西尾節が味わえるおすすめ漫画 めだかボックス(原作:西尾維新)感想・評価

今更ながら、週間少年ジャンプに連載していた、
「めだかボックス」(原作・西尾維新、作画・暁月あきら、全22巻)
について書いてみようと思います。
*wikiに書いてあるようなことは省略します。


①ストーリー
②登場人物
③見所
④総評


①ストーリー

最初は、一話完結型の学園モノという雰囲気です。
とはいえ、週間少年ジャンプなので、そこかしこにバトル要素はあります。
人気がそれなりに安定してくると、一話完結ではなく、
長めのエピソードに入ったりします。
(バトル重視ではなく、ギャグや人間を中心に丁寧に描いていくと、
以前ジャンプに連載していた「明稜帝 梧桐勢十郎」みたいな感じになるのかなと思います)
一応、努力・友情・勝利をベースにしたバトル漫画ではありますが、

原作者の西尾維新氏は、王道より斜めに行くのが得意なため、
真っ直ぐの王道ではない作品となっています。

物語としては、露骨な引き伸ばしもなく、
やりきった感はあると思います。
登場人物の戦闘力もどんどんインフレしていきますが、
能力バトルの側面もあるため、それほど無理やり感はなかったと思います。


②登場人物

西尾維新作品の登場人物の多分に漏れず、
みんな奇抜な名前の登場人物ばかりです。
当たり前のように掛詞になっていますし、一度聞いたら忘れられない名前、
複雑すぎて覚えられない名前など、多数登場します。
よくもまあ、こんなにも作れるなと思うほど登場します。
僕としては、主人公は3人いたのではないかと思っています。
個性のあるメンバーが多く、読者人気のあるキャラクターは、
見せ所が多いため、個人的には満足です。


③見所

見所は、鬼才・西尾維新による、キャラクターの台詞回しと、
とんちのようなバトルです。
セリフやスキル名などは、掛詞や言葉遊びを駆使した、
くどくてしつこいものが多いです。
これをマイナスと取るかは、ファンかどうかで意見が割れそうです。

バトルは、よく分からなくても、
論理が通っていて、勢いがあれば優勢になるという、
ジョジョの第6部、第7部にも通ずる雰囲気バトルです。

とはいえ、しっかり少年漫画するところはしていましたし、
結局最後に主人公が勝つというのは、読んでいて安心します。

それにしても、インフレ展開を揶揄するような、
スキルを1京個以上もつキャラクターなど、
強すぎて新鮮でした。


バトルだけではない、途中のゲームや謎解きなど、
心理戦が題材となる勝負も多くあり、個人的にはそこが大好きでした。

週間少年ジャンプで、それが受け入れられるかどうかは微妙ですが・・・


④総評


この漫画を一般人にオススメするかと言われれば、
あまりお勧めはしません。
西尾維新の標準的な作品と比べて、アクやクセは抑え気味ですが、
それでもまだ読みにくいと思います。

逆に、西尾維新作品が好きな人、言葉遊びが好きな人、
中二病的な作品が好きな人は、そこそこ楽しめるかもしれません。
全22巻と、物凄く多いわけではないので、
もし興味があれば、手にとってはいかがでしょうか。

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