NSStrategy(フリーSRPG)紹介・感想・攻略メモ

ゲーム
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少し毛色が違うフリーのSRPG「NSStrategy」(エヌエスストラテジーと読む?)をプレイしました。
個性的なキャラクターを仲間にしてストーリーを追っていくSRPGとは違い、シミュレーションゲームの色が強い作品です。
ストーリー重視の作品とはまた違ったプレイ感がありましたので、紹介や感想などを書いていこうと思います。

ダウンロードはこちら(「ふりーむ!」作品ページ)
NSSStrategy

ゲーム概要


主人公は、とある地域に司令として派遣されます。
与えられた任務は「兵士候補となる人材を本部へ送ること」です。

現地でスカウトしたユニットを「クエスト」によって成長させ、本部へ送ることで評価が高まっていきます。
評価が高くなれば、お金やボーナスポイントなどを獲得することができます。
しかし、強いユニットを本部へ送りすぎると、今度はクエストを攻略するための戦力が足りなくなってしまいます。
そのあたりのバランス感覚ややりくりが、この作品の面白さと言えるでしょう。

本部の評価ポイントなどによって、色々なエンディングがあります。

余談ですが、ソニーのPS2ソフト「機甲装兵アーモダイン」というシミュレーションゲームを思い出しました。
その作品も、隊員が最大レベルになると隊を卒業してしまうので、世代が回っていく楽しみがある作品でした。
一般的には微妙な評価の作品ですが、僕は結構好きでした。

コマンド・情報


本作品では、拠点画面で何か行動をとると、「フェイズ」が進行していきます。
フェイズ制限は100までなので、無駄な行動はしないように気を付ける必要があります。
ただ、初回のプレイは勝手がわからないと思うので、ある程度自由にプレイしてしまって構わないと思います。

コマンドには色々な行動があります。
ユニットを募集するのもここから選択しますし、育てたユニットを本部に送るのもここから選択します。
また、新しい地域が解禁されたときに、その地域を「情報収集」することで、新たなクエストを発見することもできます。

パートナー選択


ゲーム開始時に、プレイヤーのパートナーとなるキャラクターを選びます。
秘書のようにナビゲーションをしてくれる役割ですが、クエスト攻略中に得られる有利な効果に関わってくるので、結構大事です。
説明に従って選べば間違いはないと思いますが、好みで選んでしまっても良いと思います。
どのキャラクターも可愛いので、かなり迷いました。

クエスト


攻略するマップを選択します。
基本的に、一度クリアしたクエストは消滅していきますが、一部のクエストは何度でも選択できます。
クエストには、難易度や獲得ゴールドが表示されるので、最初は簡単なものからクリアしていくと良いと思います。
できれば、出撃可能ユニット数は最大まで揃えて出撃したいところです。

施設


施設レベルを上げることで、様々なメリット得ることができます。
例えば、「技術部」のレベルを上げれば、ショップのレベルが上がり、戦力の底上げが可能になります。

また「税務部」は、フェイズ進行に伴って収入が獲得できますし、「兵舎」は、フェイズ進行によってユニットのHPが回復するようにできます。
「HPの回復?」と思ったかもしれませんが、このゲームではクエスト中に受けたダメージは、マップクリア後に自然に満タンに回復するわけではありません。
クエスト中に砦で待機させたり、「キャリアー」というユニットに搭載させることで、HPが回復していきます。
「だったらクエスト中、全員をゆっくり回復させてからクリアすればいいじゃん」と思うかもしれませんが、クエストにかかったターン数により、経過フェイズ数も増えていくので、全員をゆっくり回復させている猶予はあまりありません。

そのほかにも、新たなクエストの出現に繋がる「司令部」「情報部」など、施設はどれも重要なものばかりです。
お金がいくらあっても足らないので、使い道をよく考えることが大事です。

感想

普通のSRPGとは趣が異なる作品で、新鮮でした。
どちらかと言えば、「ギレンの野望」などの戦略シミュレーションゲームのような感覚でした。

「キャリアー」のクラスは、スパロボなどで言う戦艦のような扱いだったので、なおさらそう感じました。

クエストの攻略で、味方の被害をなるべく減らして素早くクリアすることで、フェイズの進行を抑えることができます。
フェイズが進まなければ、色々な行動をすることができるので、良い評価に繋がっていきます。
そのため、時間をかければ楽にクリアできそうなマップであっても、素早くクリアできるような上手い方法を考え出していかなければいけない緊張感がありました。

汎用ユニットたちの会話は一切ありませんが、ユニットはランダム生成されているわけではありません。
そのため、別の周回プレイで同じ名前・クラスのキャラクターに再開したときは、懐かしい気持ちになりました。
セリフがないからこそ、持たせる武器や運用によって個性が出ていき、自分だけのキャラになっていくのは好きです。
ストーリーやキャラクターを重視する人にとっては、ユニットがほとんど駒のような扱いなので、物足りなく感じるかもしれません。
しかしゲーム部分に関してはしっかりしているので、色々なやり込みができそうだと感じます。
周回すればするほどゲームのコツがわかってくると思いますので、一度のプレイですべてを味わい尽くしたいという人には不向きかなと感じます。

育てたキャラクターをクラスチェンジさせて愛着が出てくると、本部には送りにくくなってくるので、そのあたりが悩みどころでした。
ゲームが進行するにつれて、募集してくるキャラクターもレベルが高くなり、上級職になるので、気にせずどんどん本部に送ってしまって良かったのかもしれません。

攻略メモ

あまり攻略というほどのものではりませんが、クリアする際に思ったことを書きます。

魔術師系は、移動前に使える魔法と、移動後に使える魔法を両方持たせておくと便利です。

大体は、ウインドを持たせておけば事足ります。
サンダーは移動前にしか使えないものの、射程が5で高威力なため、なかなか強力です。

そのほか、ショップのレベルが上がると購入できるようになる、直間両用武器は便利でした。
敵からの反撃が痛いゲームなので、間接攻撃したあと、直接攻撃でとどめを刺すというのが定石だと思います。

そのほか、本ブログで紹介しているゲームをまとめた記事はこちらです。
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