Chaos Evil Dead(フリー・サバイバルホラー)紹介・感想・攻略メモ

ゲーム
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RPGツクールMV製のサバイバルホラーゲーム「Chaos Evil Dead」に関する記事です。
以前、前作である「Chaos Dead」をプレイして面白い記憶があり、続編が公開されたと知ってプレイしました。

ゲーム内容としては、RPGツクールで作られたバイオハザードと思ってもらえれば分かりやすいです。
ツクールで作られたバイオハザードライクゲームと言えば、古くは「のび太のバイオハザード」という作品があり、かなりの完成度で話題になったものです。

本作もアクション要素こそありますが、それほどシビアではないため、多くの人が楽しめるのではないかと思います。
エンディングは1種類のみで、クリア時間は約5時間でした。
もし興味を持たれた人は、プレイ感が大きく変わらない前作を先にプレイすると良いかもしれません。

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ゲーム概要

前作で、自分の故郷を死のウィルスによって滅ぼされた少女「鬼灯白夜」が、責任者たちに復讐するため動いていくストーリーです。
前作を先に遊んでいるとストーリーがよく分かりますが、本作から遊んでも面白さを損なうほどではないと思います。
具体的には、敵を倒しながら街中や学校・研究所を探索し、先へと進んでいくゲームです。
ゲーム要素としては、敵との交戦や謎解き、鍵探しなどアドベンチャー的な要素などがあります。

戦闘

戦闘は、探索と明確な区切りがあるわけではなく、いつでも戦闘になる恐れがあります。
バイオハザードと同じで、道に敵がいる場合もあれば、物陰から急に飛び出てくる場合もあります。
敵の種類によって移動スピードや攻撃方法は様々ですが、ダメージを受けてHPが0になれば容赦なくゲームオーバーとなります。
主人公の残りHPには細心の注意を払う必要があります。

敵への攻撃手段は、初期装備のナイフのほか、弓やショットガンなどの飛び道具がメインとなります。
飛び道具はいずれも専用の弾丸が必要となるので、無駄撃ちをしないように注意して戦う必要があります。
お金を利用すれば弾丸や回復アイテムを購入することが可能なので、店をフル活用すればこういったゲームが苦手な人でも十分クリアできると思います。

探索

この作品の一番メインと言える部分だと思います。
新しい場所へ到着したら、まずは隅々まで探索して鍵や物資など様々なアイテムを獲得します。
鍵の入手によって、どんどん新しく行ける場所が増えていき、「あ、このアイテムはたぶんあそこで使えそうだ」というように、数珠つなぎに行ける場所が増えていくのが醍醐味です。

何か見落としていたり、難しい謎解きによって詰まることはもちろんありますが、それも含めて本作の味だと言えると思います。

その他の要素

そのほかの要素としては、スキルの存在です。
本作はHPを回復するアイテムは存在しますが、メインの回復手段というと回復スキルです。
主人公はスタミナを消費して、一定量のHPを回復することができます。
スタミナはMPのようなもので、回復アイテムを使うことによって補充できます。

また、敵への攻撃などによって溜まるTPを消費することで、一部の武器の威力を上げる戦闘スキルもあります。
メインの銃器が切れた際や節約したいときは、積極的に使うことで効果を発揮するでしょう。

感想(ネタバレ無し)

ほとんど熱中して、一気にプレイしてしまいました。
ライトなアクション性があり、即死するギミックも存在するため、退屈せずに緊張感が持続して楽しめました。
お金でショップを利用すれば戦闘が楽になるので、こだわりがない人ならガンガンお店を使って進めて行けば良いのではないかと思います。
実際、ショップを利用することで難易度が下がるので、少し難しいと感じたらどんどん使っていくと良いと思います。
一応、クリア後にお金で周回要素が購入できるので、我慢してお金を貯めたプレイヤーが報われる作りになっていると感じました。

探索については、新しく行けるようになった場所をくまなく探せば、特に問題なく進めて行くことができました。
しかし、部屋に配置されている棚やゴミ箱までしっかり調べないと、キーアイテムを見逃してしまう場合があります。
詰まった時に、一度探索したところをまた調べ直すのはかなり手間になってしまうので、最初の探索でしっかりと調べ尽くすことが重要だと感じました。

「このアイテムってどこで使うんだっけ?」と思うことは何度かありましたので、忘れっぽい人は簡単にメモしておくと良いと思います。
マップ画面で、まだ入っていない部屋が色分けされるなどの機能があれば、より嬉しかったと思います。

後半に登場する即死鬼ごっこモードは、単純ながらも緊張感があります。
常時ダッシュをオンにしていると、いきなり鬼に遭遇した際に避け切れず即死してしまうので、そこは少しストレスに感じる部分がありました。
セーブは頻繁にできますし、ちゃんと鬼ごっこがあるというアナウンスはあるので、理不尽とまでは思わなかったです。
ただし、そのポイントを初見で予測することはできないので、死ぬプレイヤーは多いだろうと思います。
一度クリアした後は覚えているので問題ないと思います。

ストーリーについては、復讐者が主人公ということで、冷徹でフェアな部分が良かったです。
異常事態で綺麗ごとを言わず、他人に対して厳しく振舞う主人公はあまりいないので、それを楽しく感じる自分がいました。
主人公がされてきたことを考えれば、このような行動に走っても致し方ないのかなと思います。

主人公が他の登場人物と会話して追い詰めていく様子は見ごたえがあります。
作者様の別の作品(イヴと始める異世界征服など)と同様、キャラクターの心情をカッコ内で描写しながら話すので、やや会話は長くなりがちですが、どのような思考を辿ったかというのは分かりやすいかと思います。
このジャンルの作品にしては会話の尺が長めかもしれませんが、このテキストは本作の持ち味だと思いますし、主人公のSっぷりが僕は好きです。

攻略メモ(ネタバレあり)

本作での攻略のコツや、少し難しいなと思った謎解きについて、攻略メモを書いていこうと思います。

クリア後に知ったのですが、作者様がpixivのページで攻略情報を公開されていました。
一応自力で頑張ってクリアしたので、本項の攻略メモは、上記ページから転載したものではなく独自に書いたということをお伝えさせていただきます。

戦闘関連

・常時ダッシュはオフに
オプションで「常時ダッシュ」をオンにしていると、Shiftキーを押している間は歩くことになります。
そのため、武器で攻撃する操作はShift+Aであるため、走りながら武器を撃つことができなくなります。
常時ダッシュはオフにしておくのが良いと思います。

・障害物を挟んで戦う
戦闘では、机を挟むと一方的に攻撃できる状況はよくあります。
積極的に活用していきましょう。

・後半の鬼ごっこについて
鬼ごっこが発生するポイントは固定されているので、何度もランダムに起きるわけではありません。
新しく鍵が手に入って少し前の階まで戻る時など、その途中で追いかけっこが始まるパターンが多いです。
階をまたぐ移動がある場合は、こまめにセーブしておきましょう。

謎解き等

・最初の病院806号室のパスコード

鏡にDACBと書いてあります。
病院内の各階の廊下の壁に「B 3」などの落書きを基にパスコードを組み立てると7053となります。
その後803号室で解除コードを使うと「改造パーツA」が入手できます。

 

・学校の情報室

電源の付いているPCと消えているPCを1と0に見立てて、5桁の2進数を表現しています。
画像の場合は、36608となります。
(上から、2^0+2^1=3、2^1+2^2=6、左に同じ、0、2^4=8)

・温室
植物をどかすためには、除草剤だけでなく強化剤が必要です。
強化剤は実験室で認証コードを使うことで手に入れられます。

・8号室の絵のパスコード

「1本でもニンジン」の歌の歌詞を引っ張り出す必要があります。
絵を1~5の順に並べ、歌詞の中でそれらが本当はいくつなのかを考えます。
「8頭でもクジラ」「2足でもサンダル」「3艘でもヨット」「6羽でも七面鳥」「5台でもロケット」ということで、82365です。
キーピックが手に入りますので、B3階手術室右上の棚から配合薬剤Bを入手しましょう。

・動力室
動力室でバルブハンドルと固形燃料を使用すると、タイムリミットのイベントが始まります。
B4Fへのエレベーターを一度でも調べていないと動力を動かすことはできません。
二周目以降は特に注意しましょう。
また、起動する前に「混合薬剤」を作成していないと、ボスを倒すことができません。
薬剤配合室で薬剤を手に入れて調合しましょう。

周回要素について

クリア後にはオマケ部屋に移動することができ、各キャラとの会話を楽しむことができます。
またお店ではお金を使って2周目に引き継げるアイテムを購入することも可能です。
このお店で買えるアイテムとモルヒネは引き継げるので、色々買っておくと良いでしょう。
なお、転生して2周目を始めた場合はレベルも引き継がれます。

そのほか、本ブログで紹介しているゲームをまとめた記事はこちらです。
本ブログで紹介しているゲーム系の記事まとめ
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コメント

  1. ソフィア より:

    新作が出たので記事をお待ちしております
    (兵糧攻め+セーブ絞りキツイ……)

    • losspass より:

      情報ありがとうございました。
      新作の「Chaos Evil Dead End」無事クリアすることが出来ました。
      良くも悪くも前作同様の手堅いゲーム内容で楽しめました。
      記事の内容的に、本記事をほぼ同じような内容になってしまうと感じたので、新作の記事公開は見送らせていただきます。
      ご期待に沿えず申し訳ないです。