2018年2月8日に公開された、フリーのアドベンチャーゲーム、「キミガシネ -多数決デスゲーム-」について、紹介しようと思います。
まだ公開されたのは第1章だけですが、非常に楽しめました。
プレイ時間は、のんびり目にプレイして3時間ほどでしょうか。
あらすじ
公式のゲーム紹介文は、以下のようなシンプルなものでした。
『■ゲーム紹介文
多数決で選ばれた者が死ぬ。
集められた11人の人間が自分の生存をかけて舌戦を繰り広げる トークアクション・レトロホラー。』
以上です。
これだけでは何がなんだかわからないと思いますが、設定はデスゲームによくある王道のものです。
導入部について若干説明すると次のような内容です。
主人公の女子高生・サラは、家に帰ると何者かに誘拐され、一緒に下校していた友人・ジョーと拘束されているところで目を覚まします。
どうにか最初のデスゲームを切り抜けると、そこには同じように誘拐されてきた人たちがおり、建物内の探索をしつつゲームを乗り越えていきます。
ゲーム内容
ゲーム内容としては、マップをコマンドで移動しつつ、ポインタで画面内を調べて謎を解いていく、総当り型のアドベンチャーです。
しかし、随所にミニゲームが挿入されており、プレイヤーを飽きさせません。
難易度としては高くありませんが、ストーリーとも相まって非常に緊張感があります。
感想
「ダンガンロンパ」シリーズ、「逆転裁判」シリーズが好きな人には、是非プレイしてもらいたいなと思いました。
最初の試練などは、映画「SAW」を彷彿とさせる内容だったりして、個人的にはツボでした。
メインの多数決ゲーム部分は、人狼+ダンガンロンパ+逆転裁判といったところです。
プロの漫画家が作成しているだけあり、グラフィックもキレイながら特徴的な配色で、ダンガンロンパのような独自の雰囲気を出しています。
キャラクターも個性的ですが、一人ひとりキャラが立っています。
テキストもしっかりしており、色々な謎・伏線が散りばめられています。
まだ第1章なので、それほど伏線は回収されませんが、非常にワクワクする展開です。
細かい部分を言うと、マップの移動が、少し面倒です。
画面内のドアなどをクリックするだけで移動できたら楽なのになと思います。
マップ移動するには、画面下の「いどう」をクリックしなければならないのですが、その後の選択肢が画面上部に出てくるため、ポインタを上部に移動させるのが少し手間なのです。
かといって「いどう」は、キーボードでは選択できないので、マウス+キーボードか、マウスのみで操作しなければならず、多少ストレスです。
とはいえ、これも重箱の隅をつつくような欠点なので、気にせずプレイを勧めたいです。
途中で課されることになる、「ロシアンルーレット」というゲームは、イイ感じのデスゲームです。
デスゲームの作品は数あれど、プレイヤーが自分で考えて切り抜けるゲームというのは、まだないような気がします。
このように、よく考えれば必勝法があるようなゲームをたくさんやりたいです。
今後の公開が大変楽しみです。
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