麻雀で強くなるには 新しいセオリーを考えてみる

麻雀
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リアルで麻雀をずっとやっていると、色々なセオリーを耳にします。
僕は、結構年上の人とやることが多いのですが、聞こえてくる内容は、あまり根拠のない、いわゆる「オカルト」とか「昭和の麻雀」と言われるような内容です。

このページを読んでくれている人は、たぶんネットで情報を集めたり、ネット麻雀もプレイされている人だと思います。
ネット麻雀「天鳳」の強者が書いた本などを読んだり、実際に天鳳の特上卓を打つようになって、初心者のころと、ガラッと意識が変わった常識についてまとめてみようと思います。

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リーチに対しては多くの場合ベタオリが得である

これは昔、「科学する麻雀」を読んでから、かなり強く意識した部分です。
頭の中にこれがベースでありましたが、最近は1シャンテンからでも押せる場合は少しある印象です。
もちろん、どの程度の危険度の牌まで押すのか、状況でかなり変わってくる部分ではあります。
リーチ掛かってからいつもベタオリの人って、あんまり怖くないですもんね。

字牌後付けでも気にしない

何を待っているかバレそうになりますし、避けがちになる鳴き方です。
しかし、今はテンパイ速度重視だなと感じます。
相手も切るときには切りますし、フリテン状態で場に出ても、ポンして単騎で受ければいいだけの話です。

片アガリでも気にしない

これも前項と同じことです。
78を6で鳴けるまでクイタンにいけないというのは、やはり大分スピードが遅くなります。
7や8をトイツに出来るかもしれませんし、23、78が残っていてもガンガン鳴いて、テンパイに近づけましょう。

(2019年6月追記:ただし状況による)

ペンチャン・カンチャンを避けすぎない

中級者に良く見られる傾向で、悪系待ちを嫌ってペンチャンを落としていくことがあります。
しかし、序盤のテンパイが遠い時期ならまだしも、2シャンテン程度になってくると、かえってテンパイ速度が遅くなります。

ペンチャンは曲がりなりにもターツですので、あと1枚引けばメンツになります。
しかし孤立牌は、真ん中といえども、必ずリャンメンになるとは限りませんし、2回有効牌を引かないとメンツになりません。
もし真ん中寄りのカンチャンが残ってしまえば、ペンチャンよりも上がりにくい待ちとなってしまいます。
素直にテンパイ速度重視で行くことが、勝利への近道です。

(2019年6月追記:できれば序盤にペンチャンは整理しておきたいのは事実です)

牌効率は枚数だけの問題ではない

受け入れ枚数を数える牌効率は勉強しやすいですし、答えがはっきりしている分、飛びつきやすい部分ではあります。
しかし実際は、枚数だけでなく打点やテンパイの形、鳴きやすい形になるかなども考慮する必要があります。
通常の受け入れ枚数は、基本として押さえておかなければいけませんが、それがすべてではないことに注意しましょう。

上手い人でも待ちは読めない

古いタイプの人と対局していると、流れた後に「待ちはこれだろ」とか、分かってた風に言う人がいますが、待ちを一点で読める人間はいないですし、読む必要もありません。
スジが通っておらず、切れずにいた牌に当たり牌があるのは当然ですし、当たり牌がわかっても、結局自分があがれなくてはどうしようもありません。

麻雀には「入り目」(ツモってきて入った牌)がある以上、切られたリーチ宣言牌を見ても、待ちを1点で読めることはありません。
確かに、本当に上手い人とやっていると、待ちが全部透けているんじゃないかと錯覚を起こすこともありますが、それだけ危険牌の見積もり判断が正確ということです。

何が言いたいかというと、待ちを読める人はいないので、リーチすればみんなしっかり怖がってくれるということです。
きっちり先制リーチや、先制2フーロ以上を目指しましょう。

下家が染め手でも絞らない

下家が染めていたら、その色の牌を鳴かせるのは下手のような風潮がありますが、全くそんなことはありません。

牌は基本、自分の都合で切るものです。
自分が全然あがれそうもなくて、下家が沈んでいるときは、あえて下家にたくさん鳴かせて、他家を停滞させるというテクニックもあります。
自分で他家を止められないなら、他の人を利用するというのも、戦略の一つといえます。

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