雀魂で運が悪いと思ったときの検証・リーチ編(雀魂牌譜屋)

麻雀
この記事は約4分で読めます。

はじめに

麻雀をやっていると、ツイてないなぁと思うことはよくあります。
仮に正しい判断が出来ていたとしても、結果的に悪い結果になることなどはしょっちゅうです。
ただ、正しい判断が出来ているのであれば、成績は、長期的には良い方向に収束していくはずです。
そうでないのなら、判断自体が間違っているということも考えねばなりません。

今回は、立直した際に、平均よりどれくらいツイていなかったかどうかを確かめる方法を紹介します。
雀魂牌譜屋を利用するので、雀魂のプレイヤーが対象となる記事です。

「何だかツイてないなぁ」と思ったときに、「あぁやっぱりな」と納得するための助けくらいにはなるかもしれません。

立直判断は正解が分かりやすい

麻雀では、様々な抽選の連続です。
毎巡牌をツモることもそうですし、危険牌を切ることもそうです。
その際、運が悪かったのか、それとも判断が間違っていたのかは、それなりに麻雀をしている人ではないと、断言することは難しいことです。

そんな中、リーチは割と正解・不正解が分かりやすい項目です。
たとえば、先制でリャンメンリーチであるのなら、多くの場合で期待局収支が大きくなります。
リーチをするかしないか判断に迷う場面であっても、リーチをしないことが明確に正解となる場合は少なめです。

もちろん、リーチしていても追いかけられて振り込むことはあります。
自分が和了するのか振り込んでしまうのかは、ちょっとした巡り合わせ次第ですが、結果としては点数がプラスになるかマイナスになるかなので、大きく状況が変わってきます。
どう考えてもリーチするのが正解だと思われる場合でも、追っかけられて一発で振り込む場合も普通にあります。

立直は、損得の期待値が微差であっても、結果は大きく上下するという特徴があるため、判断が正しくても結果が悪い場合に強く印象に残ります。
成績が下振れしている期間の牌譜を確認して、どこが悪かったか見てみると、リーチの結果が悪いということが多いように感じます。

雀魂牌譜屋を利用してリーチ運の悪さの検証

下の画像は、僕が「最近全然ツイてないなぁ」と感じていた期間100戦分のリーチの成績です。
数値にマウスを当てるかタップすると、平均値と自分の値を見ることができます。
「立直放銃B」を見てみると、14.17%と平均よりかなり高い位置にいるということがわかります。
約1400試合全体では8.81%でしたので、明らかにたくさん放銃しています。
(もちろん、プレイヤーの判断がことごとく間違っているという可能性は捨てきれませんが)

「立直放銃A」の場合も同様で、非常に高い放縦率となっています。
自分の全成績約1400試合では11.82%でしたので、こちらも明らかにたくさん放銃しています。

「立直収支」は2093で、何と下位7.43%という結果です。
約1400試合全体では3316なので、こちらもだいぶ収支が低いです。
せっかくリーチをしても、追いかけてきた人に振り込んでいるという、一番イライラする展開が多く起きていたのだと思います。

先制リーチしたときに最も嫌な「追っかけられ率」も非常に高い数値を示しており、先制リーチしていても結構追いかけられていることがよくわかります。

以上のように、何だか運が悪いなと感じた期間中のリーチ成績を検証したところ、通常よりはっきりと悪い結果が出ていたということが判明しました。


この期間の100戦と、全体の1400戦を比較した際に大きな乖離があり、かつ、リーチの際の判断基準を大きく変えているわけではないため、不運にも悪い結果が多く出ていたのではないかと思われます。

リーチ多面率・リーチ良形率がいつもより悪い数値の場合、良い結果が出ていないのはそちらの影響ということもあります。
質の悪いリーチが多くなると、どうしても結果の上下の幅が大きくなる傾向にあるかと思います。
いつもと同じようにリーチを出来ているのか、またそのリーチは無理なリーチではなかったかという検証をすることも大事です。

おわりに

以上、雀魂牌譜屋を利用して、不調時のリーチ成績を検証する手段を紹介しました。
間違っていない(はずの)リーチをした際に良い結果が伴わないと、成績低下に直結しますし、何よりメンタルにダメージを受けます。
メンタルにダメージを受けると、正しい判断をすることが難しくなってしまうということに繋がります。

どんな時でも平常心を保って淡々と打っていくために、どれくらい運が悪かったのかを把握して、メンタルをコントロール方法を持っておいてはどうでしょうか。

そのほか、麻雀に関する記事のまとめページです。 麻雀上達・技術・メンタル・天鳳などに関する記事のまとめ
麻雀

コメント