麻雀戦術本「新 科学する麻雀」(著:とつげき東北)紹介・感想

麻雀
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前書き

本書「新 科学する麻雀」は、「科学する麻雀」のリメイクではなく完全なる新作です。
僕は「科学する麻雀」が出た2004年当時、リアルタイムで読んで実践したクチです。
麻雀の強さというものが曖昧に語られていた時代に、統計などを基に様々なセオリーをロジカルに提示してくれたのがこの「科学する麻雀」でした。
この本を読んで、友人の中でもかなり勝てるようになった成功体験が、今まで麻雀を継続して来られた原点だと思います。

さて、本書「新 科学する麻雀」が2021年9月に発売されていたことは全然知りませんでした。
最近視聴している平澤元気氏のYouTube動画「【麻雀本】今年出版された麻雀戦術書を一気にレビュー」の中で本書が紹介されており、興味を持って購入しました。

最近、麻雀の戦術本は購入していなかったため、何か新しいことをインプットしたいと思って購入しました。
本書の紹介や感想などを書いていこうと思います。

本書の概要・感想

本書は、シミュレーターによって様々なテーマの判断基準の境界に迫った本です。
麻雀というゲームの根本に関わる話が多いため、中級者以上が読むと良い内容だと思います。
初心者が基本を学びたいというのであれば、別の戦術書を読むのが良いでしょう。

「1軒リーチ下、メンゼン1シャンテン(または副露手1シャンテン)から攻めるべきか」など、遭遇する頻度が多い割に判断基準が明確になっていないテーマについて、判断が分岐する境界について迫っていきます。
非常に細かく場合分けをしたデータが載っているため、ざっくりとした正解を学びたい人にはあまり向いていないかもしれません。
自分の打ち方が正しいのかどうかを詳しく検証したい人にお薦めしたいと思います。
ちょうど参考書のように使うイメージです。

詳しく解説しているテーマは全部で22個あり、どれも興味深いテーマで勉強になります。
成績に大きく影響する重要度の高いテーマは★★★マークがついています。
★マークの数が多いテーマから読んでいくことで、効率よく学ぶことができるでしょう。

最初から順番に丁寧に読んでいくというよりは、気になった項目をかいつまんで読んでいけば良いと思います。
本書の序文でも、著者が同様のことを書いています。

麻雀の押し引き判断は、様々な条件で変化していきます。
序盤なのか終盤なのか、打点と待ちの形がどうなのか、押す牌の危険度はどうなのか、子なのか親なのかなどによって結論は変わっていきます。
本書では、各テーマそれぞれで判断の境界となる付近のシチュエーションを例示することにより、読者が状況をイメージしやすい工夫がなされています。
判断の分岐点となる辺りの状況を覚えておくことで、他に押せる要素があるなら押し、引く要素があるなら引きと、実戦で応用できるようになっていくと思います。
この感覚を実践で繰り返していくことにより、麻雀的センスを磨いていくことができるでしょう。

後書き

「新 科学する麻雀」の内容や感想について書きました。
本書を読んで、僕は押すべき場面でだいぶ引いてしまっているということがわかりました。
すぐに意識を変えることは難しいかもしれませんが、改善に取り組んでいきたいと思います。
よく遭遇する状況の押し引きを自分なりに表でまとめたので、しばらくそれを見ながら戦っていこうと思っています。

個人的に一番知りたかった判断基準は「他家1軒リーチ時、自分がテンパイの場合、追っかけた方が良い場合(面前・副露時両方)」「他家1軒リーチ時、自分が1シャンテンの場合、どのような手なら押せるのか」「鳴いて打点が下がる場合、どのような場合に鳴くのが良いか」、これらが非常に役に立ちました。

今まで自分なりに考えて判断していた部分が正しいということもあったので、自信につながる発見もありました。
麻雀で強くなっていくには、こういった地道な試行錯誤を繰り返していくことが大事なのだと思います。

新 科学する麻雀(Amazonへのリンク)

 

追記:本記事を書いた後に、紹介動画を見つけました。
記事で書いていることと似たことが既に動画で分かりやすく語られていました。

そのほか、麻雀に関する記事のまとめページです。
麻雀上達・技術・メンタル・天鳳などに関する記事のまとめ  

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