溶鉄のマルフーシャ(2Dシューティング)紹介・感想・攻略メモ

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Steamにて発売中のインディーゲーム「溶鉄のマルフーシャ」の紹介です。
Twitter上で本作の紹介記事を読み、面白そうだと感じたのをきっかけにプレイしました。
ジャンルとしてはローグライト要素を加えた2Dシューティングで、とてもテンポが良く熱中してしまう作品です。

メインモードのクリア時間は1時間弱で、チャレンジモードは続く限りスコアを伸ばしていく内容となっています。
メインモードはエンディングが10種類あります(主にキャラ別エンド)。

購入はこちらから → Steam
(2021年11月時点で790円で販売されています)

公式サイトはこちら → 溶鉄のマルフーシャ公式HP

ゲーム概要(ネタバレ無し)

「溶鉄のマルフーシャ」は、ドット絵で描かれたディストピアを舞台にした防衛シューティングゲームです。
自国の門を守る兵に抜擢された少女マルフーシャは、妹との暮らしを守るために与えられた防衛任務をこなしていきます。

一番左端の門の耐久がゼロになると任務失敗となるので、敵が左端に来ないように迎撃していきましょう。
次のステージになると門の耐久は回復します。

操作方法は移動がキーボードで、攻撃はマウスを使います。
マウスポインタで射撃角度を調整して、クリックで射撃します。
クリックボタン長押しで連射できるので、マウスは押しっぱなしが楽で良いと思います。
弾丸が無くなったら自動でリロードしますが、キーボードで手動リロードすることも可能です。
リロードタイムが長い武器の場合は、敵の攻撃の合間を縫ってリロードすることが重要です。

敵を全て倒すと給与が貰えます。
防衛対象である門のダメージが大きい場合は、修理費用が引かれてしまいます。
門修理以外の項目で控除されているのはストーリー上の演出ですが、引かれる額の大きさでブラックな国家の雰囲気をよく表現しています。
ステージが進むにつれて給与は増えていきますが、控除される名目が増えたりするので、獲得額は一定の幅に抑えられている印象です。

ステージをクリアすると、ランダムで3枚のアイテムカードが提示されます。
貯めたお金を消費していずれかを獲得し、マルフーシャを強化していきます。
ステータスをアップするカードや、メインウェポンを変更するカード、サブウェポンを獲得できるカードなどがあります。

武器には耐久値が設定されており、ステージが進むごとに耐久値が1ずつ減っていきます。
初期装備のハンドガンは耐久値は無限ですが非常に貧弱なので、早い段階で別の武器に変更したいところです。
強い武器が引けるかどうか、引けたとしても次に耐久値がなくなりそうなタイミングで、また有用な武器が引けるかどうか、そのあたりにローグライト的緊張感があります。

獲得出来るカードはアイテムだけでなく、仲間が登場する場合があります。
仲間はそれぞれ違う種類の武器を装備しており、敵に倒されることはありません。
1人しか連れていくことはできませんが、マルフーシャ単独の場合より確実に火力が上がるので、戦闘がとても楽になります。
また、誰が仲間にいる状態でクリアしたかによって、エンディングに影響を与えます。

何ステージかごとに、兵舎で休めるパートが挿入されます。
寝る前に、ステータスを上げられる施設を1か所だけ利用することができます。

本作は、ストーリー要素が少なめで、ステージの節目で多少挿入される程度です。
しかし弊社では仲間に加えた同僚のちょっとしたセリフや、ラジオから流れる国営放送を目にすることができます。
設定の多くは語られませんが、こういった細かな演出により作品世界の中へとプレイヤーを引き込んできます。

メインモードでは、節目の日数ごとに成績の小計が示されます。
この時の成績によりエンディングが変わる場合もあるため、良い成績を取れるように頑張りましょう。

チャレンジモードはマルフーシャだけでなく、他のキャラクターを操作キャラとして使うことが可能となります。
基本はメインと同じように進んでいきますが、日が変わっても門の耐久値が回復しないなど、ローグライト的なサバイバル色が強くなっています。

感想(ネタバレ無し)

メインストーリーのベストエンドは見ることができ、チャレンジモードは100日以上の生存まで到達しました。
プレイし始めるとついつい熱中して、クリアするかゲームオーバーになるまで続けてしまうタイプの作品です。
僕は普段、こういったジャンルのゲームはあまりプレイしません。
しかし本作は高いレベルのアクションを要求されるわけではないので、普段シューティング系をプレイしていない人でも、熱中して楽しめる作品だと思います。

操作自体は複雑ではなく、簡単操作でテンポの良い戦闘を楽しむことができます。
武器に耐久が設定されているので、強い武器を永久に使い続けることはできず、弱い武器でも使わざるを得ない場面があります。
時には強くない武器を使い、プレイヤースキルでカバーしながら凌いでいかなければならないというローグライト的なやりくりは、本作の醍醐味の一つです。

少女が銃を使って戦う作品はよく見かけますが、本作が特徴的なのは、作品中に漂う不幸感だと思います。
ディストピアで正しい情報を与えられず、訳も分からないまま門を守る戦力としてすり減らされていく少女たちを見ていると、何となく悲しい気分になります。
ドット絵で描かれた各キャラは良く動き、その仕草が可愛らしいものが多いです。
各キャラクターは細かくグラフィックが作り込まれているので、繰り返しプレイして各キャラ使いたくなる工夫がなされています。

攻略メモ

エンディング分岐条件などの攻略情報については、攻略wikiを参照すると詳しく載っています。
ここでは自分のプレイ感を中心に、攻略のポイントと感じたことを書いていきます。

・メインモード

グッドエンドを目指すためには、40日目が難関となります。
敵の数が多く、門の耐久がかなり削られる恐れがあります。
このステージに限りませんが、「空爆」「ワイドショット」「クレジットショット」などのサブウェポンは総じて火力が高く、いざというときの切り札となります。
常にサブウェポンに何かを持っているような状態をキープして、危険だと感じたときには積極的に使っていくことが大事です。

また、強い仲間を早めに獲得できれば、グッドエンドへの道へと近づきます。
運良く強力な仲間を引けたときに雇えないということが無いように、常にお金を20以上はキープしておきたいところです。
お勧めの仲間は上級狙撃兵です。

・チャレンジモード

ハイスコアは106日で、とりあえず満足してしまいました。
使用キャラはマルフーシャで、運が良いことに序盤で上級ショットガン兵を仲間にすることができました。
レベル3までの強化も早めにできたため、マルフーシャの武器が貧弱でもかなりの火力で援護してもらえました。
ステータス強化は大事ですが、防御力アップとバリケードを優先的に獲得し、門の耐久を重視した立ち回りで進めて行きました。

メインモードと同じように、切り札となるサブウェポンを持っておきたいということと、強いメインウェポンをキープできるようにすることが重要だと感じました。
強力なメインウェポンじゃないからといって、耐久が2になるくらいまで粘っていると、もしハンドガンに戻ってしまった場合に大変なことになります。
勿体ないかもしれないと感じても、早め早めの更新を心掛けたいところです。

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