僕は結構面倒くさがりなところがあります。
そのため普段使うものも、なるべくメンテナンスフリーなものを好んでいます。
手が掛からないという意味で、2年ほど前に購入したセイコーのスピリットという腕時計は、僕にとって最高の腕時計でした。
電池は光で充電するので、電池交換の必要はありません。
そして時刻調整は電波式なので、狂っていく心配はほとんどありません。
さらにチタン製なので、抗菌性があって錆びにくく、頑丈で軽量です。
シンプルで、必要以上に飾らない見た目は洗練された美しさがあり、個人的にはかなり気に入って使っています。
SEIKO SPIRIT (SBTM217)の使用感レビュー 洗練されたシンプルなチタン製腕時計
とはいえ、長い時間着用していれば、当然ホコリや垢などが溜まり、汚れてきてしまいます。
自動で洗浄する機能まではさすがについていないので、そこだけは自分で掃除しなければいけません。
今回の記事は、「金属ベルトの腕時計の掃除には、使い古した歯ブラシがとても便利」という内容です。
この一文が結論なので、それ以外はすべて蛇足です。
金属ベルトの掃除方法
一番手間がかからないのは、メガネなどを洗浄する超音波洗浄機を使用することです。
洗浄機の中に入れて、何度か洗浄をかければ、細かい汚れなどは大体落ちるでしょう。
ただし、時計の本体部分を超音波洗浄してはいけません。
細かい振動により、機械部分のパーツにズレが生じ、故障の原因になってしまいます。
ベルト部分だけを専用ドライバーなどで取り外し、洗浄機に入れる必要があります。
僕の場合は、そもそも超音波洗浄機は持っていませんし、わざわざベルトを外すのも面倒です。
超音波洗浄機自体は、3000円~5000円ほど出せば購入できるので良いのですが、面倒くさがりの僕が分解してベルトを外すのは、非常に大きなストレスになります。
そんな中、歯ブラシで掃除するのが非常にお手軽だという意見を聞き、早速やってみることにしました。
歯の隙間を磨くためにデザインされている歯ブラシは、金属ベルトの凸凹部分や、くぼんだ部分の汚れを磨くのに最適でした。
洗剤などは使用しなくても、水道の水を流しながらゴシゴシ磨けば、目立つ汚れは大抵取れてしまいます。
本時計は、生活防水程度の機能は付いているので、流水程度では故障の原因にはなりません。
歯ブラシで手入れをする際の注意
歯ブラシで金属ベルトを磨く際の注意点は一つだけです。
新品の歯ブラシを使わないようにする、ということです。
新品の歯ブラシは固いので、金属に細かい傷をつけてしまう可能性があります。
ベルトがチタン製やステンレス製だといっても、新品の固いブラシでゴシゴシ磨いていては、細かい傷がついてしまうことがあります。
使い古して柔らかくなった歯ブラシくらいがちょうどいいので、そういうものが出てきたら、捨てずに取っておくのが良いと思います。
まとめ
腕時計は、長く着用していると、内側に必ず汚れが溜まっていきます。
手間ではありますが、気になったタイミングで掃除をすると良いと思います。
その際に使用するものは、使い古したいらない歯ブラシで十分です。
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