に相手にしたくないですが、引き離すことも難しいです。
攻撃力に特化したアルベールのナイフ投げで、チクチク削りつつ、こちらに向かって突出してきたら、全員で囲んで攻撃するのが良いでしょう。
ガード状態をキープされた場合はコノリーでガード解除させてから戦っていきましょう。
ヨルムンガンドは広範囲に強力な魔法を使ってきますが、全員をキキの回復範囲に収めて戦えば怖くありません。
ただしキキ自身は回復しないので、残りHPには注意しましょう。
ヨルムンガンドの片方が倒されると、次のターンにもう片方が「アライズ」で蘇生させてきます(HPは2分の1)。
そのため、同一ターンに両方を倒す必要があるので、倒せるぎりぎりまでHPを削っておきましょう。
あまりにギリギリにすると、ガードでHPを少量回復されるので、300~400くらい残させておくのが良いでしょう。
戦闘後、そのままアクションバトルへ移行します。
クリスタルを4つ破壊すると、ドラゴンにダメージが通るようになります。
クリスタル出す炎は、一定時間逃げ回れば消えますが、逃げ回るのはなかなか難しいです。
炎の色によっては混乱や凍結、ロック状態などの状態異常になるので注意しましょう。
時間制限もありますが、アイテムも豊富に所持しているので、おそらくクリアすることは難しくないと思われます。
その後イベントを挟んで、マゼンタ戦へ移行します。
戦闘前に、キキとハトの支援内容を設定します。
右手と左手と本体に分かれています。
ボス撃破後、ようやくエンディングへ行きます。
エンディングも結構長めです。
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