ですげぇむのお時間デス!(フリー・アドベンチャー)紹介・感想

ゲーム
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僕はデスゲーム系の作品は、媒体を問わず大体好きです。
死と隣り合わせの緊張感、ルールの抜け道を探す面白さ、騙し合いの推理合戦など、デスゲームの魅力はたくさんあります。
漫画やゲーム、ドラマや小説などでも、既にひとつのジャンルとして確立されている感があります。
一時期は乱立した時期もありましたが、面白いストーリーを作りやすいテンプレートがしっかりしているジャンルなのだと思います。

本作「ですげぇむのお時間デス!」は、コンプリートするまでに約1時間半くらいの作品です。
短編ですが、デスゲームの基本を押さえつつ、驚くような展開も仕込まれています。

ダウンロードはこちら

ふりーむ!

ゲーム概要


ゲームとしては、3人の小学5年生が、謎の女子学生に誘拐されて、デスゲームを強制されていくという内容です。
デスゲーム系には欠かせない、様式美すら感じさせる導入で、安心感があります。
登場人物は、みんな可愛らしいグラフィックですが、残酷な描写も多いので、苦手な人は注意が必要です。


ゲーム開始時に、3人のキャラクターのうち、誰を主人公にするか選ぶことになります。
真面目な優等生の水守望、内向的でゲーム好きな日並灯、マイペースでのほほんとした天然の夏川修矢の3人です。
どのキャラクターを選んだかによって、ストーリーやデスゲームの内容がガラッと変わります。

プレイヤーの好みもあるかと思いますが、望⇒灯⇒修矢という順番でプレイしていくのが、もっとも本作を楽しめると思います。
特にこだわりが無い場合は、この順番でのプレイをお勧めします。


ゲームの特性上、即死のゲームオーバーは非常に多いです。
ですが、セーブデータは20個用意されているので、不足することはないでしょう。
難易度はそれほど高くない作品ですが、こまめにセーブするのはとても大事です。

感想(ネタバレ無し)

一人当たり15分~30分もあればクリアできる内容の作品ですので、気軽に楽しむことができます。
3人+オマケ要素を加えても、時間半くらいでコンプリート出来るのではないかなと思います。

デスゲームの基本を踏襲しつつ、可愛らしい男の子キャラ達がメインという独自の味付けがされています。
サクサク進めていくことができるため、一気にプレイすることができます。
難易度は高くはありませんが、わからない問題等もあると思うので、その場合は攻略ページを頼りましょう。

ゲームの攻略については、以下のページに公開されています。
ふゆゆる(『ですげぇむのお時間デス!』攻略ページ)

エンディングは各キャラに2つずつと、最後に解放されるエンディングで、合計7種類があります。
特に繰り返しプレイをする必要は無く、セーブとロードによって、直前の選択肢を選び直せば回収できるものばかりです。


僕は望⇒灯⇒修矢の順にプレイしましたが、結果的にこの順番が最も楽しめただろうなと思います。
デスゲーム作品のベーシックなストーリー、その発展形、そして変化球、ラストに真ルートのようなイメージです。
短編ながら、デスゲームの面白さがギュっと詰まった作品です。
ショタがひどい目に遭う作品を見たい人には、オススメしたい作品です。

感想(ネタバレ有り)

本項にはネタバレが含まれています。
エンディングをすべて見た人以外が読むと、プレイの面白さを損ねる可能性がありますので、ご注意ください。

エンディングは、それぞれ2個ずつと、最終的なルートが1つで合計7つでした。
各主人公での2つのエンディングは、どれも自分が犠牲になるか、友人たちを犠牲にするかの2択となる過酷な選択でした。
奏の復讐が理由の春希としては、主人公たちは当然、友人たちを犠牲にすると予想しているわけですから、自分を犠牲にすると面白くなさそうです。
かといって、友人を犠牲にしても、生き残った主人公には一生もののトラウマを植え付けていくので、なかなか嫌らしいお姉さんです。
とはいえ、春希がこのような凶行に走ったバックボーンはしっかり描写されているので、その辺りは納得いく内容だったと思います。

望はルートは、この作品の入り口としてちょうど良い内容でした。
デスゲーム自体もシンプルなもので、多少間違えても、セーブしていれば問題ない内容でした。
鉄アレイとティッシュで、少し変化球を交えてくるのも面白かったです。
そして2択問題ばかり解かせておき、最後にまた2択を突きつけるという構造です。
「正解」を選ぶのであれば、二人が入った檻が重いというのが正解です。
春希は望に「自分の命と引き換えに、正しい選択ができるのか?」と試しているわけです。

自分の命を犠牲に、二人の檻を重いと答えると、面白くなさそうな顔をするのは当然です。
命を懸けてその選択ができるのなら奏は死ななかっただろうに、と春希は思ったことでしょう。
生きても死んでも、後味の悪いエンディングです。

灯のルートは謎解きメインで、望ルートよりも複雑さは増しました。
しかし、それほど難しい内容ではないので、こちらも即死にさえ注意すれば、問題なくクリアできる難易度でした。
最後に突き付けられる選択も、望ルートと同じような内容でした。
謎解きゲームには答えがありますが、最後の選択には答はありません。
その選択をさせるのが、このルートでの見所と言えるでしょう。


さて、望ルートでは上の画像のように、望に呆れられてしまっていた修矢です。
しかし、修矢ルートではをクリアしたプレイヤーの方々は、タイトル画面で彼がセンターを張っている理由を思い知らされたと思います。
望・灯ルートでは、単なる癒し系的な存在でしたが、修矢ルートでは、深い闇が明らかになりました。
彼は生まれついてのサイコパスという訳ではなく、母親に放置されて、弟を食べざるを得なかったという凄惨な過去があります。
普段は穏やかで可愛いらしいだけに、そのギャップが怖いですが、同時にとても悲しくなりました。

修矢エンドでは、春希ですらドン引きさせることができたため、一矢報いた感はありました。
ギャラリーのキャラクター紹介で、好きな食べ物が「お肉」となっているのには、クリア後だと色々考えさせられます。


最後のルートでは、修矢ルートをベースとして、一応3人とも生還できるエンディングとなり、救いがありました。
しかし春希は、ストーリー開始時点で既に田中を殺しているというのは動かしようがないので、彼女が救われないのは仕方がありません。
日記の彼女の書き込みを読む限り、最初から死ぬことは決めていたようです。

春希が3人に向けて贈る言葉はかなりリアルで、それだけ真剣にアドバイスをしているというのが読み取れます。
奏と同じようないじめられっこの灯に対してのアドバイスは具体的なのは、自らの体験もあるのでしょうか。
優等生の望に対してのアドバイスは少なめで、修矢が抱える問題は手に余るという印象です。

「君は病院に行ったほうがいい」・・・シリアスなシーンですが、この画像だけ抜き取ると、色々な人に使える画像だと思います。

短編のデスゲーム作品ですが、短い時間で、様々な感情がぐるぐると襲ってくる作品です。
横でショタ好きがプレイして、絶望する様子を見ていたくなること間違いなしでしょう。

そのほか、本ブログで紹介しているゲームをまとめた記事はこちらです。
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