VRヘッドセット「Oculus Quest」を購入して遊んだ感想

VRゲームには以前から興味を持っていました。
今回、少し前の2019年5月に発売された「Oculus Quest」を購入しました。
装着して遊んでみたところ、想像以上に楽しかったので感想を書きます。

製品について

「Oculus Quest」(容量128G)をAmazonにて7万円(2019年7月時点)で購入しました(定価より少し高いです)。
同梱内容としては、顔に取り付けるゴーグル本体、右手と左手のコントローラー、充電用ケーブルとシンプルな内容です。
コントローラー用の単三電池も一緒に入っています。

本機が素晴らしい点は、ワイヤレスかつ、頭の動きと手足の動きが反映されるという点であると思います。

頭の動きだけだと、仮想現実の中に入り込んでいる感はそれほどではありません。
しかし体の動きも反映されることで、想像以上の没頭感を得られることができます。
この感動を口で伝えることは難しく、実際に体験してもらわないとなかなか伝わりません。

本体のセットアップ

本体を充電して、電池をコントローラーにセットすれば起動できます。
ゴーグルの締め付け具合などは、バネが効いたバンドで調整できるため、一度快適なサイズに調整してしまえば、以後は楽に装着できます。

メガネをしている人のために、目とレンズの間にメガネの空間を作るスペーサーが付属しています。
取り付けるのには少し面倒ですが、メガネをしたままプレイしたい人は取り付けると良いでしょう。
僕はメガネをしているので取り付けたのですが、スペーサーでは十分なスペースを確保できず、メガネを押し付けられるような感触になってしまいました。
結局、今はメガネは外してプレイしています。
メガネを外すと少し画面は見にくいですが、細かい文字を読むようなゲームは今のところプレイしていないので、一応楽しめています。
ただし、やはり見えにくいというストレスがあるため、メガネをしている人は少し注意が必要です。
顔に密着するようなあまり出っ張っていないメガネであれば、メガネをしたままでも快適だと思います。

「Oculus Quest」本体のセットアップにはスマホが必要です。
スマホの「Oculus」というアプリをインストールし、本体とのペアリングやwi-fi回線との接続の設定を行います。
初回に設定してしまえば、それ以降はスマホを操作する必要はありません。

プレイスペースの設定

「Oculus Quest」本体のセットアップが完了すると、次はプレイスペースの設定を行います。
これは装着時に毎回行うものです。
VRゲームをプレイする際、多少動いたりするので、現実世界の障害物に接触してしまわないよう、プレイヤーを保護する機能です。

「ガーディアンシステム」というカッコいい名称が付いているこの機能は、安全にプレイするためには大事な機能です。

持っているコントローラーから照射されるレーザーポインタで床をなぞっていき、自分が動いても安全なスペースを円で囲います。
そうするとゲームプレイ中に、その境界線上に近づくと、指定したエリアを囲むようにレーザーの格子のようなものが表示され、警告してくれます。
ちなみにそのエリアから出ると、モニターには外の風景が映し出され、外の様子がわかります。

座ったままでプレイする際も同様の設定を行います。
可能ならば、それなりに余裕を持ったスペースでプレイするとストレスが少ないと思います。

チュートリアル

セッティングが終わると、チュートリアルのアプリである「First Steps」が始まります。
両手のコントローラーを使用しての基本動作を学びます。
このチュートリアルの時点で、新しい感覚に大興奮しました。
両手のコントローラーは、操作するものというよりも、自分自身の手であるという感覚を、このチュートリアルで身に付けます。
ゲーム内の物を掴むとかトリガーを引くなどの動きは、すべてコントローラーを使って行います。

凄いなと思うことは、普段の自分の体での動きと、ゲーム内の動きがほぼ同じであるということです。
ゲームにもよりますが、新しい操作方法を新たな技術として習得するわけではなく、現実の体の使い方そのままで遊べるというのが革新的でした。
まさに仮想現実と呼ぶにふさわしいと思います。

チュートリアルでは、簡易的なガンシューティング、コンピューターとダンスするゲームなどが入っており、こんなことまで出来るのかとかなりワクワクしました。
以下、実際にプレイしたゲームについて感想を書いていきます。

Gun Club VR

VRゲームで一度はやってみたかった銃を使うゲームです。
実際の様々な銃を使って、的や敵、移動してくるゾンビを倒したりします。
自分から大きく移動する必要はなく、ゲームセンターに置いてあるガンシューティングのイメージです。

まず興奮したのは、銃の扱いについてです。
普通のゲームであれば、リロードは自動でやってくれるのですが、本作ではすべてマニュアルで行わなければいけません。
弾切れになったら、自分でマガジンリリースボタンを押して空の弾倉を排出し、腰から新たなマガジンを出して装填し、手動でスライドさせてリロード完了です。
的が相手なら、ゆっくりと弾を込めればいいのですが、接近してくるゾンビや撃ってくる敵相手だと、スムーズにリロードしなければやられてしまいます。
この、銃を自分で操作して扱っている感覚が非常に興奮しました。

ショットガンなんかは弾を込める方法がよくわからなかったので、「ショットガン リロード 方法」などと検索し、ようやくリロードが出来るようになりました。
慣れてくると弾を込める速度もスムーズになっていき、銃の扱いが上手くなっていく感じが非常にワクワクします。
武器はミッションをクリアすることで手に入るお金を使い、色々な銃を購入できますし、カスタマイズもできます。
ハンドガン、リボルバー、ショットガン、アサルトライフル、スナイパーライフル、サブマシンガンなど、好みの銃を愛用していきましょう。
銃ごとの扱いやすさと扱いにくさが自分自身で体験できる、とても楽しいゲームです。

Racket Fury: Table Tennis VR

こちらは卓球のゲームです。
現実の卓球と同じように、違和感なくプレイできました。
練習モードでラリー相手をコンピューターにすれば、必ず打ち返してくれるので、良い運動になります。
実際の卓球と違い、いちいち球を拾いに行く必要がないので、時間もロスしません。
現実の自分よりは、ちょっと上手に返せるよう補正が入るものの、普通の卓球と変わらず楽しめます。
このゲームをやり込むことで、実際の卓球も上手くなるのではと思ってしまうほどです。
オンラインでの対戦モードもありますが、とりあえずは一人で楽しんでいます。

まとめ

VRゲームの感動をここまで書いてみましたが、伝わったでしょうか。
ほとんどのゲームには多少の動きが伴うため、運動不足解消にはかなり良いと思います。
逆に、疲れているときは体力を消耗するので、プレイは控えた方が良いです。

こういった、動きを伴うジャンルのゲームはVRに向いていますが、文字を追ったり、ゆっくり考えたりするゲームはあまり向いていないと思いました。
それも新たなアイデアや工夫によって、VRゲームに昇華されるかもしれません。

本機をゲーム機として見たとき、今までのゲーム機とは違う次元に到達したなと感じました。
全てが優れているという訳ではありませんが、相性の良いジャンルであれば、この興奮には敵わないと思います。

今後、次の段階のゲームが出るとしたら、プレイヤーが自由に移動できるようなゲーム機が必要になってくると思います。
しかしそれには動く床のような装置が必要になってくると思いますし、少し大掛かりになると思います。
現在は、コントローラーのスティックなどによって、ゲーム中は長距離を移動することが出来るのですが、自分の足が動いていないのに滑らかに画面が動くと、かなりのVR酔いが発生します。
スカイリムのVR版を購入して少しプレイしたのですが、非常に気持ち悪くなってしまいました。
指定したポイントへワープする「ワープ移動」という方式であれば酔いは少なくなりますが、リアリティは少し減ります。
酔いがもう少し軽ければ色々なゲームを試したいと思いますが、しばらくは射撃と卓球を楽しもうと思います。

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