マナーバトラー礼(マナー講師蟲毒ADV)紹介・感想

ゲーム
この記事は約2分で読めます。

様々なマナーが蔓延る現代社会を、小学生向けバトルアニメ風に面白おかしく描いた作品「マナーバトラー礼」をプレイしました。
一応、現実のマナー知識を問われる簡単な選択肢は出てきますが、難しいものはありません。
マナークイズそのものより、作品全体の空気感が馬鹿馬鹿しくて笑えるため、気楽な気持ちでプレイできます。

クリア時間は約20分ほどでした。

ダウンロードやブラウザプレイはこちら

ノベルゲームコレクション

ゲーム概要

小学生の「仁義 礼」が、「天下一マナーバトルトーナメント」に出場し、数々の敵と戦っていく物語です。
マナーバトルとは、早押し映像クイズのようなものです。
映像中にマナー違反が見られた場合は、早押しでその箇所を指摘し、理由を説明します。
観客がその理由を聞き、納得した度合に応じるポイントが得られ、そのポイントの合計値を相手と争うことになります。

作品中では、選択肢でマナーについて問われる場合もあります。
間違えた場合はゲームオーバーになる場合もありますが、いつでもセーブ・ロードできるので、ゲーム進行は問題ないでしょう。

感想(軽いネタバレ、好きなシーンのスクショを1枚載せてます)

面白い目の付け所と、作品の雰囲気で笑わせてもらいました。
以前、Twitterで「マナー講師たちを閉じ込めて、マナーバトルデスゲームをやってみたい」みたいなネタを目にしたことがあったので、本作はそれに近い部分があったため面白かったです。
水曜日のダウンタウンあたりで本当にやってもらっても面白いかもしれません。
まさにそれこそが、マナー講師同士の蟲毒と言えるでしょう。

本作は、展開の勢いに負けないよう、やたらグラフィックや演出に力が入っており、それがまたシリアスな笑いにつながっていると感じます。
アニメ風の演出という点にこだわっており、ゲーム終盤の新たい敵の登場や、スタッフロールと一緒にエンディングテーマが流れるなど、芸が細かいと感じます。
怪作「人造昆虫カブトボーグ V×V」を思い出してしまいました。

内容的に、一発ギャグ的なところがあるので、短いプレイ時間の中に内容がギュっとまとまっている作りで正解なのだと思います。

好きなシーンは、シドーが「だが、どんなマナーでも、マナーブックに載っていたら有効だ!」というシーンです。
行き過ぎたマナーに対する風刺も盛り込まれており、面白かったです。
短いプレイ時間ですが盛り上がる内容ですし、プレイ実況をやりやすそうな作品だと感じました。

そのほか、本ブログで紹介しているゲームをまとめた記事はこちらです。
本ブログで紹介しているゲーム系の記事まとめ
ゲーム

コメント