ヒトミサキ(フリー・推理アドベンチャー)紹介・感想・攻略ヒント

ゲーム
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最近、Twitterのフォロイー(自分がフォローしている人)が面白そうなアドベンチャーゲームをプレイされており、気になっていました。
その作品は「SHADOW」という作品なのですが、まだ最後まで完結していないようなので、完成したらプレイしたいなと思っていました(2020年5月18日時点)。

同じ作者が作られた作品を辿ったところ、本作品「ヒトミサキ」を知り、プレイしてみようと思い立ちました。

その結果、とても面白かったので、今回記事を書いてみようと思いました。
クリア時間は約4時間くらいだったと思います。

「ヒトミサキ」は以下のような人におススメです。
・推理物、ミステリー物が好きな人
・ずっと読むだけでなく、自分でも推理したい人

ゲーム概要

ゲームの流れ

RPGツクール2003で作成された、アドベンチャー形式ゲームです。
基本的には、キャラクター同士の会話を読み進めたり、探索をして進めていく流れです。
ときおり選択肢や「回想構築」という推理パートが出現し、そこで失敗してしまうとバッドエンディングとなる場合があります。
上手く情報を整理しながら、事件の真相を追っていくのが面白い作品です。

あらすじ

「ヒトミサキ」のあらすじを簡単に説明すると、以下のようなものです。

主人公の戸塚タクミ(17歳)は火事で両親を失い、叔母を頼って「一見埼(ヒトミサキ)」という田舎へやって来ます。

人見崎は、タクミが昔住んでいた場所でもあり、かつての友人たちとも再会します。
しかし人見崎では1年前、とある一家が惨殺されるという事件が起きており、未だに解決していないとのことでした。

そんな中、タクミが人見崎に到着したその日のうちに、伯母が殺されてしまいます。
現場には、一年前の事件との関連を匂わせるメッセージが残されており、謎は深まっていきます。
「一年前の続きだ。まだ終わらせない」・・・

回想構築


「ヒトミサキ」では、選択肢による推理の他に、「回想構築」という推理パートがあります。
作中で説明がありますが、それほど難しいものではありません。

誰かの居場所を探したりする際などに、目撃情報から対象の足取りを辿って推理していくシステムです。

まずは街中で聞き込みをして、有力な情報を集めます。
ある程度情報が集まった任意の段階で、メニュー画面より「回想構築」を選択します。

すると、操作画面が対象の人物へと切り替わり、その人がどのような行動をしたのか、実際に操作して再現することになります。
聞き込みが足りず、必要な情報が足りていないと、最後まで構築できないことがあります。

さらに構築中の推理を間違えたりすると、バッドエンドに直行してしまうこともあります。
間違えると終わってしまうかもしれないという緊張感の中、正しく推理することが求められます。

感想(ネタバレ無し)

テンポも良くて冗長なシーンも無く、推理アドベンチャーとして、とても完成されている作品だと思いました。
プレイヤーに対しても親切で、重要な選択肢は、そうでもない選択肢はと、きちんと分けられています。

推理を間違えればバッドエンドになってしまいますが、事前にセーブをして置ければ、取り返しがつかないということはありません。
序盤にフラグを立てていないせいで、最初からやり直さなければいけないということもないです。

難易度としては、並くらいだと思います。
注意していないと見落とす部分もあるかもしれないですが、決して意地悪な難易度ではありません。
むしろプレイヤーに対してフェアであることが意識され、推理可能にしてあるように感じられました。

僕の場合は、選択肢の推理パートよりも、回想構築の方で手間取ってしまった場面が多かったです。
そちらで間違えてしまうと、回想構築を最初からやり直すことになるので、少し手間でした。
手間と言っても数分程度なので、程よい緊張感を保てるペナルティだったと思います。

推理物の作品なので、ネタバレ無し感想では差しさわりの無いことしか言えません。
しかし、ちゃんと考える必要がある難易度なので、クリア後にちょうど良い達成感を得ることができました。
ゴリゴリの上級ミステリファンには物足りないかもしれませんが、初心者~中級者まで、幅広い人が楽しめると思います。

終章の攻略ヒント(ネタバレ有り)

学校での最後の推理パートです。
ボイスレコーダーから、矛盾のある二つの証言を選びます。
全く見当がついていない状態の総当たりでは苦しいので、しっかりと考える必要があります。

ケンジが犯人に迫ることができた理由は、安田刑事から情報を貰えたからです。
つまり安田刑事の証言と、誰かの証言に矛盾があるということになります。
安田刑事の証言が何について占められているかを考えれば、比較検討すべき証言も、自然とわかると思います。

感想(ネタバレ有り)

全編を通して、とても面白かったです。
最初はタクミ自身が犯人なのかなと疑っていましたが、警察もタクミを疑っているようなので、さすがにミスリードだろうとは思っていました。
ですが、そもそも伯母を殺すつもりだったとは思っていなかったので驚きました。

最初のバッドエンドは、ケンジ捜索時の回想構築に失敗し、そこで犯人に殺されてしまったというものでした。
行先は犬飼家だろうと思い込んでいたので、「あれ?」と思い、少し迷ってしまいました。
しかしタクミの回想構築中の発言で、遠くて(犬飼家は遠くないので違う)、ケンジが行ったことのある場所ということだったので、森の奥だということにハッと気づきました。

推理ゲームは、このアハ体験的な快感がたまらないなと思います。
難しすぎても簡単すぎてもダメなので、その点「ヒトミサキ」は、ちょうど自分に合った内容で楽しめました。

終章の推理パートについては、自分でも上手く思いつくことができました(自画自賛)。
犯人を示すような強い証拠となる証言は、やはり指紋関係でしょうし、やたら詳しく語られているので、注目していました。

そうすると、ナナミの証言では部屋に「一度も入ったことがない」人物なのに、安田刑事の証言では「かなり少ない」と言われていたので、わかりにくい表現だけどコレか!と興奮しました。
犯人をその人物と仮定して証言を再検討していくと、ボケ気味のおじいさんの何気ない発言の意味に気づいて、ゾワゾワっとしてしまいました。
ケンジを襲った場所もしっくりきます。

しかし、犯人がその人物だとすると、タクミの伯母が殺されたときの状況と矛盾するので、「あれ?」と思い、少し気持ちが揺れてしまいました。
(その人物はブレーカーを落とせないため)

結果的に正解でしたが、もう一人の犯人をかばうためだったという所までは、さすがに分からず驚きました。
エピローグ的なくだりの際も、「でもあいつにはブレーカーを落とせないよなぁ・・・」とずっと気にかかっていました。
しかし、最後のエンディングで「FAKE END」と出て、「やっぱりまだ犯人がいるのか~!」と嬉しくなりました。

その後、「BEST END」を見ることができましたが、何だかやるせない気持ちになりました。
ハッピーエンドという訳にはいきませんが、前向きになれるような終わり方で良かったです。

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