Qualia-盲唖の歌姫-(フリーRPG)紹介・感想・攻略メモ

ゲーム
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RPGツクール2000で作成されたフリーゲーム「Qualia-盲唖の歌姫-」についての記事です。
それぞれ独立した4つのシナリオから構成されており、アドベンチャー的な要素が強い短編(4ルート合わせると長編)RPGです。
サイバーな舞台設定や、登場人物のセリフが魅力的な作品です。

クリア時間は合計10時間~12時間です。

ゲーム概要

ゲームとしては、アドベンチャー的な要素が強い短編RPGです。
バトル付きのアドベンチャーという表現の方がしっくりくるかもしれません。

序盤の行動によりシナリオが4つに分岐し、それぞれ3~4時間ほどのプレイ時間を要します。
4つのルートでは、それぞれそのルートでしか登場しない人物も多く、飽きさせない作りになっています。

タイトルの「qualia」(クオリア)から分かるように、哲学的なテーマである、意識のハード・プロブレムを扱っています。
ゲームの雰囲気としては、似たテーマを扱っている「攻殻機動隊」のような近未来をイメージすると分かりやすいと思います。
映画を見ているようなテンポのよいやり取りや雰囲気で、最後まで楽しめます。

主人公は、電脳課の課長である老刑事・リッカーマンです。
老人が主人公の作品は珍しいように思えますが、良い意味でステレオタイプな刑事(デカ)です。
口調が乱暴ですが、含蓄のあるセリフや厳しい言葉の中に隠れている優しさなど、魅力のある人物です。

物語上で「事件」が発生するまでは、バトルはありません。
事件発生からはバトルが多くなり、きちんと戦い抜いていく必要があります。
バトルシステムは少し手が込んでいて、敵と味方でそれぞれ4マスのフィールドが用意されています。

味方の射線に入らないように位置取りして、敵を攻撃していくのが基本です。
また、敵の攻撃のタイミングに合わせてキーを押すことで、ダメージや状態異常を防ぐ操作も求められます。
強敵との戦いでは非常に重要になってくる防御方法なので、緊張感のある戦闘になるでしょう。

感想

すべてのルートとも、とても面白いストーリーでした。
1つのルートに付き、1本の映画、または1冊の小説くらいのボリュームがあるので、作品の雰囲気が合えば楽しいと思います。
Dルートは集大成的な内容と難易度になっています。
進め方としては、ルートA⇒(B・C)⇒Dという順番が、一番楽しめるのではないでしょうか。

ボス戦は手ごわく、緊張感のある戦闘が楽しめました。
ガードを上手く出来ないプレイヤーだと苦労すると思うので、その場合は通常戦闘でのCD稼ぎが必要になると思います。
戦闘自体は特徴的で面白いのですが、メンバーが固定で、攻撃方法もそれほど変化しません。
そのため、戦闘回数が多くなってくると、少々マンネリ化してくるかもしれません。

また、次にどこへ行けばいいのか分からないこともあり、苦労することも多かったです。
多くの場合は、何となく目的地のヒントがあるのですが、ノーヒントの場合もあります。
しらみ潰しに調べていけば、いつかはストーリー進行できるのですが、そこで挫折してしまう人がいるかも、と思います。
ただし、それでクリアを断念してしまうにはあまりにも勿体無いと思います。

 

攻略メモ(ネタバレあり)

自分が詰まってしまった箇所を中心に、攻略メモを書きます。
裏技的なネタバレも載せているので、自分の力でクリアしたい人は、閲覧には注意してください。

Aルート

メインストーリーと言えるシナリオです。
ストーリー進行で詰まるところはあまりないと思います。
鍵を入手したのなら鍵を使える場所に行き、会話の中でどこかへ行けと言われたのならその場所へ行けば、何らかの進展はあります。
あるとすれば、キルスイッチでメガ・コンピューター前のアンドロイドをどかすところ、逃走犯の居場所をメガ・コンピューターで検索するところくらいでしょうか。

戦闘については、そこそこ難しい箇所がありました。
しかしほとんどの場合、お金を稼いで回復アイテムをたくさん買えば何とかなります。
ゲームオーバーからやり直すのが億劫なら、オートリカバーを含めて9個そろえておきましょう。
そこまでしなくても、レスキューパッチEXが9個でもクリアできました。

武器屋で購入して役に立ったのは、スレアのフォトンブラスターです。
1ターンの溜めが必要ですが、威力が高く有用でした。
ボス戦では、スレアがボスと同じ横軸に常に陣取ってフォトンブラスター、リッカーマンが後ろで回復役というパターンで撃破しました。
ボスが動いて戦いにくいと思う人は、スレアを回復役にして、リッカーマンをひたすらライフル攻撃させるという方法でも良いと思います。
ただし時間はかかると思います。
通常戦闘だと、リッカーマンの武器は結局ライフルが使いやすい印象です。

 

Bルート

リックとマルコに焦点を当てつつ、Aルートの黒幕などを掘り下げた展開です。
タイトルの「クオリア」との関連は若干薄いストーリーです。
シナリオへの入り方は、ヒントの通りです。
レオンとの会話の後、船外でマルコと会話しましょう。
Aルートに比べてセンチメンタル度は少ないですが、リックとマルコの格好良さが際立ちます。

シナリオ進行については、少々迷った箇所が2点ありました。
夫婦客と警備のバイト君を探す際、どこにいるか全然分からなくて詰まってしまいました。
Aルートではロックされていた1階の客室が一部屋だけ解除されており、そこにいます。

次に迷ったのは、モックンを撃破した後、「タラップ云々」のアナウンスが流れた後です。
その際は地下のショップがある近辺まで行くと、レオンがいるのでイベントが進行します。

ラスボスはなかなかの強敵ですが、回復アイテムを十分持っていれば問題ないでしょう。

Cルート

Cルートは、レオンの過去を中心に描かれています。
Cルートへの入り方は、Bルートへのヒントよりはっきりとは書いていません。
レオンとの会話の直後、会議室のロックを解除して入ればOKです。
会議室への入り方は、2Fのマップ右上のほうで困っている作業員に話しかけ、その後に遊技場のスロットで遊んでいる作業員に話しかければ、パスカードを入手できます。
このカードによって会議室へ入れるようになります。

狐面のアンドロイドを倒した後は、いったん1階に戻りましょう。
1階ショップ脇の地下への階段がオープンされているので、そちらのエリアを探索し、地下管理コードを入手します。
これで地下3階の管理区域のロックを解除して探索が可能となります。

Dルート

Dルートは、電脳局のメンバーたちを中心に、船客一人ひとりが活躍する集大成的なストーリーとなっています。
使っていなかった伏線も綺麗に使いきり、素晴らしい完成度となっています。

Cルートでのヒントっぽいメッセージを聞く限り、序盤にカジノで1000CD稼ぐと、出口のところでライダーから絡まれます。

1000CD稼ぐので一番楽だったのはスロットです。
ゲーム開始時に、黄色く光ると若干スピードが落ち、目押ししやすくなります。
そして紫色に光った場合は、さらにスピードがゆっくりになるため、一番高いマークを狙える大きなチャンスです。

ほかにも、少しずるいかもしれませんが、簡単に揃える方法があります。
ゲームをウィンドウモードにして、ウィンドウ枠を左クリックで押している間は、ゲームが静止します(ドラッグするとウィンドウを移動できる状態)。
その際、揃えるライン上の少し上に狙いたいマークが来ているタイミングで決定ボタンを押すと、左クリックを離した際に、ライン上に滑ってきます

これくらいのタイミングです。

2番目も同じように繰り返して目押し出来ます。
これくらいのタイミングでもOKで、そこまでシビアではありません。

3個目も揃えて500CDゲットです。
これを2回繰り返せば1000CDです。

ほかのルートでも、お金を稼ぎたいときには有効かもしれません。
(まあ「うさみみハリケーン」などのツールを使えばいいのですが・・・)

Dルートの特徴として、武器は購入できず、シナリオの進行によって自然に手に入ります。
ほかのルートでは無かったミニゲーム的な要素も多く、難易度も少し高めです。

しかしストーリーはそれに見合って面白く、ぜひともクリアして欲しいと思います。
バイクゲームもなかなか難しいですが、最悪、スロットマシーンと同じ技で、じっくり回避することもできます。

 

パスコードについて

パスコードは、各ルートをクリアするごとに入手できます。
4つのルートをクリアすればパスコードが4つ揃い、2階のロックされた部屋に入ることが出来ます。
中はスタッフルームと、サウンドルーム、チートコード適用などの要素があり、クリアしたプレイヤーへのご褒美となっています。
特に本作品のBGMは素晴らしいものが多いため、サウンドルームは嬉しかったです。
パスコードは、A「219」B「732」C「485」D「966」です。

そのほか、本ブログで紹介しているゲームをまとめた記事はこちらです。
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